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40万部突破!岩木一麻さん第15回『このミス』大賞受賞作『がん消滅の罠』の続編が刊行 元がん研究者が描く「最新がん治療×医療ミステリー」

岩木一麻さん著『がん消滅の罠 暗殺腫瘍』(宝島社)

岩木一麻さん著『がん消滅の罠 暗殺腫瘍』(宝島社)

累計40万部を突破した岩木一麻さん著『がん消滅の罠』の続編となる『がん消滅の罠 暗殺腫瘍』が、宝島社より刊行されました。

 

4年半の歳月を経て描かれる、最新がん治療×医療ミステリー! 意図的に発生させられた、がん細胞の謎は解けるのか!?

本書は、第15回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作で、累計40万部を突破し、テレビドラマ化もされた医療ミステリー『がん消滅の罠 完全寛解の謎』の続編です。

 
著者の岩木一麻さんは、元医学研究者であった自身の経験を活かし、科学的に大胆な謎を投げかけ、前代未聞でありながら実現可能なトリックを描く医療ミステリー作家です。

3作目となる今作は、医師・夏目とがん研究者・羽島が、人体で意図的に発生させられたがん細胞の謎に挑みながら、代替医療の闇に迫る内容。またもや異例のラストが待ち受けています。前作を読んでいない方でも楽しめる作品です。

 
<あらすじ>

日本がんセンターの夏目医師と羽島博士は、大手保険会社勤務の森川からまたも奇妙な事例を聞く。住宅ローンのがん団信を利用した保険金詐欺を疑うものだった。

一方、埼玉県内では医師殺人事件が連続しており、夏目のもとに刑事が話を聞きにやって来る。さらには脅迫を受けているという政治家が、「人間を人工的にがんにさせることができるのか」と訪ねてきて……。

人体という密室で起こす、前代未聞の犯罪計画の全貌とは? 背後には代替医療の闇が潜んでいた――。

 

岩木一麻さん コメント

「医学の進歩は人々を病から救いますが、悪用すれば刃に変わります。今回もがんに関する様々な知見を盛り込みながら最新技術の暴走が引き起こす悪夢を描き、医療と我々の在り方を考えました。がんについて考える一助となれば幸いです。」

 

著者プロフィール

著者の岩木一麻(いわき・かずま)さんは、1976年生まれ。埼玉県出身、埼玉県在住。国立がん研究センター、放射線医学総合研究所で研究に従事。現在、医療系出版社編集部に勤務。

第15回『このミステリーがすごい!』大賞受賞、2017年デビュー。

 

『このミステリーがすごい!』大賞について

『このミステリーがすごい!』大賞は、ミステリー&エンターテインメントブックガイド『このミステリーがすごい!』を発行する宝島社が、新時代の新しいミステリー&エンターテインメント作家・作品の発掘・育成を目的に、2002 年に創設した新人文学賞です。大賞賞金は文学賞最高額である1200万円。受賞作はすべて書籍化。

 
第153回直木賞を受賞した東山彰良さんや、累計1000万部突破の『チーム・バチスタの栄光』シリーズの海堂尊さんなどの作家を輩出しています。

受賞作品の多くはベストセラーとなり、『さよならドビュッシー』(中山七里さん/2013年映画化、2016年テレビドラマ化)など、映像化作品も多数世に送り出しています。また、受賞には及ばなかったものの、将来性を感じる作品を「隠し玉」として他の受賞作と同様に書籍化しており、『スマホを落としただけなのに』シリーズ(志駕晃さん/2018年、2020年映画化)などの話題作も生み出しています。

 

がん消滅の罠 暗殺腫瘍
岩木 一麻 (著)

累計40万部突破&『このミステリーがすごい! 』大賞 大賞受賞作『がん消滅の罠 完全寛解の謎』に続く、最新がん治療×医療本格ミステリー。
生じるはずのないがん――人体で意図的に発生させられた、がん細胞の謎!

「代替医療の闇を斬る! 凶器は”がん”。現代医学版”必殺仕事人”の凄腕に惚れた」
――大森望(翻訳家・書評家)

■既刊

がん消滅の罠 完全寛解の謎 (宝島社文庫 「このミス」大賞シリーズ)
岩木 一麻 (著)

日本がんセンター呼吸器内科の医師・夏目は、生命保険会社に勤務する森川から、不正受給の可能性があると指摘を受けた。
夏目から余命半年の宣告を受けた肺腺がん患者が、リビングニーズ特約で生前給付金三千万円を受け取った後も生存しており、
それどころか、その後に病巣が綺麗に消え去っているというのだ。同様の保険支払いが四例立て続けに起きている。
不審に感じた夏目は、変わり者の友人で、同じくがんセンター勤務の羽島とともに、調査を始める。
一方、がんを患った有力者たちから支持を受けていたのは、夏目の恩師・西條が理事長を務める湾岸医療センター病院だった。
その病院は、がんの早期発見・治療を得意とし、もし再発した場合もがんを完全寛解に導くという病院。がんが完全に消失完治するのか?
いったい、がん治療の世界で何が起こっているのだろうか――。

第15回『このミステリーがすごい! 』大賞受賞作。

 


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