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「いきものがかり」水野良樹さんがコロナ禍でつづったエッセイ集『犬は歌わないけれど』刊行

水野良樹さん著『犬は歌わないけれど』

水野良樹さん著『犬は歌わないけれど』

人気音楽ユニット「いきものがかり」のリーダー・水野良樹さんが、コロナ禍でつづったエッセイ集『犬は歌わないけれど』が、新潮社より刊行されました。

ソングライターとして、父として、そして息子として、コロナ禍の中でどう暮らし、何を考えたのか――。水野良樹さんが毎日新聞で毎月1回、2年間にわたって書き綴ったエッセイを書籍化。

 
印税の明細から愛を知る。コーヒー愛を白状する。
作業を終えた深夜、無人のリビングで犬に撫でられる。
道の果てに立ち、グループを脱退した親友を想う――。

地下スタジオにこもって音楽と向き合う中で心に浮かんだ、大切な記憶と想いを紡いだ一冊です。

★本に収録されているエッセイの試し読みはこちら:URL:https://www.shinchosha.co.jp/book/354341/preview/

 

水野良樹さん コメント

「もうすぐ始めて3年となる新聞連載「そして歌を書きながら」が、タイトルを「犬は歌わないけれど」に変えて、我が愛犬の茶色くて癒されるイメージをまとい(?)出版されることになりました。

地味なソングライターの地味な日常から、誰かに手紙を送るみたいに書いたエッセイです。」

――水野良樹(いきものがかり、HIROBA)

 

西川貴教さんからのメッセージ

「この度は出版、おめでとうございます。水野良樹という素晴らしい作家・アーティストと出会い、同じ時代を生きている……それだけで、大きなご縁を頂いていると思っています。これまで以上に歴史に残る作品を作るぞ!という時には、僕に仕事を振ってください。犬は歌わないけれど、僕はいつでも歌えるよう、準備しておきます。」

 

本書の目次

まえがき

未来はどこにあるの
再会
高校生デビュー
好きを仕事に
かつての受験生から君へ
母と英語と水泳と
未来を食って生きていく
社会人一年生
いつかまた、会いにいく
たった一人の深い悲しみに
親友
桜のような歌を書きたい
祖母の手帳
父が撮りたかったもの
印税の明細から〝愛〟を知る
今日もコーヒーを飲んでいる
ほんとうに短い、時の手紙
犬に撫でられる
誰かが謝る姿
「それでは歌のご準備を」
客席側の物語
下戸の戦い方
勝つことだけに夢中の正義
つながることができないものを
リアリティーはあなたの中に
そして歌を書きながら

あとがき

 

著者プロフィール

水野良樹さん(いきものがかり、HIROBA)

水野良樹さん(いきものがかり、HIROBA)

著者の水野良樹(みずの・よしき)さんは、1982年生まれ。神奈川県出身。1999年にいきものがかりを結成、2006年に「SAKURA」でメジャーデビュー。作詞作曲を担当した代表曲に「ありがとう」「YELL」「じょいふる」「風が吹いている」など。

グループの活動に並行して、ソングライターとして国内外を問わず様々なアーティストに楽曲提供を行うほか、雑誌・新聞・ウェブメディアでの連載執筆など、幅広く活動している。2019年には実験的プロジェクト「HIROBA」を立ち上げ、様々な作品を発表している。

 

犬は歌わないけれど
水野 良樹 (著)

「未来はどこにあるの?」
幼い息子の本質を衝く問いに考え込む。
バンドデビューした高校時代、背中を教えてくれた友人の言葉。
事務所から独立して初めて知る社会の一般常識。
いとおしい愛犬の存在。 そして親友のグループ脱退……。
地下スタジオにこもって音楽と向き合う中で心に浮かんだ、大切な記憶と想いを紡いだ一冊です。

 
【関連】
水野良樹 『犬は歌わないけれど』 | 新潮社

 


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