【第63回群像新人文学賞】該当作なし 優秀賞に湯浅真尋さん「四月の岸辺」 群像新人評論賞も該当作なし
講談社は、第63回群像新人文学賞および第63回群像新人評論賞の選考結果を発表しました。
第63回群像新人文学賞および群像新人評論賞が決定!
第63回群像新人文学賞が次の通り決定しました。また、第63回群像新人評論賞については、『群像』2019年12月号で既に発表されています。
<第63回群像新人文学賞>
■当選作:なし
■優秀作:湯浅真尋(ゆあさ・まひろ)さん「四月の岸辺」
選考委員:柴崎友香さん、高橋源一郎さん、多和田葉子さん、野崎歓さん、松浦理英子さん
<第63回群像新人評論賞>
■当選作:なし
選考委員:東浩紀さん、大澤真幸さん、山城むつみさん
「群像新人文学賞」優秀作に選ばれた湯浅真尋さんは、1982年愛知県生まれ。早稲田大学第二文学部卒業。会社員。湯浅さんには、賞状と賞金25万円が贈られます。
なお、湯浅さんの「四月の岸辺」および選評は、『群像』7月号(6月5日発売)に掲載されます。
群像新人文学賞について
群像新人文学賞は、講談社の文芸誌『群像』が1958年に創設した純文学の公募新人文学賞です。
以前は、小説部門と評論部門の2部門で構成されていましたが、評論部門は2015年から「群像新人評論賞」として独立。群像新人文学賞は、現在は小説のみを対象としています。
【関連】
▼第63回群像新人文学賞決定のお知らせ〔PDF〕
◆【第67回群像新人文学賞】豊永浩平さん「月ぬ走いや、馬ぬ走い」が受賞 優秀作に白鳥一さん | 本のページ
◆「第66回群像新人文学賞」受賞!村雲菜月さん「もぬけの考察」&夢野寧子さん「ジューンドロップ」を書籍化 | 本のページ
◆【第62回群像新人文学賞】石倉真帆さん『そこどけあほが通るさかい』が受賞 群像新人評論賞は長﨑健吾さん『故郷と未来』 | 本のページ
◆「第66回群像新人文学賞」受賞!村雲菜月さん「もぬけの考察」&夢野寧子さん「ジューンドロップ」を書籍化 | 本のページ
◆【第62回群像新人文学賞】石倉真帆さん『そこどけあほが通るさかい』が受賞 群像新人評論賞は長﨑健吾さん『故郷と未来』 | 本のページ