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森絵都さんの代表作『カラフル』『風に舞いあがるビニールシート』など8作品が電子書籍化

森絵都さんの代表作『カラフル』『風に舞いあがるビニールシート』など8作品が電子書籍化

森絵都さんの代表作『カラフル』『風に舞いあがるビニールシート』など8作品が電子書籍化

文藝春秋では4月17日より、森絵都さんの代表作『カラフル』、直木賞受賞作『風に舞いあがるビニールシート』を含む8作品の電子書籍版を配信します。

 

森絵都さんの代表作が電子書籍化! 8作品を一挙配信

世代を問わず愛される、森 絵都さんの人気作品が電子書籍で読めるようになりました。

 
『カラフル』は、累計100万部突破、高校生が選んだ読みたい文庫No.1にも選ばれたことのある、人気作。生前の罪により、輪廻のサイクルから外された主人公、「ぼく」が天使業界の抽選に当たり、自殺を図った少年の体にホームステイをして過ごす日々を描きます。

 
『風に舞いあがるビニールシート』は、第135回直木賞受賞作。お金よりも大切な何かのために懸命に生きる人々を描いた、6つの物語が収録されています。

 
ほかにも、『架空の球を追う』『君と一緒に生きよう』『この女』『異国のおじさんを伴う』『漁師の愛人』『出会いなおし』と、多彩な筆致の人気作品が一挙配信されます。

『君と一緒に生きよう』は、犬を救うために奔走する人々に取材をしたノンフィクション。絵本作家・スギヤマカナヨさんのイラストコラムも楽しい一作です。

 

森 絵都さんから電子書籍配信に際してのコメント

作家生活もいよいよ30年目に入りました。遅々とした歩みながらも、これまでやってこられたのは、ひとえに読者の皆さんのおかげです。

これまた「遅っ!」と言われそうですが、このたび、電子版の配信を始めることとなりました。

媒体を超え、時を超えて、これまで書いてきた物語が、また新しい読者と出会ってくれることを切に願っています。

 

著者プロフィール

森絵都(もり・えと)さんは、1968年東京都生まれ。早稲田大学卒業。1990年『リズム』で講談社児童文学新人賞を受賞しデビュー。同作品で椋鳩十児童文学賞を受賞。

『宇宙のみなしご』で野間児童文芸新人賞、産経児童出版文化賞ニッポン放送賞、『アーモンド入りチョコレートのワルツ』で路傍の石文学賞、『つきのふね』で野間児童文芸賞、『カラフル』で産経児童出版文化賞、『DIVE!!』で小学館児童出版文化賞、『風に舞いあがるビニールシート』で第135回直木賞、『みかづき』で中央公論文芸賞を受賞。

小説に『ラン』『架空の球を追う』『気分上々』『クラスメイツ』『カザアナ』『できない相談』、ノンフィクションに『おいで、一緒に行こう』など、著書多数。

 

森絵都さん電子書籍化作品

 

カラフル (文春文庫)

老若男女に読み継がれる、不朽の名作。

生前の罪により輪廻のサイクルから外されたぼくの魂が天使業界の抽選にあたり、再挑戦のチャンスを得た。自殺を図った少年、真の体にホームステイし、自分の罪を思い出さなければならないのだ。
真として過ごすうち、ぼくは人の欠点や美点が見えてくるようになる……。

実写映画、アニメにもなった、累計100万部突破の青春小説!

解説・阿川佐和子

風に舞いあがるビニールシート (文春文庫)

あたたかくて力強い、第135回直木賞受賞作。

才能豊かなパティシエの気まぐれに奔走させられたり、犬のボランティアのために水商売のバイトをしたり、難民を保護し支援する国連機関で夫婦の愛のあり方に苦しんだり……。
自分だけの価値観を守って、お金よりも大事な何かのために懸命に努力し、近づこうと頑張って生きる人たちを描いた6編を収録。

解説・藤田香織

架空の球を追う (文春文庫)

「自由ホンポウな女になりたい!」「その方、カツラですの」「やっぱり罠にはまった。そんな気がする」
あなたの心を揺るがす物語がきっとある。ようこそ魅惑の〈森絵都ワールド〉へ!

何気ない言葉に傷ついたり、理想と現実のギャップに嫌気がさしたり、いきなり頭をもたげてくる過剰な自意識にとまどったり……。
生きているかぎり面倒は起こるのだけれど、それも案外わるくないと思える瞬間がある。
ふとした光景から“静かな苦笑いのひととき”を抽出した、読むとちょっと元気になる小説集。

解説・白石公子

君と一緒に生きよう (文春文庫)

犬が好き――でも愛だけでは守れない。
捨て犬。野良犬。迷い犬。この世は不幸な犬で一杯!
どこかの一頭が飼い主にめぐり会えたかと思えば、どこかでまた五十頭が捨てられて、救われる犬は、ほんのひと握り。毎日こんなたくさんの犬が殺されている社会って、何なのだろう?
人と犬の出会いは、時に幸福をよび起こし、時に悲劇をひき起こす。
はかない命を救うために奔走する人々を通じて、現実をつぶさに見つめ、命の声に耳を傾けた傑作ノンフィクション。

絵本作家・スギヤマカナヨさんのイラストコラムも必見です。

この女 (文春文庫)

「同じ男とはうち、一度しか寝えへん」そんな女と、どう付きあう?
新境地を切り開いた傑作青春小説!

釜ヶ崎のドヤ街に暮らす僕に、奇妙な依頼が舞いこんだ。
金持ちの奥さんの話を小説に書けば、三百万円もらえるというのだ。
ところが彼女は勝手気儘で、身の上話もデタラメばかり……。
彼女はなぜ、過去を語らないのか。
そもそもなぜ、こんな仕事を頼んでくるのか。
渦巻く謎に揉まれながら、僕は少しずつ彼女の真実を知っていく。

異国のおじさんを伴う (文春文庫)

仕事に迷う、人生に迷う、迷ってばかりの私に、〈ひげ人形愛好会〉から招待状が!?

ミュンヘン! 鈴の音が宵闇に沁むような響きに惹かれて、旅に出た私。
でも、この旅の目的は私にもわからない。
迷い続ける日常を引きづったまま、私はどこへ往くのだろう――。

さりげない情景に仕組まれた、ひと匙の毒とユーモア。
幸せも不幸も、神様からの贈りもののように思えてくる、愛らしい十の物語。

解説・瀧井朝世

漁師の愛人 (文春文庫)

漁師・長尾と「愛人」の紗江の二人がたどりついたのは日本海。郷里ゆかりの地で漁師になった長尾。彼に伴われ移り住んだ紗江は「二号丸」と呼ばれ、地域のコミュニティから拒まれる一方、長尾の妻と電話を通じた不思議な交流を続けていたが――。

表題作ほか、プリンを巡る男たちの思いが熱い短篇3作と、大震災以降を生きる女性たちを描いた中篇「あの日以降」を収録した、色彩豊かな短篇集。

解説・東直子

出会いなおし (文春文庫)

気まずさも、衝突も、痛みも超えて、人は何度も出会いなおせる。
「愛する勇気をもらえる一冊」 ――中江有里

イラストレーターの時子は、かつて共に仕事をした編集者のナリキョさんから、仕事の依頼をふたたび受ける。年を重ねて時子が得た感慨とは。(「出会いなおし」)
ほろ苦い思い出のある小学校の同窓会に出て知る、意外な事実。(「むすびめ」)

人々の出会いと別れ、そして再会を描く珠玉の六篇をおさめた短篇集。

解説・中江有里

 


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