たぶん映像化は無理!七尾与史さん『全裸刑事チャーリー』が刊行 ヌーディスト法が施行されて一年、人々の価値観が多様化してついに日本は全裸生活を認めることとなった…
![七尾与史さん著『全裸刑事チャーリー』](http://bookpooh.com/wp-content/uploads/2021/12/20211231_a1.jpg)
七尾与史さん著『全裸刑事チャーリー』
ユーモアミステリの名手・七尾与史さんによる”前代未聞の<がチンコ>ミステリー”『全裸刑事チャーリー』が宝島社より刊行されました。
七尾ワールド炸裂!全国初の全裸刑事が数々の難事件を解決に導く
本書は「5分で読める」シリーズなど、ショートショート集に収録されてきた「全裸刑事チャーリー」シリーズを書籍化したものです。書き下ろし6編を含む全15編を収録。
著者の七尾与史さんは、第8回『このミステリーがすごい!』大賞・隠し玉として、『死亡フラグが立ちました!』で2010年にデビュー。個性的なキャラクターと発想力が支持され、「死亡フラグが立ちました!」シリーズ、「ドS刑事」シリーズなど映像化作品もある人気作家です。
<あらすじ>
ヌーディスト法が施行されて一年がたった。人々の価値観が多様化して、ついに日本は全裸生活を認めることとなった。反対勢力も強く、国会は揉めに揉めたが、ヌーディスト派である時の総理大臣が「全裸は究極のエコだ」と意味不明な理屈でごり押しして、彼は生まれたままの姿で法の施行を高らかに宣言したのである。
それは警視庁も例外ではなく、全国初の全裸刑事が登場した ――。 警部・茶理太郎、通称チャーリー。捜査一課強行犯第5係に属する全裸刑事が、数々の難事件を解決に導く!
【目次】
チャーリーファン必読!書き下ろし6編収録
・全裸刑事チャーリー
・恐怖の全裸車両
・オシャレな股間!? 殺人事件
・真夏の黒い巨塔? 殺人事件
・戦慄!股間認証殺人事件
・衝撃!股間グラビア殺人事件
・家の恥は脱ぎ捨て!? 殺人事件
・股間カフェ
・インソムニア殺人事件
(以下、書き下ろし)
・股間カフェPART2
・チン紋探偵ベンさん
・驚異のM検伝説
・世界一パンツを脱がない男の秘密
・オンライン捜査会議殺人事件
・チン急事態宣言殺人事件
※(たぶん)映像化できないのでぜひ小説でお楽しみください!
著者コメント
全裸刑事という着想は小学生のときなんですが、今まで「なんで誰も書かないのだろう?」と疑問に思っていたので、それならと思い筆を執りました。1作目が掲載されたとき母親から「いいかげんにしなさい」と叱られました。妻はしばらく口を聞いてくれませんでした。
著者プロフィール
著者の七尾与史(ななお・よし)さんは、1969年生まれ。静岡県出身。第8回『このミステリーがすごい!』大賞・隠し玉 として、『死亡フラグが立ちました ! 』(宝島社)で2010年にデビュー。
他の著書に「ドS刑事」シリーズ(幻冬舎)、「山手線探偵」シリーズ(ポプラ社)、「バリ3探偵圏内ちゃん」シリーズ(新潮社)など多数。
全裸刑事チャーリー 七尾 与史 (著) |
◆今村昌弘さん〈「屍人荘の殺人」以前の物語〉『明智恭介の奔走』が刊行 | 本のページ
◆2023年度ホラー小説ベスト20を発表!『このホラーがすごい! 2024年版』が刊行 | 本のページ
◆歌野晶午さん『葉桜の季節に君を想うということ』が100万部突破! | 本のページ
◆「第22回『このミステリーがすごい!』大賞」隠し玉作品『科捜研・久龍小春の鑑定ファイル 小さな数学者と秘密の鍵』が刊行 | 本のページ