矢部太郎さんが絵本作家の父を描く『ぼくのお父さん』が刊行へ 6月20日「父の日」にあわせ、6月17日発売
芸人・マンガ家の矢部太郎さんが絵本作家の父を描いた『ぼくのお父さん』が、新潮社より6月17日に刊行されます。
絵本作家の「お父さん」と幼い「ぼく」のほのぼの漫画――第22回手塚治虫文化賞短編賞受賞、シリーズ120万部突破した『大家さんと僕』シリーズ以来、初の作品
家にいて、ずっと絵を描いているお父さん。ふつうじゃなくて、ふしぎでちょっと恥ずかしい。
ただの変わり者? それとも――。
お笑い芸人としてだけでなく、舞台やドラマ、映画で俳優としても活躍し、初めて描いた漫画『大家さんと僕』で第22回手塚治虫文化賞短編賞を受賞した矢部太郎さん。
実の父である絵本作家・やべみつのりさんと、自身の幼少期のエピソードを描いた漫画『ぼくのお父さん』が発売されます。40ページ超の描きおろし、全編オールカラーの豪華版です。
40年前の東京・東村山を舞台に、つくし採取、自転車の二人乗り、屋根から眺めた花火、普遍的でノスタルジックな心温まるストーリー。
子どもを見守りながら、同じ目線で共に遊ぶ。常識にとらわれず、のびのびと子どもと向き合い、ときに親自身も成長していくエピソードはいまの子育て世代にこそ届けたい家族のすがたです。
矢部太郎さんの父、やべみつのりさんとは?
今作のモデルとなった矢部太郎さんのお父さんは、絵本・紙芝居作家のやべみつのりさん。
発表した絵本作品に『かばさん』『ふたごのまるまるちゃん』『あかいろくんとびだす』『色セロハンあそび ぼくはうみ わたしはひかり』などがあります。
小柄でやさしそうな笑顔が矢部さんにそっくりです。
著者・矢部太郎さんコメント
子供の頃、いつも一緒に遊び、絵を描いていた父が「みんなのお父さんとは違うなあ」とふしぎで、はずかしいこと、わからないことがたくさんありました。漫画に描くうちに……余計にわからなくなりました(笑)。父に読んでもらったら、「こんな理想の父親みたいに描かないでよ~」と言われて、どこをどう読むとそうなるのか、やっぱりわかりません(笑)。そんな『ぼくのお父さん』、みなさんも何か忘れていたことを思い出してもらえたりしたら嬉しいです。あと、ちょっと笑ってもらえたらさらに嬉しいです。
著者プロフィール
著者の矢部太郎(やべ・たろう)さんは、1977年生まれ。芸人・マンガ家。
1997年に「カラテカ」を結成。芸人としてだけでなく、舞台やドラマ、映画で俳優としても活躍している。初めて描いた漫画『大家さんと僕』で第22回手塚治虫文化賞短編賞を受賞。
ぼくのお父さん 矢部 太郎 (著) 絵本作家の「お父さん」は、ふつうじゃなくて、ふしぎで少し恥ずかしい。『大家さんと僕』の著者が実の父を描く、ほのぼの家族漫画。 |
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