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ノンフィクション新書レーベル「MdN新書」創刊! 第1弾は菅義偉官房長官直撃『内閣官房長官』、野村克也監督の遺作『ヤクルトスワローズ論』など5冊

ノンフィクション新書レーベル「MdN新書」創刊!

ノンフィクション新書レーベル「MdN新書」創刊!

インプレスグループでデザイン分野のメディア事業を手がける株式会社エムディエヌコーポレーション(MdN)は、2020年4月6日、ワンテーマを深く掘り下げるノンフィクション新書レーベル「MdN新書」を創刊。第一弾として、『内閣官房長官』『ヤクルトスワローズ論』など5冊を刊行しました。

 

「MdN新書」創刊第1弾ラインナップ

 
■菅義偉官房長官直撃!「乱世に強い闘将」にこの国のゆくえを問う

内閣官房長官
大下 英治 (著)

政界最後の叩き上げ、菅義偉官房長官の戦略。
安倍政権は菅官房長官の活躍もあり、「危機管理」に強い政権であることが一つのセールスポイントであった。
強いリーダーシップで、自民党内や霞ヶ関官僚の求心力を高め、「安倍一強」と呼ばれ高い内閣支持率を維持してきた。
ところが、ここに来て、安倍内閣の支持率が急速に落ち込んでいる。
なにより「新型コロナウイルス」対策への批判が強まっている。
安倍総理は2月27日、「全小中高校の臨時休校」要請に踏み切った。
はたして安倍政権は、これまでのような高い政権維持能力を発揮できるのか。
安倍総理はもちろん、安倍総理を支えてきた菅官房長官にとっても、正念場だ。
この危機をどう乗り切るかは、「ポスト安倍」レースにも大きな影響を与える。
安倍総理が「乱世にも強い闘将」と評価する菅官房長官の底力の見せどころと言えよう……。

〈本書の構成〉
序章 内閣官房長官の眼
第一章 官房長官・菅義偉の戦略
第二章 政治家・菅義偉の屹立
第三章 歴代最長・官房長官の七年 
第四章 長期政権の危機管理人
第五章 この国のゆくえを左右する男

〈本書の特長〉
菅官房長官直撃インタビューをはじめ、官邸、自民党最高幹部取材を網羅。

 
■追悼 野村監督、最後の言葉。ID野球の神髄は永遠

ヤクルトスワローズ論
野村 克也 (著)

「人間・野村克也」
初めて仙台で会った名将は選手食堂で食事中だった。18歳、テスト生で入団した際、三杯食べたというカレーの味が忘れられない話を始めた。
当時70歳の知将は、8時間に及ぶ取材の中で、その半分を病弱だった母への思いと南海新人時代について語った。
同期のテスト生の出身地をソラで言った。
半世紀以上前のライバルをそれだけ強く意識していたのだろう。その反骨心と記憶力の良さ。そこに名捕手の本質を見た。
「俺は一番下から這い上がって来たから、出来ない選手の気持ちがわかるんだ」
それが名監督の根底にあったのだ。

球史に残る名勝負と言われる1992年から1993年の2年にわたる「野村ヤクルト」対「森西武」の日本シリーズの真相をはじめ、野村ヤクルト黄金時代の核心を生前最後のロングインタビューと、愛弟子であるヤクルトスワローズ前ヘッドコーチ・宮本慎也氏との特別対談から浮き彫りにする。
ヤクルト日本一への道程、生い立ちから名捕手、名伯楽として大成するまでの84年の生涯を描く、野村克也監督、最後の肉声を収録した永久保存版、巨艦ノンフィクション!

〈本書の構成〉
序章 野村監督、最後の言葉
第一章 特別対談/ヤクルトスワローズ論野村克也×宮本慎也
第二章 反骨の原点
第三章 適材適所と意識改革
第四章 捕手革命
第五章 チームの鑑
第六章 監督とは説得業である
第七章 一流が一流を育てる
終章 私の人生訓

〈本書の特長〉
2019年末に行った野村監督のロングインタビュー、および「野村克也×宮本慎也(ヤクルトスワローズ前ヘッドコーチ)」師弟特別対談を併録。

 
■中国、香港、台湾、北朝鮮、激動するアジアの真実に迫る現地ルポ!

