【第8回ハヤカワSFコンテスト】大賞は「該当作なし」 優秀賞に十三不塔さんと竹田人造さん
早川書房は9月10日、第8回ハヤカワSFコンテストの選考結果を発表しました。
第8回の大賞は「該当作なし」に
第8回ハヤカワSFコンテストは、9月9日に早川書房内で最終選考会が開催され、次の通りの結果となりました。
<第8回ハヤカワSFコンテスト 受賞作品>
■大賞
該当作なし
■優秀賞
◎十三不塔(じゅうさん・ふとう)さん
「ヴィンダウス・エンジン」
◎竹田人造(たけだ・じんぞう)さん
「電子の泥舟に金貨を積んで」
優秀賞を受賞した十三不塔さんは、1977年生まれ。愛知県出身。
同じく優秀賞を受賞した竹田人造さんは、1990年生まれ。東京都出身。
選考委員は、東浩紀さん、小川一水さん、神林長平さん、塩澤編集部長。詳しい選評は『SFマガジン』12月号(10月25日発売)に掲載されます。受賞作のあらすじ等は、https://www.hayakawa-online.co.jp/new/2020-09-10-155936.html をご覧ください。
受賞作は早川書房より11月に文庫で刊行される予定です。
なお、第8回ハヤカワSFコンテストの最終候補作は以下の5作品でした。
【最終候補作品】
◎「ヴィンダウス・エンジン」(十三不塔さん)
◎「それがぼくらのアドレセンス」(酒田青枝さん)
◎「電子の泥舟に金貨を積んで」(竹田人造さん)
◎「サムライズ・リグ」(毒島門左衛門さん)
◎「識閾の弔歌」(満腹院蒼膳さん)
ハヤカワSFコンテストについて
「ハヤカワSFコンテスト」は、早川書房が主催する、中篇から長篇までを対象としたSF作品を公募する文学賞です。今後のSF界を担う新たな才能の発掘することを目的としています。
受賞者には賞金100万円が贈られ、受賞作品は早川書房より単行本及び電子書籍が刊行されます。
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