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「flier(フライヤー)」が2020年上半期人気ランキングベスト10を発表  1位は永松茂久さん『人は話し方が9割』

本の要約サイト「flier(フライヤー)」は6月16日、2020年上半期の人気ランキングベスト10を発表しました。

本ランキングは、「flier(フライヤー)」の有料会員を対象に、2019年12月1日~2020年5月31日までのスマホアプリおよびウエブのアクセス数(紹介書籍の閲覧数)を集計したものです。

なお、今回の上半期ランキングと連動した書店フェアが、イオングループの「未来屋書店」と組んで、全国31都道府県の計97店舗で開催されます。

 

「フライヤー」ユーザー閲覧数 上半期(2019.12.1~2020.5.31)人気ランキングTOP10

 
【2020年上半期人気ランキングベスト10】〔敬称略〕

1位:『人は話し方が9割』(永松茂久/すばる舎)

2位:『できるリーダーは、「これ」しかやらない』(伊庭正康/PHP研究所)

3位:『フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか』(堀内都喜子/ポプラ社)

4位:『ヤバい集中力』(鈴木祐/SBクリエイティブ)

5位:『Think Smart』(ロルフ・ドベリ著、安原実津訳/サンマーク出版)

6位:『FACTFULNESS』(ハンス・ロスリング、オーラ・ロスリング、アンナ・ロスリング・ロンランド著、上杉周作、関美和訳/日経BP)

7位:『言語化力』(三浦崇宏/SBクリエイティブ)

8位:『時間革命』(堀江貴文/朝日新聞出版)

9位:『睡眠こそ最強の解決策である』(マシュー・ウォーカー著、桜田直美訳/SBクリエイティブ)

10位:『10分読書』(吉田裕子/集英社)

 

「生産性(時間効率)」と「コミュニケーション力」がトップ10を独占!

「フライヤー」の編集部が、2020年上半期の人気ビジネス書ランキングから読み解く、いまのビジネス界の二大トレンドワードは、「生産性(時間効率)」と「コミュニケーション力」です。

 
コロナ禍による在宅勤務の普及や働き方改革の進行で、オンライン会議でのコミュニケーションが当たり前になるなど、ビジネスパーソンのワークスタイルが急変しています。

「限られた業務時間の中で、どう生産性を高めるべきか」を訴求する書籍と、「社内外の人との良好なコミュニケーションの取り方」をまとめた書籍が、トップ10を独占しました。

 
◆コミュニケーション力UPにイチオシの本

1位の『人は話し方が9割』は、他人とコミュニケーションを上手に取る方法を説いた実用書。話し方のコツや、自己肯定感と会話への苦手意識の関係について解説しており、従来の対面以上に話し方に気を配る必要が出てきたオンライン会議に役立ちます。
2位の『できるリーダーは、「これ」しかやらない』は、リーダーが部下とどのようにコミュニケーションをとるべきか、リーダーとしてどう振る舞うべきか、さらには部下のやる気をどうやって引き出すか等、生産性につながるコミュニケーションの取り方を分かりやすく説いています。
その他、5位と7位にコミュニケーション関連本がランクインしています。

 
◆生産性をあげるための必読書

3位の『フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか』は、日本と比べ圧倒的に人口が少なく、国民のほぼ全員が残業をしないフィンランドはなぜ、一人あたりのGDPが日本よりも高いのかに着目した一冊。働き方改革の代表格として挙げられる「無駄な会議」の要否についても説いており、会議というコミュニケーションが本当の目的を果たすために、欠かせない書籍です。
4位の『ヤバい集中力』は、「時間効率」について書かれた、まさに生産性をテーマにした本です。溢れる情報に振り回され集中力を欠いていると悩む方へ、本能と理性の特性を理解すれば誰でも“ヤバい集中力”を発揮できると、本書は解説しています。