アジア燃ゆ
近藤 大介 (著)

新型コロナウイルスに揺れる中国。
混沌の香港デモ、総統選で反中を示した台湾。

春節明けの上海株式市場は大暴落、3月開催の全国人民代表大会も延期となり、最大の危機と囁かれる習近平政権。一方、半年以上も抗議デモが続く香港の街で著者が取材から得た現地の声。台湾蔡英文総統の再選は香港デモが追い風となったのか。第一線ジャーナリスト渾身の現地ルポ。緊迫の日朝首脳会談で得たスクープ、舞台裏で見た平壌の光景を明かす「小泉訪朝同行記」を完全併録。

私はこの日の一週間ほど前、正確に言えば12月30日の昼12時38分に、武漠西駅に着いた。香港西九龍駅を午前8時5分に出発し、北京西駅に17時1分に到着する高速鉄道「G80」に乗って、中国大陸の2440キロメートルを8時間56分かけて縦断したのだ。2018年9月に開通した京港高速鉄道である。武漢西駅には約5分、停車した。多くの乗客が乗降したが、マスクを着用している人など皆無だった。武漢市中心病院の李文亮医師ら8人の医師が、危険な新型ウイルスが武漢で発生していることをSNSで警告したのは、この翌日のことだ。
(本文「第一章新型コロナウイルスと中国リスク」より)

〈本書の構成〉
第一章 新型コロナウイルスと中国リスク
第二章 荒ぶる香港――揺らぐ一国二制度
第三章 脱中国に向かう台湾
第四章 平壌の現実小泉訪朝同行記I
第五章 中国の「植民地」化する北朝鮮小泉訪朝同行記II

〈本書の特長〉
小泉訪朝の同行スクープ取材など、東アジアの政治、経済、社会情勢について精通する著者による最新リポート。著者自らが実際に現地を訪れ、取材した上で「見た事象」「アジアの今」をわかりやすく分析。「現代ビジネス」の人気執筆陣であるジャーナリストによる深い洞察力と的確な判断力で東アジアの政治・経済・社会の地殻変動に迫る新刊。

 
■令和維新せよ!「新型肺炎」対応で露になった無政府状態

この国のかたち2020
酒井 亨 (著)

台湾に学べ! 中国との距離感。
令和時代に入り、日本の戦後体制を揺るがす大きな事件が、立て続けに起こった。
日産元会長カルロス・ゴーンの逃亡、米国とイランとの緊張、そして中国武漢発の新型肺炎コロナウイルス問題である。
共通して見られたことは、日本人および日本政府の性善説と思考停止であり、日本の官僚機構ないし官僚的組織の機能不全である。
台湾問題が専門の気鋭の政治学者が解析する激変する世界の中でパラダイムシフト中の新ニッポン論。
特に中国との距離感のあり方について、中国・武漢発の新型コロナウイルス問題への日本政府の対処が国際的、歴史的に見て限界、パラダイムシフトの時期に来ていると喝破する。

〈本書の構成〉
第一章 台湾総統選挙と米中覇権対立の真相
第二章 台湾はなぜ「親日」なのか?
第三章 老害サヨクの偽善と自家撞着
第四章 日本の本当の「伝統」を知らないウヨク
第五章 戦後体制の断末魔
第六章 令和維新と新たな「この国のかたち」

 
■「日本実業界の父」の青春

幕末の志士 渋沢栄一
安藤 優一郎 (著)

新1万円札の顔、2021年大河ドラマ『青天を衝け』の主人公に決定!

「日本の会社王」の原点がここにある! 
明治から昭和の時代にかけて日本の経済発展に尽力し、ノーベル平和賞の候補に二度も選ばれた実業家・渋沢栄一。
幕末動乱の時代に尊王攘夷運動に身を投じるが、志士としての夢は破れる。そんな青年が、近代日本最大の経済人になる。
その原点は、なんだったのか……人との出会い、また出会いを生んだ彼の情熱にあった。
本書は、大河ドラマでも描かれる渋沢の青春時代、志士として生きた渋沢の若き日々に着目し、言及する。

〈本書の構成〉
はじめに 尊王攘夷の志士だった
第一章 倒幕の志が芽生える士魂商才の始まり
第二章 横浜居留地焼き討ちを計画する慷慨組の結成
第三章 一橋慶喜に仕える攘夷実行を迫る
第四章 渡仏中の幕府滅亡慶喜に「官軍」との決戦を迫る
第五章 彰義隊の分裂養子渋沢平九郎の自害
第六章 徳川の遺臣として生きる明治政府に背を向ける
おわりに 日本資本主義の父への変身

 

エムディエヌコーポレーションについて

株式会社エムディエヌコーポレーション(MdN)は、デザインや各種表現の可能性とノウハウを伝える出版社です。

1992年に創業し、デザインの考え方・学び方、PhotoshopやIllustratorを始めとするツールの使い方、Webと共に進化するテクノロジーの情報などを提供してきました。
近年では、アニメーションや映像、ゲーム、芸能など、ビジュアル・カルチャー全般に渡るクリエイティブ情報にもテーマを広げ、デザインのおもしろさや魅力をさまざまな形で発信しています。

★URL:https://books.mdn.co.jp/

 


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