【第7回新潮ミステリー大賞】荻堂顕さん「私たちの擬傷」が受賞
新潮社は8月5日、第7回新潮ミステリー大賞の審査結果を発表しました。
第7回新潮ミステリー大賞が決定!
第7回新潮ミステリー大賞の最終選考会が8月4日、オンラインで行なわれ、全応募作213編の中から受賞作が次の通り決定しました。
<第7回新潮ミステリー大賞 受賞作品>
荻堂顕さん
「私たちの擬傷(ぎしょう)」
選考委員は、伊坂幸太郎さん、貴志祐介さん、道尾秀介さん。選評および受賞作の抄録は、『小説新潮』10月号((9月23日発売)に掲載されます。
また、受賞作は新潮社より書籍化され、2021年1月末に刊行される予定です。
なお、最終候補作品は以下の5作品でした。
【最終候補作品】
◎「僕と帝都と萬朝報の謎」(入谷近眞さん)
◎「沼の国」(宮田光さん)
◎「御母堂さまアドベンチャー・ワールド」(甲斐太朗さん)
◎「私たちの擬傷」(荻堂顕さん)
◎「ポグロムの船」(長沼憲弘さん)
※最終候補作5編を対象に、東映では映像化が検討されます。
新潮ミステリー大賞について
新潮ミステリー大賞は、新潮社が主催。日本推理サスペンス大賞、新潮ミステリー倶楽部賞、ホラーサスペンス大賞の後継と位置付けられた公募の文学賞です。
大賞受賞者には賞金300万円が贈られ、大賞受賞作品は新潮社から単行本として刊行されます。また、東映が後援しており、最終候補作を対象に映画化が検討されます。
第8回新潮ミステリー大賞の原稿を募集中!
新潮ミステリー大賞はすでに「第8回」の応募も受け付け中です。募集概要は次の通りです。
【第8回新潮ミステリー大賞 募集概要】
■募集対象:ストーリー性豊かな、広義のミステリー小説。プロ・アマ問わずで、自作未発表の作品。
■原稿枚数:400字詰原稿用紙換算で、350枚以上。
■締切:2021年3月31日(当日消印有効)
■賞:大賞受賞作一篇。賞金300万円。
●発表:2021年7月末。『小説新潮』10月号(9月発売)誌上で、選考経過を発表。
●選考委員:貴志祐介さん、道尾秀介さん、湊かなえさん
※詳細は、https://www.shinchosha.co.jp/prizes/mystery/ をご確認ください。
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