「梅田 蔦屋書店」人文コンシェルジュ・三砂慶明さん読書エッセイ『千年の読書』が刊行
「梅田 蔦屋書店」の人文コンシェルジュであり、同店の選書プロジェクト「読書の学校」を企画した三砂慶明さんが読書エッセイ『千年の読書 人生を変える本との出会い』を1月14日、誠文堂新光社より刊行します。
古今東西のおもしろい本250冊超を縦横無尽に紹介!
『千年の読書』は、250冊を超える古今東西の本を縦横無尽に紹介しながら、「なぜ、人生には本が必要なのか」を探求していく読書エッセイです。
三砂慶明さんが日常生活で見たこと・聞いたこと・考えたことに寄り添うように様々な本の一節が引用され、それらがうねるようにつながって、本をめぐる考察が進んでいきます。
そして、その考察から本を通した世界の見方、人生を変える本に出会うためのヒントが浮かび上がってくるような一冊です。
書店の棚は、1段30冊前後でおおよそ7段。そこで、本書では、1章で30冊程度を取り上げ、全7章で構成、書棚1本分の本を紹介しています。7つの章はそれぞれ「本との出会い」「生きづらさ」「働き方」「お金」「食」「幸福」「死」といったテーマをもっています。
本書の構成
まえがき なぜ人生には本が必要なのか
第1章 本への扉 人生を変える本との出会い
第2章 生きづらさへの処方箋 眠れない夜に読む本
第3章 新しい働き方を探す旅
第4章 「お金」から見た世界
第5章 「おいしい」は味なのか 現代の食卓と料理の起源
第6章 幸福の青い鳥 瞑想と脳と自然
第7章 本から死を考える 死の想像力
あとがき 本との出会いは人との出会い
BOOK LIST
著者プロフィール
著者の三砂慶明(みさご・よしあき)さんは、1982年生まれ。兵庫県出身。梅田 蔦屋書店 人文コンシェルジュ。
出版社勤務を経てカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社入社。梅田 蔦屋書店の立ち上げから参加。同店で、多くの出版社とともに選書・フェアを行う「読書の学校」を企画・運営してきたほか、NHK文化センター京都教室にて「人生に効く! 極上のブックガイド」と題した読書講座を行う。「WEB 本が好き。」(光文社)などで読書エッセイの連載ももつ。
千年の読書: 人生を変える本との出会い 三砂 慶明 (著) ◆推薦コメント◆ 本と実人生は、こんなにも近い。ひりひりするような切実と熱に驚かされた。 三砂さんの読書遍歴と思考を辿りながら、みるみると自分の生きるこの瞬間が愛おしくなりました。 ◆内容紹介◆ 私たちが何気なく本屋で手に取る一冊は、実は人類の悠久の歴史と地下水脈のようにつながっています。 本には人の人生を変えるほどの力があります。俳優を目指していた著者の友人は、サン・テグジュペリの『夜間飛行』を読み、パイロットになることを決意しました。 本書は、人気イベント兼冊子「読書の学校」発起人であり、梅田 蔦屋書店で人文コンシェルジュを務める書店員・三砂慶明氏による、とてもパーソナルで、それゆえに普遍的な、本をめぐる考察。 「生きづらさ」「働き方」「お金」「食」「幸福」「死」といったテーマで各章を構成。 |
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◆文筆家・僕のマリさん〈「食」と「記憶」〉を繋げるエッセイ『記憶を食む』が刊行 | 本のページ
◆友近さん初の旅行エッセイ『友近の思い立ったらひとり旅』が刊行 | 本のページ
◆ようこそ、狂気と謎が交錯する孤島ミステリーの世界へ!青戸しのさん×大矢博子さん×佳多山大地さん×千街晶之さん×政宗九さん×三宅香帆さん書評『ミステリーアイランド』が刊行 | 本のページ