おおたとしまささん『なぜ中学受験するのか?』が発売即重版!
11月18日に光文社より刊行された新書『なぜ中学受験するのか?』(著:おおたとしまささん)が販売即重版となり、12月10日出来となりました。
延々とくり返されてきた中学受験の是非論に、気鋭の教育ジャーナリストがファイナルアンサー!『なぜ中学受験するのか?』について
<内容>
私立中高一貫校の六年間で得られるものは何か、中学受験勉強の約三年間で得られるものは何か……。
著者曰く「そもそも中学受験にメリットもデメリットもない。むしろ中学受験で得られるもののうち、何をメリットと感じ、何をデメリットと感じるかにそのひとの教育観、幸福観、人生観などの価値観が表れる」。ただし「中学受験はやり方次第で良薬にも毒にもなる」とも。
中学受験を良薬にする方法とはこれいかに……。膨大な取材経験を背景に、ときに歴史を遡り、ときに海外にまで視野を広げ、さまざまなジャンルの参考文献に触れながら、中学受験をする意味とそこから得られるものの正体を、壮大なスケールで描き出す。
【目次】
第1章 12歳でやるか15歳でやるか ~中高一貫教育の意味
第2章 シラバスよりハビトゥス ~私学に通う意味
第3章 バットを持つか鉛筆を持つか ~塾で学ぶ意味
第4章 偏差値よりも生きる指針~親子で取り組む意味
著者プロフィール
著者のおおたとしまささんは、1973年10月14日生まれ。東京都出身。麻布中学・高校卒業。東京外国語大学英米語学科中退。上智大学英語学科卒業。教育ジャーナリスト。
1997年、リクルート入社。雑誌編集に携わり2005年に独立後、いい学校とは何か、いい教育とは何かをテーマに教育現場のリアルを描き続けている。新聞・雑誌・Webへのコメント掲載、メディア出演、講演多数。中高の教員免許、小学校での教員経験、心理カウンセラーとしての活動経験もある。
著書は『名門校とは何か?』『ルポ塾歴社会』『ルポ教育虐待』『中学受験「必笑法」』『正解がない時代の親たちへ』など70冊以上。
なぜ中学受験するのか? (光文社新書) おおたとしまさ (著) 本書が示すのは、あくまでも私の中学受験観である。「私の」とは言っても、これまで中学受験の世界をさまざまな角度から覗いてきた経験から形成されたもので、中学受験を、親子にとっての人間的な成長をもたらす機会ととらえている。一部の〝勝ち組〟だけでなく、誰にとっても得られるものがある。いまどきの言葉を使えば、「中学受験を通して非認知能力を伸ばす」という言い回しも可能だ。それを本書では四つの章で順番に説明していく。 |
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