川瀬和也さん『ヘーゲル哲学に学ぶ 考え抜く力』刊行!哲学者・古田徹也さんと対談イベント、長門裕介さんとオンラインイベント、著者オンライン連続講義を開催
川瀬和也さん著『ヘーゲル哲学に学ぶ 考え抜く力』が光文社新書より1月19日に刊行されました。これを記念して、1月28日に本屋B&Bにて哲学者・古田徹也さんとの対談イベントが開催されます。
また、1月29日にはJPICにて哲学者・長門裕介さんとのオンラインイベントが開催されます。さらに、2月13日と3月13日には著者によるオンライン連続講義も実施されます。
哲学の基本スキルである「考え抜く力」は、同時に人生100年時代の「社会人基礎力」でもある――十九世紀ドイツのヘーゲル哲学が二十一世紀のビジネスに“効く”理由とは?
本書は、その難解さゆえに敬遠されがちなヘーゲル哲学の神髄を、新進気鋭のヘーゲル研究者が卑近な例や平易な言い回しに還元し、哲学の基礎知識のない読者にもわかるよう軽やかに解き明かしていきます。
といっても、本書に「正解」は書いてありません。安易な結論に飛びつかず、ギリギリまで考え続ける。本書を読み終える頃には、これこそが哲学の基本スキルであり、人生100年時代の「社会人基礎力」でもあることを感じられるはずです。
<川瀬和也(かわせ・かずや)さん プロフィール>
1986年生まれ。宮崎県出身。宮崎公立大学人文学部准教授。
2009年、東京大学文学部思想文化学科哲学専修課程卒業。2014年、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。専門はヘーゲル哲学、行為の哲学。東京大学大学総合教育研究センター特任研究員、徳島大学総合教育センター助教などを経て現職。日本ヘーゲル学会理事。
著書に『全体論と一元論――ヘーゲル哲学体系の核心』(晃洋書房)、『ヘーゲルと現代思想』(同、共著)などがある。2017年、論文「ヘーゲル『大論理学』における絶対的理念と哲学の方法」(『哲学』第六十八号)にて日本哲学会若手研究者奨励賞を受賞。
著者イベントが続々!
◆1月28日、本屋B&Bにて哲学者・古田徹也さんとの対談イベントを開催!
★詳細:https://bookandbeer.com/event/20220128_-philosophy/
◆1月29日、JPICにて哲学者・長門裕介さんとのオンラインイベント決定!
★詳細:https://jpic-online.shop/items/61d5efb347a53450332f500c
◆さらに、著者によるオンライン連続講義も!
2月13日、3月13日、JIPCにて有料講義を開催。
★詳細:https://jpic-online.shop/items/61d6bb6fc15c5a2abc872e41
ヘーゲル哲学に学ぶ考え抜く力 (光文社新書) 川瀬 和也 (著) 本書の目標は、十九世紀ドイツの大哲学者・ヘーゲルの哲学を通じて、読者の皆さんが「考え抜く」ことの重要性を実感し、その経験値を積んでいくことだ。「考え抜く力」は哲学の基本スキルである一方、これからのビジネスに欠かせない実践的スキルでもある。そして、考え抜くために必要なのは「結論が出ない苦しみに辛抱強く耐える」能力だ。本書では「生き方」「学問」「存在」「本質」「認識」「歴史」という六つのテーマに則してヘーゲルがいかにして「考え抜く」ことを成し遂げたかを見る。この思考を通じ、真に新たな価値を創造できる、人生一〇〇年時代の社会人力を身につけることができるはずである(「はじめに」より一部編集)。 |
【関連】
▼川瀬和也×古田徹也「未来を選び取るための哲学の話」『ヘーゲル哲学に学ぶ 考え抜く力』(光文社)『いつもの言葉を哲学する』(朝日新聞出版)W刊行記念 – 本屋 B&B
▼1月29日(土)14:00-15:30 川瀬和也さん・長門裕介さん「哲学とビジネスのつなぎ方」
▼川瀬和也さん連続講座「ヘーゲル哲学の魅力に迫る」<全2回通しチケット>【プレゼント書籍:『ヘーゲル哲学に学ぶ考え抜く力』】
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