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ノーベル文学賞作家の名著『戦争は女の顔をしていない』を「狼と香辛料」小梅けいとさんがコミカライズ 富野由悠季さん瞠目!池上彰さん推薦!声優・日笠陽子さん出演PV公開!

ノーベル文学賞作家の名著『戦争は女の顔をしていない』を小梅けいとさんがコミカライズ

ノーベル文学賞作家の名著『戦争は女の顔をしていない』を小梅けいとさんがコミカライズ

KADOKAWAは、ノーベル文学賞を受賞した史上初のジャーナリスト、スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチさんによる主著『戦争は女の顔をしていない』のコミカライズ第1巻を1月27日に刊行しました。なお、刊行を記念して、声優・日笠陽子さんらが出演する試し読みPVも同日公開されています。

 

池上彰さんが紹介! ノーベル文学賞作家の名著、衝撃のコミック化

本書は、原作者・アレクシエーヴィチさんが行った500人超の従軍女性へのインタビューを漫画化したものです。

舞台は、第二次世界大戦の中でも、ドイツとソビエト連邦の間で展開された「独ソ戦」。この戦いに、ソ連側の女性たちは狙撃兵、軍医、書記、斥候、飛行士といった様々な立場で関わりました。

 
彼女たちが戦後語った証言を収めた原作は、先の大戦の真実を明らかにしたとされ、国際的評価を獲得しました。その名著が今、国境を越えてこの日本で漫画として描かれました。

原作内の一人ひとりのエピソードを、本書では「狼と香辛料」シリーズのコミカライズで知られる小梅けいとさんが鮮やかに表現しています。昨年の「Comic Walker」での連載開始以来、Web上で大きな反響を呼び、この度コミックス第1巻が発売となりました。

▲第三話より 狙撃兵クラヴヂヤ・グリゴリエヴナ・クローヒナ上級軍曹とマリヤ・イワーノヴナ・モローゾワ(イワーヌシュキナ)兵長の話

▲第三話より 狙撃兵クラヴヂヤ・グリゴリエヴナ・クローヒナ上級軍曹とマリヤ・イワーノヴナ・モローゾワ(イワーヌシュキナ)兵長の話

▲左:第四話より 看護婦アンナ・イワーノヴナ・ベリャイの話   右:第五話より 高射砲兵クララ・セミョーノヴナ・チーホノヴィチ軍曹の話

▲左:第四話より 看護婦アンナ・イワーノヴナ・ベリャイの話   右:第五話より 高射砲兵クララ・セミョーノヴナ・チーホノヴィチ軍曹の話

 
なお、富野由悠季さんが帯にコメントを寄せています。

▲コミックス第1巻帯

▲コミックス第1巻帯

「この原作を漫画化しようと考えた作家がいるとは想像しなかった。瞠目する。原作者の慧眼をもって、酷寒のロシア戦線での女性の洗濯兵と狙撃兵の異形をあぶり出した辣腕には敬意を表したい。それを漫画化した作者の蛮勇にも脱帽する。男性の政治家と経済人たちの必読の書である。女たちは美しくも切なく強靭であったのは事実なのだ。」

 
また、池上彰さんが朝日新聞のブックサイト「好書好日」でコミックの紹介をしています。

★紹介記事「池上彰さんが語るコミック版『戦争は女の顔をしていない』 若い女性にこそ読んでほしい本当の戦争文学」:https://book.asahi.com/article/13069876

 

声優・日笠陽子さんが熱演! 試し読みPVを公開!

 

 
第1巻発売を記念して、試し読みPVが公開されています。第2話に登場する軍医・ブレウス大尉を実力派声優・日笠陽子さんが熱演。戦中と戦後、2つの時代の姿が巧みに演じ分けられた映像は必見です。

▲日笠陽子さん

▲日笠陽子さん

 

コミックス『戦争は女の顔をしていない』第1巻 概要 〔敬称略〕

■著者:小梅けいと
◎原作:スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ
◎監修:速水螺旋人

■発行:株式会社KADOKAWA

<あらすじ>
第二次世界大戦の真実を明らかにする……
「一言で言えば、ここに書かれているのはあの戦争ではない」
……500人以上の従軍女性を取材し、その内容から出版を拒否され続けた、ノーベル文学賞受賞作家の主著。『狼と香辛料』小梅けいとによるコミカライズ。

★作品Twitter公式アカウント:https://twitter.com/unwomanlyfofw

★Comic Walkerにて連載中:https://comic-walker.com/contents/detail/KDCW_AM00000019010000_68/

 

戦争は女の顔をしていない 1
小梅 けいと (著), スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ (原著), 速水 螺旋人 (監修)

■原作(日本語版)

戦争は女の顔をしていない (岩波現代文庫)
スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ (著), 三浦 みどり (翻訳)

ソ連では第二次世界大戦で100万人をこえる女性が従軍し、看護婦や軍医としてのみならず兵士として武器を手にして戦った。しかし戦後は世間から白い目で見られ、みずからの戦争体験をひた隠しにしなければならなかった――。500人以上の従軍女性から聞き取りをおこない戦争の真実を明らかにした、ノーベル文学賞受賞作家のデビュー作で主著。(解説=澤地久枝)

 
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