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畠中恵さん「まんまこと」シリーズ、新刊『わが殿』が電子書籍で読める!

畠中恵さんの作品が電子書籍化!める!

畠中恵さんの作品が電子書籍化!

文藝春秋 電子書籍編集部では、11月27日から畠中恵さんの「まんまこと」シリーズ7作品と、新刊『わが殿』(上下巻)の電子書籍版を主要電子書店にて一挙配信します。

 

畠中恵作品が電子書籍で読める!

「まんまこと」シリーズは、町名主の跡取り・高橋麻之助がさまざまな難問奇問・やっかいごとに立ち向かう人気シリーズです。2015年にはNHKで福士誠治さん主演でドラマ化もされました。

新刊『わが殿』は、幕末期の大野藩(現在の福井県大野市)が舞台。藩の財政難に殿と家臣が挑む、新感覚の歴史経済小説です。

ふうわり心が温まる人気シリーズと新刊が、電子書籍で読めるようになりました。

 

畠中恵さんから、電子化に際してのコメント

畠中恵さん 写真提供:文藝春秋写真部

畠中恵さん 写真提供:文藝春秋写真部

「長くご縁がなかったのですが、このたび電子版を、配信させていただくことになりました。
老眼の自分でも読みやすそうと、勝手な喜びに浸っております。よろしくお願いします。」

 

畠中恵さん プロフィール

畠中恵(はたけなか・めぐみ)さんは、高知県生まれ、名古屋育ち。名古屋造形芸術短期大学卒業。漫画家を経て、2001年『しゃばけ』で第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞してデビュー。

以来、「しゃばけ」シリーズは大ベストセラーになり、2016年には第一回吉川英治文庫賞を受賞した。他に、「まんまこと」シリーズ、「若様組」シリーズ、「明治・妖モダン」シリーズ、「つくもがみ」シリーズ、『ちょちょら』『けさくしゃ』『うずら大名』『まことの華姫』『とっても不幸な幸運』など著書多数。

 

【配信作品】

まんまこと (文春文庫)
畠中 恵 (著)

ふうわり心が温まる畠中恵ワールド。ドラマ化もされた大人気「まんまこと」シリーズ第1弾!

江戸は神田、玄関で揉め事の裁定をする町名主の跡取りに生まれた麻之助。このお気楽ものが、町の難問奇問に立ち向かう。
ある日、女好きの悪友・清十郎が「念者のふりをしてくれ」と言ってきた。嫁入り前の娘にできた子供の父親にされそうだという。本当の父親は一体誰なのか!?

「まんまこと(=真真事・ほんとうのこと)」を麻之助が解き明かす短編連作シリーズ。

こいしり(「まんまこと」シリーズ第2弾)
町名主の跡取り・麻之助は、ついに祝言をあげることに。けれど花嫁を迎えに出ようとしたその時、悪友・清十郎の父が卒中で倒れてしまう。堅物の父・源兵衛から「かつて訳ありだった二人のおなごの境遇を確かめて欲しい」と頼まれた清十郎は仰天し――。
町名主名代ぶりも板につきながら、淡い想いの行方は皆目見当つかぬ麻之助。両国の危ないおニイさんたちも活躍する、江戸情緒溢れる6つの短編集。

こいわすれ(「まんまこと」シリーズ第3弾)
江戸町名主の跡取り息子・麻之助は、親友とともに様々な謎と揉め事の解決に立ち向かう。ふわりとした筆致で描かれた、6つのあたたかな短編集。
「私は父親になるのかい?」妻のお寿ずから懐妊を知らされ、驚きつつ大喜びする麻之助には、思いもよらぬ運命が待ち受けており――江戸情緒とともに、切ない幕切れが心にしみる一冊。

ときぐすり(「まんまこと」シリーズ第4弾)
女房のお寿ずを亡くした麻之助だが、町名主・高橋家の跡取りとして裁定に追われる毎日。
「人が人を、大事だって思う気持ちにつけ込んで、下司なことをするんじゃねぇよ」
――幼馴染で親友の八木清十郎と相馬吉五郎の助けもあり、魂の抜けたような麻之助も徐々に回復してゆく。

まったなし(「まんまこと」シリーズ第5弾)
妻を亡くした悲しみが癒えぬ町名主の跡取り・麻之助、養子に入った家に年の離れた許婚のいる堅物の吉五郎、そして彼らを親友と考えている金貸し丸三とその妾のお虎。
いずれも色男・清十郎に運命の人が現れることを願っているが、様々な障害や思わぬ事件に巻きこまれ……。

ひとめぼれ(「まんまこと」シリーズ第6弾)
同心の養子となった盟友・吉五郎の様子がおかしいことを悟った、町名主の跡取り・麻之助。
吉五郎には一葉という許嫁がいるのだが、その目はほかを向いており……。

かわたれどき(「まんまこと」シリーズ第7弾)
お調子者の跡取り息子、ついに後妻を取る!?
かつて恋女房を亡くした江戸町名主の跡取り息子・高橋麻之助。周囲の心配をよそに、恋よりも揉め事に振り回される日々。ところがある日、縁談相手を名乗るかわいい娘が現れて……。

わが殿 上

合戦が始まる。敵の名は、借金
幕末期、赤字に喘ぐ大野藩。内山七郎右衛門は藩主の土井利忠と共に藩政改革を断行し、財政を立て直そうとする。新感覚歴史経済小説!

わが殿 下

昨日までの当たり前は、とうに去っていたのだ。
殿・利忠を支えながら、藩の借金を完済した七郎右衛門。だが黒船の襲来により、時代は大きく変わろうとしていた。新感覚歴史経済小説!

 


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