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100を超えるお化け屋敷を作り続けてきた五味弘文さんが仕掛ける児童書ホラー『恐怖ツナガル 呪い髪の女』刊行! 「本」でしか体感不可能な恐怖が登場!

五味弘文さん著『恐怖ツナガル 呪い髪の女』(絵:南條沙歩さん)

五味弘文さん著『恐怖ツナガル 呪い髪の女』(絵:南條沙歩さん)

100を超えるお化け屋敷を作り続けてきた「お化け屋敷プロデューサー」五味弘文さんによる”今夏、最恐にして禁断”の児童書ホラー『恐怖ツナガル 呪い髪の女』(絵:南條沙歩さん)が、学研プラスより刊行されました。

 

「必ず1ページ目から読んでください。」――「本」でしか体感不可能な恐怖が味わえる『恐怖ツナガル 呪い髪の女』が発売に

『恐怖ツナガル 呪い髪の女』は、四半世紀にわたって、全国で100を超えるお化け屋敷を仕掛け、600万人以上を動員してきた<お化け屋敷プロデューサー>五味弘文さんによる初の児童書です。

 
恐怖演出の第一人者が作り上げた本書は、一見「怖い話がいくつか入った児童書」ですが、実はただの本ではありません。

紙質からイラストの入れ方、見せ方など、お化け屋敷プロデューサーが細部までこだわった結果、さまざまなアイデアとテクニックがあちこちに詰め込まれているのです。

 
例えば、紙に髪の毛(に見えるデザイン)が紛れ込んでいたり、はさみこまれた和紙の向こうに、次の衝撃的なイラストが透けて見えていたり……と、紙の本ならではの仕掛けが潜み、まさに「読むお化け屋敷」となっています。

ネタバレになるので詳細はお伝えできませんが、終盤の大きな「ある仕掛け」にも注目。その効果を最大限味わうためにも、この本は必ず、1ページ目から順番に読んでください。

 
もちろん話の内容についても、純粋にとても恐く、映画『リング』の<貞子>や『呪怨』の<伽椰子>に勝るとも劣らないホラーヒロイン<千佳子>が登場。登場人物たちを恐怖のどん底に陥れます。

その怖さは、とある編集者が恐怖のあまり夜中に5回声を上げて目を覚ましてしまい、最終的に途中で校閲作業を降りたエピソードが雄弁に物語っています。

 
すべての物語がツナガル時、一体なにが立ち現れるのか……ぜひ読者自身の目で確かめてください。

▲カバーをめくると、新たな恐怖が出現する。

▲カバーをめくると、新たな恐怖が出現する。

▲ふんだんに掲載されたトラウマ級のイラストは、イラストレーターの南條沙歩さんによるもの。

▲ふんだんに掲載されたトラウマ級のイラストは、イラストレーターの南條沙歩さんによるもの。

▲最後のページまでたどり着いたとき、極上の恐怖が読者を襲う。

▲最後のページまでたどり着いたとき、極上の恐怖が読者を襲う。

<内容紹介>

数々の斬新なお化け屋敷で、全国の人びとを怖がらせてきた<お化け屋敷プロデューサー>五味弘文さんが仕掛ける、絶対に「読んではいけない」短編集。

『黒い目』『白い顔』『雨の女』『紙と髪』、そして『四人家族』と、最恐ストーリー4編、ショートショート10編を収録。「本ならでは」の仕掛けが読者を襲う!

 

著者プロフィール

 
■著者:五味弘文(ごみ・ひろふみ)さん

長野県生まれ。1992年から全国でお化け屋敷をプロデュースしはじめ、その数は100を超える。24時間ライブ中継や水族館でのお化け屋敷など、従来のお化け屋敷の枠を越えた仕掛けも行う。

著書に『お化け屋敷になぜ人は並ぶのか 「恐怖」で集客するビジネスの企画発想』(KADOKAWA)、ホラー小説『憑き歯―密七号の家』(幻冬舎)など。

★株式会社オフィスバーンHP:https://www.officeburn.jp/

 
■イラスト:南條沙歩(なんじょう・さほ)さん

岐阜県生まれ。京都市立芸術大学大学院美術研究科構想設計修了。2017年からフリーのアニメーション作家として活動を始め、MV等多数制作。

また、夜にみる夢を綴ったイラストエッセイ「夢日記」をネット上で発信している。

 

呪い髪の女 (恐怖ツナガル)
五味弘文 (著), 南條沙歩 (イラスト)

恐怖演出の第一人者による、さまざまなアイデアとテクニックが詰め込まれた本書。
例えば、手書きの文字が入り込んでいたり、はさみこまれた和紙の向こうに、次の衝撃的なイラストが透けて見えていたり……と、「本ならでは」の形で読者を襲う仕掛けが随所に潜んでいる。まるでお化け屋敷の中を進むように、1ページ目から順番に読むことで、より恐ろしさを味わえる一冊。

 


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