「どんでん返し職人」芦沢央さんが“将棋”ミステリ『神の悪手』を刊行 収録短編「弱い者」を全文公開
芦沢央さんが“将棋”ミステリに挑んだ『神の悪手』が新潮社より刊行されました。
なお、収録短編「弱い者」をWebで無料公開中です。また、オリジナル缶バッチがもらえる「感想ツイート募集キャンペーン」も開催中です。
羽生善治さんも推薦!「新・ミステリの女王」「どんでん返し職人」との呼び声も高い著者が、全身全霊をかけて挑むのは、人気沸騰中の“将棋”ミステリ!
『火のないところに煙は』で本屋大賞ノミネート、『汚れた手をそこで拭かない』で直木賞候補となるなど、いま最注目の著者、芦沢央さんの最新刊『神の悪手』が発売されました。限界に挑む人々の運命の瞬間をとらえたミステリ短編集です。
羽生善治九段、推薦!
――「棋は対話なり」を連想させる作品集です。
凪良ゆうさん、悶絶!
――腹が立つほどの傑作。勝負に生きる苛烈さと、その果てにのみ生まれる光に胸が掻き毟られた。
【あらすじ】
負けましたと口にするたびに、少しずつ自分が殺されていく。
26歳までにプロになれなければ退会――苛烈な競争が繰り広げられる棋士の養成機関・奨励会。リーグ戦最終日前夜、岩城啓一の元に対局相手が訪ねてきて……。追い詰められた男が将棋人生を賭けたアリバイ作りに挑む表題作ほか、運命に翻弄されながらも前に進もうとする人々の葛藤を、驚きの着想でミステリに昇華させた傑作短編集。
なお、驚きと感動に打ちのめされる傑作短編「弱い者」が、まるごと立ち読みできます。
★URL:https://www.shinchosha.co.jp/book/350083/
オリジナル缶バッチを全員プレゼント! 『神の悪手』感想ツイートを大募集!
新潮社では、芦沢央さんの新刊『神の悪手』の刊行を記念して、感想ツイート募集キャンペーンを開催中です。
5月21日(金)から6月13日(日)までの期間中、Twitterでハッシュタグ「#神の悪手感想」を付けて感想をつぶやいた方全員に、芦沢央さん書下ろしイラストがかわいい【ようちゃん缶バッチ 神の悪手Ver.】をプレゼントします。
■参加方法
(1)『神の悪手』(芦沢央)公式/新潮社 Twitterアカウント(@hinonaikoushiki)をフォロー。
(2)作品の感想をハッシュタグ#神の悪手感想 と一緒につぶやいて参加完了。
(3) 担当者からDM(ダイレクトメッセージ)が届くので、送付先を連絡してください。
■応募期間:2021年5月21(金)~2021年6月13日(日)23:59
■連絡:応募条件を満たしたツイートした方全員に、オリジナル缶バッチを贈呈します。応募者にはTwitterのアカウントへ公式アカウントよりDM(ダイレクト・メッセージ)を送信します。
※詳細は、https://www.shinchosha.co.jp/book/350083/ をご覧ください。
著者プロフィール
著者の芦沢央(あしざわ・よう)さんは、1984(昭和59)年生まれ。東京都出身。千葉大学文学部卒業。2012(平成24)年、『罪の余白』で第3回野性時代フロンティア文学賞を受賞しデビュー。
2016年『許されようとは思いません』が第38回吉川英治文学新人賞候補に、2018年『火のないところに煙は』が第32回山本周五郎賞候補となり、第7回静岡書店大賞を受賞、さらに、第16回本屋大賞にノミネートされる。2021年『汚れた手をそこで拭かない』が第146回直木賞候補、第42回吉川英治文学新人賞候補となった。
ほかの著書に『悪いものが、来ませんように』『今だけのあの子』『いつかの人質』『貘の耳たぶ』『僕の神さま』などがある。
神の悪手 芦沢 央 (著) たとえ破滅するとしても、この手を選びたい。 26歳までにプロになれなければ退会――苛烈な競争が繰り広げられる棋士の養成機関・奨励会。 リーグ戦最終日前夜、岩城啓一の元に対局相手が訪ねてきて…… 追い詰められた男が 将棋人生を賭けたアリバイ作りに挑む表題作ほか、運命に翻弄されながらも前に進もうとする人々の葛藤を、驚きの着想でミステリに昇華させた傑作短篇集。 |
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