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宮崎駿監督『風の谷のナウシカ』原作コミックスが累計1700万部突破!

アニメージュコミックス ワイド判『風の谷のナウシカ』全7巻(作:宮崎駿さん/発売:徳間書店)

アニメージュコミックス ワイド判『風の谷のナウシカ』全7巻(作:宮崎駿さん/発売:徳間書店)

アニメーション映画の原作でもある宮崎駿さんの漫画『風の谷のナウシカ』全7巻(アニメージュコミックス/徳間書店)の発行部数が、累計1700万部を突破しました。

 

「マスクを手離せない」今だからこそ読みたい、ナウシカの物語

『風の谷のナウシカ』のコミックス第1巻が発売されたのは1983年7月(※)。以来、37年にわたり読み継がれてきた宮崎駿さんの不朽の名作です。
※最初は、『アニメージュ増刊「風の谷のナウシカ」総集編(1)』として1982年8月25日発売され、その後、現在のB5判カバー付き「アニメージュコミックス ワイド判」として発売。

 
実は、『風の谷のナウシカ』の映画版のストーリーはコミックス第2巻の途中まで。「ナウシカ」の物語には、その後に壮大な続きがあるのです。

 
2019年12月には、尾上菊之助さんが映画では描かれなかった原作全7巻のすべてを、新作歌舞伎として完全舞台化。主人公ナウシカに尾上菊之助さん、トルメキアの皇女クシャナに中村七之助さんはじめ、魅力ある役者たちが演じる昼夜7時間に及ぶ舞台は、チケットが即日完売、大きな話題となり、改めて原作漫画の存在が大きく取り上げられることとなりました。

 
また、2020年はコロナ禍で新作映画の公開延期が続く状況下、6月26日より「一生に一度は、映画館でジブリを。」とリバイバル上映されたスタジオジブリの長編映画4作品の中に『風の谷のナウシカ』も。懐かしく見た世代から、今回初めて劇場で映画「ナウシカ」を見たという20代、30代の若い人たちにも、「この時代に読みたい」漫画と、幅広く認知が広がりました。

 
巨大産業文明滅亡後1000年、人類はわずかに残された居住可能な土地に点在していた。
「風の谷」の族長の娘ナウシカは、世界を再生すべく様々な試練に立ち向かい、ついには世界の真実へとたどりついていく。一コマ一コマ緻密に描き込まれた絵と人類の生存を巡る普遍的なテーマ。

宮崎駿さんが12年余にわたり描き続けた本作は、世代を超えてこれまでも、今も、そしてこれからも読み継がれる傑作漫画です。

 
【「風の谷のナウシカ」 作品データ】

漫画連載は月刊『アニメージュ』(徳間書店)にて
◎連載開始:『アニメージュ』1982年2月号(1/9発売)
◎連載完結:『アニメージュ』1994年3月号(2/10発売)
※途中、映画制作などにより休載あり
アニメーション映画『風の谷のナウシカ』:1984年3月11日公開

 

著者プロフィール

著者の宮崎駿(みやざき・はやお)さんは、1941年1月5日、東京都生まれ。アニメーション映画監督。

1963年、学習院大学政治経済学部卒業後、東映動画(現・東映アニメーション)入社。『太陽の王子 ホルスの大冒険』(1968)の場面設計・原画等を手掛け、その後Aプロダクションに移籍、『パンダコパンダ』(1972)の原案・脚本・画面設定・原画を担当。1973年に高畑勲さんらとズイヨー映像へ。日本アニメーション、テレコムを経て、1985年にスタジオジブリの設立に参加。その間『アルプスの少女ハイジ』(1974)の場面設定・画面構成、『未来少年コナン』(1978)の演出などを手掛け、『ルパン三世 カリオストロの城』(1979)では劇場作品を初監督。雑誌『アニメージュ』に連載した自作漫画をもとに、1984年には『風の谷のナウシカ』を発表、自ら原作・脚本・監督を担当した。

