日販×「ひろしま さとやま未来博2017」 「『本』気で、さとやま交流プロジェクト」
書店取次大手の日本出版販売(日販)は、広島県が主催する「ひろしま さとやま未来博2017」のシンボルプロジェクトの一つである、「廃校リノベーション」に協力し、広島県内の書店からリノベーションされた廃校に本を寄贈する、「『本』気で、さとやま交流プロジェクト」を開始します。
「ひろしま さとやま未来博2017」について
広島県には、変化あふれる山々や川、海、木々が生い茂る森など、豊かな自然をすぐそばに感じることができるさとやまが、県内全域にひろがっています。
「ひろしま さとやま未来博2017」は、多くの方に、そんなさとやまを訪れてもらい、地元の人から農業や郷土料理を学んだり、自然の中で体を動かしたり、ものを作ったり、祭りに参加したりと、さまざまなイベントを体験することで、さとやまの魅力を発見してもらうことを目的とした博覧会です。
廃校リノベーションで、「『本』気で、さとやま交流プロジェクト」
「ひろしま さとやま未来博2017」のシンボルプロジェクトの1つに、「廃校リノベーション」があります。これは、役割を終えた3つの小学校・保育園を、新しい価値を創り出す種となる「資源」として捉え、再び人が集い、新しいつながりが生まれる場所として復活させることを目指すプロジェクトです。
日販では広島支店が中心となって、この「廃校リノベーション」に協力し、広島県内の40軒の書店から3つのリノベーションされた小学校・保育園に本を寄贈する「『本』気で、さとやま交流プロジェクト」を開始します。
このプロジェクトは、さとやまでの本を通じた人的交流および、書店のない地域へ本を寄贈することによる社会貢献を目指すものです。
本プロジェクトでは、広島県内のプロジェクト参加書店の店頭にて、リノベーション対象の3つの小学校・保育園に寄贈したい本の投票を受け付けます。そして投票結果によって決定した本を各校に寄贈します。
投票者には、寄贈したいおすすめ本に対する「思い」を、投票の際にコメントとして記入してもらいます。この「思い」は寄贈後、各校で本を手に取った人へ届けられます。また投票者を「さとやま司書」として認定し、寄贈先の3校および周辺自治体でのイベント参加などの特典が得られる、「さとやま司書認定証」を発行します。さらに、投票者の中から抽選で図書カード1,000円分をプレゼントします。
なお、今回の寄贈の後も、リノベーションされた廃校をはじめ、県内のさまざまな場所でイベントを行い、本を起点とする「さとやま」での交流を引き続き促進していく予定です。
「『本』気で、さとやま交流プロジェクト」概要
●開催期間:2017年6月26日(月)~8月31日(木)
●プロジェクト参加書店:広島県内 40書店
※書店の一覧:http://www.nippan.co.jp/wp-content/uploads/2017/06/satoyama_pj-shop-list.pdf 〔PDF〕
●本の寄贈先(リノベーション対象の廃校):
三原市 旧和木(わき)小学校
庄原市 旧小鳥原(ひととばら)小学校
江田島市 旧沖(おき)保育園
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