 
◆トップ10を逃すも、「コロナ関連本」も注目された上半期

新型コロナウイルスや感染症について解説した書籍も注目を集めました。要約公開が4月と、上半期の後半時期にも関わらず、『新型コロナウイルスの真実』 (岩田健太郎さん著/ベストセラーズ)が14位に食い込んだほか、コロナと同じく世界規模で感染が拡大した疫病について書かれた『ペスト』 (アルベール・カミュ著、宮崎嶺雄さん訳/新潮社)が23位に入っています。

 

「未来屋書店」書店フェア 開催概要

フライヤーでは今回の上半期ランキングと連動した書店フェアを、イオングループの「未来屋書店」と組んで、全国31都道府県の計97店舗で開催します。

各書籍のPOPに付けたQRコードをスマートフォンで読み取れば、通常は有料の要約文を無料で「立ち読み」できます。

フェアは、2020年7月1日(水)から各店で順次開始され、8月9日(日)まで行われる予定です。

 
<フェア開催概要>

■フェア名:未来屋書店×flierフェア

■期間:2020年7月1日(水)~8月9日(日)予定

■営業時間:各店舗の営業時間に準ずる

■実施店舗:全国31都道府県の「未来屋書店」(イオングループ) 計97店舗
北海道(5)、青森(1)、岩手(1)、秋田(2)、山形(1)、宮城(5)、栃木(3)、群馬(2)、茨城(3)、千葉(9)、埼玉(7)、東京(5)、神奈川(4)、山梨(1)、長野(3)、新潟(2)、富山(1)、石川(2)、静岡(1)、愛知(12)、岐阜(1)、三重(1)、和歌山(1)、大阪(7)、京都(2)、兵庫(3)、岡山(1)、山口(1)、福岡(7)、宮崎(1)、鹿児島(2)

 

フライヤーについて

(株)フライヤーは、ビジネス書籍の要約文章をアプリやサイトで手軽に閲覧できる「flier(フライヤー)」を運営する、ITベンチャー(2013年6月設立)です。「読む時間がなかなかとれないが、話題のビジネス書の大筋は理解しておきたい」「本が多過ぎてどれを読めばいいのか分からない」。そんな忙しい現代のビジネスパーソンの悩みを解決すべく、新刊や話題のベストセラー、名著のビジネス書の要約を提供するサービスを展開しています。

 
最大の特長は「書評(レビュー)」ではなく「要約」である点です。書き手の主観が入る書評とは異なり、著者の主張や論理(重要ポイントや全体像)を忠実にまとめ、読者に伝えます。書評でないため、出版社と著者から要約の許可を得る必要があります。両者には要約した記事そのものの確認もお願いしており、高品質なサービスを提供しています。

要約の文字量は4000字ほどで、通常は読破するのに4~8時間かかる1冊のビジネス書を、わずか10分程度で読める工夫をしています。
要約記事は自社の編集部員に加えて、経験豊富な外部ライター約50人(数々のヒット作を手掛けたライターや、出版社の元編集者、新聞記者、経営コンサルタント、歴史研究家など)が、分かりやすくまとめます。

「フライヤー」には、新刊(9割)を中心に、毎日1冊の要約文をアップしています。現在は約2100冊(2020.4)を掲載しており、17種のカテゴリやキーワード検索で、自分に合った本を探せます。

 
出版社と著者から、「要約は、書籍の話題づくりや購買につながる」と、高い評価を得るまでに成長しています。

最近は、社員教育の一環として法人契約する企業も増え続けています。また、AIの音声読み上げ機能や、ユーザー同士で要約から得た学びを情報交換(シェア)するSNSサービスなど、新たな施策も好調です。

★URL:https://www.flierinc.com

 

人は話し方が9割
永松 茂久 (著)

「もう会話で悩まない!疲れない!オロオロしない!」――もっと話し方がうまければ、人生うまくいくのに……。「話すこと」にまつわる悩みを挙げるとキリがありません。本書でお伝えするのは、コミュニケーションの基本である会話がうまくいくようになる、ちょっとした、でも多くの人が気づいていないエッセンス。過去に会話で失敗したトラウマもあっさり消え去ってしまうほど、人と話すことがラクになり、人間関係も、人生も、全部がよりよい方向に動き出します!

 


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