スタジオジブリで監督として『天空の城ラピュタ』(1986)、『となりのトトロ』(1988)、『魔女の宅急便』(1989)、『紅の豚』(1992)、『もののけ姫』(1997)、『千と千尋の神隠し』(2001)、『ハウルの動く城』(2004)、『崖の上のポニョ』(2008)、『風立ちぬ』(2013)といった多くの劇場用映画を発表している。現在『君たちはどう生きるか』を制作中。

『千と千尋の神隠し』は第52回ベルリン国際映画祭 金熊賞、第75回アカデミー賞 長編アニメーション映画部門賞などを受賞、『ハウルの動く城』は第61回ベネチア国際映画祭でオゼッラ賞を、続く第62回同映画祭では、優れた作品を生み出し続けている監督として栄誉金獅子賞を受賞。

著書に『シュナの旅』『何が映画か』(黒澤明さんとの対談集)、『出発点』、『虫眼とアニ眼』(養老孟司さんとの対談集)(以上、徳間書店)、『折り返し点』『トトロの住む家 増補改訂版』『本へのとびら』(以上、岩波書店)、『半藤一利と宮崎駿の腰ぬけ愛国談義』(文春ジブリ文庫)などがある。

 

風の谷のナウシカ 1 (アニメージュコミックスワイド判)
宮崎 駿 (著)

「火の七日間」と呼ばれる戦争によって巨大産業文明が崩壊してから千年。
荒れ果てた大地には「腐海」と呼ばれる有毒の瘴気を発する菌類の森が広がり、衰退した人間の生存を脅かしていた。
酸の海のほとりに、海から吹く風によって腐海の毒から守られた「風の谷」という辺境の王国があった。
そこでは、王女のナウシカを中心に人々は自然を尊び平和に暮らしていたが、大国トルメキア軍の侵略に遭い…。

風の谷のナウシカ 2 (アニメージュコミックスワイド判)
宮崎 駿 (著)

ぺジテ市のアスベルとともに、腐海から脱出したナウシカ。
その頃トルメキア戦役が勃発し、ナウシカは古い盟約によってトルメキア第三皇女クシャナ軍に従軍する…。

映画で語られなかった、その後のナウシカの物語がここから始まる!

風の谷のナウシカ 3 (アニメージュコミックスワイド判)
宮崎 駿 (著)

マニ族の僧正に、失われた大地との絆を結ぶ「青き衣の伝説」の実現だと予言されたナウシカは、再び戦役に参戦。
一方、王蟲の大群は南へと向かう。大海嘯を予感したナウシカはそれを追うのだが…。

風の谷のナウシカ 4 (アニメージュコミックスワイド判)
宮崎 駿 (著)

大海嘯を確信したナウシカは、その原因を見定めるため旅に出た南の地で、チククや土鬼(ドルク)の僧チヤルカに出会う。
一方戦況は、蟲の大群に遭遇し、もはや両軍は撤退あるのみに…。

風の谷のナウシカ 5 (アニメージュコミックスワイド判)
宮崎 駿 (著)

土鬼の皇兄・ナムリスは弟から実権を奪い、ヒドラや巨神兵を復活させてしまう。
さらに彼はクシャナと政略結婚を果たし、世界征服を企む。
世界は再び滅びの道を歩まんとしていた…。

風の谷のナウシカ 6 (アニメージュコミックスワイド判)
宮崎 駿 (著)

森の誕生の秘密を知ったナウシカは、
わずかに生き延びた人々に、
たそがれの世界で生きていくことを説く。
一方、巨神兵の覚醒によって
世界は新たな局面を迎えようとしていた…。

風の谷のナウシカ 7
宮崎 駿 (著)

土鬼の聖都シュワの墓所には、どんな秘密が隠されているのか。腐海が生まれた真の理由とは。
そして、封印されていた秘密の意味するところを理解したとき、ナウシカはいったいどのような道を選ぶのか…。

 


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