2010年代の読むべき時代小説がわかる!電子書籍『本屋が選ぶ時代小説大賞2011~2020』が配信開始

オール讀物編集部編『本屋が選ぶ時代小説大賞2011~2020』
文藝春秋では、オール讀物編集部編『本屋が選ぶ時代小説大賞2011~2020』を配信中です。
年末年始の読書ガイドにおすすめ! 珠玉の時代小説リスト
前年10月からその年9月までの1年間に刊行された時代小説の中から、ベテラン書店員がその年一番面白いと思った作品を選ぶ「本屋が選ぶ時代小説大賞」――。
毎年『オール讀物』12月号で発表される同賞は、2020年で10回目を迎えました。
本書はこれまで『オール讀物』に掲載された歴代受賞者インタビューや、各年の読むべき時代小説リスト(20~30作)を再構成した電子書籍オリジナル作品です。
第1回から第10回までの大賞作の舞台は平安から昭和まで、主人公も仏師や武士、女性歌人など時代小説の豊かさを表す傑作揃い。また、各年の作品リストには、気鋭の若手から鬼籍に入ったベテランまで幅広い作家が名を連ねています。
最新の第10回(2020年)の選考会の様子、澤田瞳子さん・朝井まかてさんによる歴代受賞者対談も収録されています。
<「オール讀物」編集長・川田未穂さん コメント>
「本屋が選ぶ時代小説大賞」は2020年度に10回目を迎えましたが、いずれも過去の受賞作や候補作はいま改めて読んでも心が揺さぶられる名作ぞろいです。読者の皆様にとって、本書が魅力的な歴史時代小説との出会いの場になることを願っています。
「本屋が選ぶ時代小説大賞」歴代大賞作品 〔敬称略〕
2011年 第1回:『黒南風の海 加藤清正「文禄・慶長の役」異聞』 伊東潤
2012年 第2回:『満つる月の如し』 澤田瞳子
2013年 第3回:『一路』(上・下) 浅田次郎/『恋歌』 朝井まかて
2014年 第4回:『異国合戦 蒙古襲来異聞』 岩井三四二
2015年 第5回:『もののふ莫迦』 中路啓太
2016年 第6回:『室町無頼』 垣根涼介
2017年 第7回:『会津執権の栄誉』 佐藤巖太郎
2018年 第8回:『葵の残葉』 奥山景布子
2019年 第9回:『熱源』 川越宗一
2020年 第10回:『商う狼 江戸商人 杉本茂十郎』 永井紗耶子
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