きっと見つかる、大切なもの。――「実業之日本社文庫GROW」が誕生! 第1弾は沖田円さん、いぬじゅんさん、谷山走太さん
創業123年の総合出版社・実業之日本社は、2021年4月8日に実業之日本社文庫の新たなシリーズとして「実業之日本社文庫GROW」を創刊しました。
「実業之日本社文庫GROW」とは
「実業之日本社文庫GROW」は、ライト文芸ジャンルの小説を提供する文庫です。
キャッチコピーは、「きっと見つかる、大切なもの。」。10代後半~20代の男女を主な読者ターゲットとし、ピュアな心で自分らしい生き方や居場所を求め、「自分探し」を続ける若者たちへ、希望や共感を分かち合える小説を贈ります。
“GROW(グロウ=成長)”というネーミングには、この1冊を読むことが、その人の「心の成長」へと繋がりますように、という願いが込められています。「気づき、心の変化、心の成長」を提供していきます。
<執筆作家陣について>
「実業之日本社文庫GROW」では、ヒット作家たちが紡ぐ、新しい時代の物語を目指します。
『いつか、眠りにつく日』のいぬじゅんさん、
『僕は何度でも、きみに初めての恋をする。』の沖田円さん、
『嫁の遺言』の加藤元さん、
『君が涙を忘れる日まで。』の菊川あすかさん、
『記憶喪失の君と、君だけを忘れてしまった僕。』の小鳥居ほたるさん、
『交換ウソ日記』の櫻いいよさん、
『天国までの49日間』の櫻井千姫さん、
『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の汐見夏衛さん、
『十の輪をくぐる』の辻堂ゆめさん、
令和小説大賞にて『負けるための甲子園』で選考委員特別賞受賞の谷山走太さん
…ほか、若者の心を掴んで離さない、人気の執筆陣が参加予定です。
スタートアップ第一弾は3作品 2021年4月8日(木)発売!
◆『雲雀坂(ひばりざか)の魔法使い』 著:沖田円(おきた・えん)さん/カバーイラスト:しまざきジョゼさん
人生で大切な全てがここに。心に沁みる、涙と希望の物語!
<あらすじ>
ある町の片隅に、少女のような風貌の魔法使い・翠(すい)が営む『雲雀坂魔法店』がある。その店を訪れるのは、人知れぬ悲しみや孤独、後悔を抱えた人々。幼馴染との関係に苦しむ女子中学生、余命わずかの画家、物語が書けない小説家……。翠は、彼女らの心の奥底に眠る「真実」を感じ取り、希望へと繋ごうとするが――。読むたびに涙あふれる珠玉のストーリー。
≪著者プロフィール≫
愛知県安城市出身。2012年『一瞬の永遠をキミと』でデビュー。
2015年末に刊行した『僕は何度でも、きみに初めての恋をする。』は累計24万部を突破しコミカライズされた。2018年には、『千年桜の奇跡を、きみに ~神様の棲む咲久良町~』(原題『咲久良町シンフォニー』)がポプラ社ピュアフル小説大賞で金賞受賞。その他、『春となりを待つきみへ』『神様の願いごと』『猫に嫁入り ~黄泉路横丁の縁結び~』などヒット作多数。その切なくも心温まる作品世界には熱狂的ファンが多い。
◆『今、きみの瞳に映るのは。』 著:いぬじゅんさん/カバーイラスト:hikoさん
瞳(レンズ)から始まる想定外の物語。世界が震撼のラストは圧巻!
<あらすじ>
一ノ瀬美姫(いちのせみき)は、その派手な名前に反して地味な高校生。ところが地元テレビ局の番組で突然、美姫は主役に抜擢されてしまう。それは高校を舞台にした超絶リアリティーショーで、関係者全員がコンタクトカメラという小型機械を瞳に入れ、視聴覚の全てを記録するという実験的な企画だった。だが、その裏には信じられないような本当(リアル)が隠れていて……!?
≪著者プロフィール≫
奈良県出身、静岡県浜松市在住。2014年『いつか、眠りにつく日』で第8回日本ケータイ小説大賞を受賞し作家デビュー。同作はシリーズ累計20万部を超えるベストセラーに。
2019年『この冬、いなくなる君へ』で第8回静岡書店大賞「映像化したい文庫部門」大賞を受賞。他に『夢の終わりで、君に会いたい。』『今夜、きみの声が聴こえる』『奈良まちはじまり朝ごはん』『無人駅で君を待っている』など人気作品多数。持ち味の“どんでん返し×泣けるヒューマンファンタジー”には根強いファンを持つ。
◆『負けるための甲子園』 著:谷山走太(たにやま・そうた)さん/カバーイラスト:中村至宏さん
目的は甲子園で負けること!?その裏に潜む驚愕の真実とは……
<あらすじ>
甲子園の決勝戦。野球部のエースでピッチャーの筧啓人(かけいひろと)は失投からホームランを打たれ負けてしまう。だが、その見返りに彼は1,000万円を手に入れていた!不可解な失投を問いただしたキャッチャーの矢久原純平(やくはらじゅんぺい)は、啓人に怪しげな店へ連れて行かれる。啓人の目的は、とある「人間」を買いに来ることだった……!?
第1回令和小説大賞で選考委員特別賞受賞の超感動作!
≪著者プロフィール≫
千葉県出身。東洋大学経営学部経営学科卒業。第12回小学館ライトノベル大賞の優秀賞受賞作『ピンポンラバー』にて作家デビュー。
本作『負けるための甲子園』は第1回令和小説大賞にて選考委員特別賞を受賞。
【2021年6月発売ラインナップ予定】
◎櫻井千姫さん著『16歳の遺書』
◎櫻いいよさん著『ただいま、てのひらの砂の家』
◎辻堂ゆめさん著『初恋部 恋はできぬが謎を解く』
※タイトルは変更の可能性があります。
雲雀坂の魔法使い (実業之日本社文庫) 沖田 円 (著) 最高に切なく温かい奇跡! 人生で大切な全てがここに。 |
今、きみの瞳に映るのは。 (実業之日本社文庫) いぬじゅん (著) 恋も愛も、こんなに醜い。驚愕の青春サスペンス!! 瞳(レンズ)から始まる想定外の物語。 |
負けるための甲子園 (実業之日本社文庫) 谷山 走太 (著) 愛と涙の青春の果てに―― 第1回令和小説大賞選考委員特別賞受賞!! |
◆〔スターツ出版文庫 7月〕いぬじゅんさん『今夜、きみの声が聴こえる ~あの夏を忘れない~』など4冊刊行 | 本のページ
◆【第一回ステキブンゲイ大賞】優秀賞に一ノ瀬縫さん『正直な空白』と森 春子さん『四度目のうぶごえ』、読者賞に作道雄さん『生きて欲しいに決まってる』 | 本のページ
◆いぬじゅんさん×地元劇団『君と見つけたあの日のif』刊行 | 本のページ
◆「第一回ステキブンゲイ大賞」が一次選考通過作品を発表 | 本のページ