【第30回小説すばる新人賞】安壇美緒さん『天龍院亜希子の日記』が受賞 第31回も開催中
第30回小説すばる新人賞の結果が発表され、安壇美緒さんの『天龍院亜希子の日記』が受賞作に決定しました。
小説すばる新人賞について
小説すばる新人賞は、”小説の世界に、常に新しい風を送り込む”文芸誌『小説すばる』が公募する新人文学賞です。集英社が主催。
受賞作は『小説すばる』誌上に発表の上、集英社より単行本として刊行されます。
第30回小説すばる新人賞について
今回、『天龍院亜希子の日記』で第30回小説すばる新人賞を受賞した安壇美緒(あだん・みお)さんは、1986年生まれ、北海道函館市出身。早稲田大学第二文学部を卒業されています。
安壇さんには、正賞として記念品が、副賞として200万円が贈られます。
選考委員は、阿刀田高さん、五木寛之さん、北方謙三さん、宮部みゆきさん、村山由佳さん。
なお、受賞作の概要は、https://www.shueisha.co.jp/shuppan4syo/29nen/outline02.html をご覧ください。
第31回小説すばる新人賞 原稿募集
●対象:エンターテインメント小説。ジャンル不問。
●資格:応募原稿は、未発表作品に限ります。同人誌などにすでに発表したもの、及び「小説すばる新人賞」の発表より前に発表予定があるものについては、選考の対象外とする。
●枚数:400字詰め原稿用紙で200枚以上500枚まで。
ワープロ・パソコン原稿は必ず一枚あたり40字×30行で作成し、A4判のマス目のない紙を横置きに使用し、縦書きで片面印刷してください。
●賞:正賞=記念品 副賞=200万円
●締切:2018年3月31日〈当日消印有効〉
●発表:
一次選考通過作品 『小説すばる』2018年9月号
二次・三次通過作品 『小説すばる』2018年10月号
最終候補作および受賞作 『小説すばる』2018年11月号
賞の贈賞および副賞賞金の振込 2018年11月中旬
●主催:集英社
※詳細は、http://syousetsu-subaru.shueisha.co.jp/award/ をご確認ください。
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