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【訃報】作家・半藤一利さんが死去 『日本のいちばん長い日』など

ノンフィクション作家の半藤一利(はんどう・かずとし)さんが1月12日、東京都世田谷区の自宅で老衰のため死去しました。90歳。東京都出身。

 
半藤一利さんは、1930年生まれ。東京大学文学部卒業。大学卒業後、文藝春秋に入社。『週刊文春』『文藝春秋』編集長、専務取締役などを経て、1994年より著述業に専念。

1965年に刊行された『日本のいちばん長い日』は2度、映画化。妻の末利子さんが夏目漱石の孫という縁もあり、漱石関連の書籍も多く、1993年には『漱石先生ぞな、もし』で新田次郎文学賞を受賞。1999年『ノモンハンの夏』で山本七平賞、2006年『昭和史 1926-1945』『昭和史 戦後篇 1945-1989』で毎日出版文化賞特別賞、2015年に菊池寛賞を受賞。

著書に『あの戦争と日本人』『幕末史』『聖断―昭和天皇と鈴木貫太郎―』『山本五十六』『ソ連が満洲に侵攻した夏』『清張さんと司馬さん』『隅田川の向う側』『世界史のなかの昭和史』『歴史と戦争』『歴史と人生』『いま戦争と平和を語る』『「東京裁判」を読む』『語り継ぐこの国のかたち』、宮崎駿さんとの共著『半藤一利と宮崎駿の腰ぬけ愛国談義』、出口治明さんとの共著『明治維新とは何だったのか―世界史から考える』など多数。

 

日本のいちばん長い日(決定版) 運命の八月十五日
半藤 一利 (著)

昭和二十年八月六日、広島に原爆投下、そして、ソ連軍の満州侵略と、最早日本の命運は尽きた…。しかるに日本政府は、徹底抗戦を叫ぶ陸軍に引きずられ、先に出されたポツダム宣言に対し判断を決められない。八月十五日をめぐる二十四時間を、綿密な取材と証言を基に再現する、史上最も長い一日を活写したノンフィクション。

ノモンハンの夏 (文春文庫)
半藤 一利 (著)

エリートが招いた悲劇!
参謀本部作戦課、そして関東軍作戦課の罪と罰は誰が背負ったのか?
このエリート集団が己を見失ったとき、満蒙国境での悲劇が始まった。司馬遼太郎氏が最後に取り組もうとして果せなかったテーマを、共に取材した著者が、モスクワのスターリン、ベルリンのヒトラーの野望、中国の動静を交えて雄壮に描き、混迷の時代に警鐘を鳴らした傑作。
山本七平賞受賞作。

語り継ぐこの国のかたち
半藤一利 (著)

「この国は、どうなっていくのでしょう。
ぼくは、半藤さんが大スキなので、心配がとてもよく判ります。」
――宮崎 駿氏、推薦!

無謀な戦争へと至るあやまちの系譜。
激動の時代をひたむきに生き抜いた人々のすがた。

困難な時代に私たちが立ち帰るべき「原点」とは?

大ベストセラー『昭和史』『幕末史』『歴史と戦争』の碩学がやさしく語りかける、歴史に残された未来への手がかり。

 


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