本のページ

SINCE 1991

「新宿鮫」シリーズ8年ぶりの新刊『新宿鮫XI 暗約領域』刊行 大沢在昌さんディナートークショーも開催

大沢在昌さん著『新宿鮫XI 暗約領域』

大沢在昌さん著『新宿鮫XI 暗約領域』

大沢在昌さんが、8年ぶりとなる「新宿鮫」シリーズ最新刊『新宿鮫XI 暗約領域』を11月20日に光文社より刊行します。また、前日の11月19日には大沢在昌さんのディナートークショー&サイン会も開催されます。

 

「新宿鮫」シリーズ最新刊が11月20日発売!

「8年前『絆回廊』を出したときに、続篇を書くことは決めていた。が、どう書くかに迷っていた。
失ったものを取り戻すことはできない。だからといって前に進まなければ、鮫島ではない。
本作で答えは見つかった、そう思っている――」(大沢在昌さん)

 
1991年に第一作が刊行され、その後警察小説において孤高にして至高の存在として燦然と輝き続ける「新宿鮫」シリーズ。その最新刊は、民泊問題など現代社会の断片を複雑、緻密に構成して冒頭から一気に読者を引きずりこむストーリーが展開します。

 
<あらすじ>

新宿署生活安全課の刑事・鮫島は、北新宿のヤミ民泊で男の銃殺死体を発見した。死亡した桃井の後任の新上司・阿坂景子は鮫島に新人刑事・矢崎と組むことを命じ、鮫島は初めての相棒と捜査を始める。

一方、国際的犯罪者・陸永昌(ルー・ヨンチャン)は、友人の死を知り、来日する。それは、マンションで殺された男だった──。鮫島の捜査と、永昌の動きが少しずつ交錯する陰で公安が密動し、さらに美貌の悪女が絡みつく──。

 
<評論家・新保博久さん絶賛! 「新しい味方、新しい敵 新展開を告げるシリーズ最大長編」>

「いよいよシリーズ第2期始動か。鮫島をバックアップしてきた桃井課長に代わって、新たに登場した女性上司は、一筋縄ではいかない相手。いつもは鮫島の視点で主に物語は駆動するが、今回は、仙田に続く新たな強敵・陸永昌(ルー・ヨンチャン)の視点も大幅に。本書だけでも楽しめるが、永昌の出自が描かれ、鮫島の身辺にどんな激変が起こったかが分かる前作『絆回廊』を、できれば先に読んでおきたい」

 

大沢在昌さんのディナートークショー&サイン会も開催! 第1巻が丸ごと読める特設サイトも公開中

「新宿鮫」シリーズ最新刊『新宿鮫XI 暗約領域』の発売前日となる11月19日(火)に、新宿にて参加者限定の”前夜祭”プレミアムイベントとして、大沢在昌さんに会えるディナートークショー&サイン会が開催されます。詳細は随時特設サイトをご覧ください。

また、特設サイトでは記念すべき第一作『新宿鮫』を全文公開中です。

★特設サイトURL:https://special.kobunsha.com/osawa/
★イベント申し込みページ:https://special.kobunsha.com/osawa/event/

 

大沢在昌さんプロフィール

大沢在昌(おおさわ・ありまさ)さんは、1956年愛知県生まれ。慶応義塾大学中退。1979年『感傷の街角』で小説推理新人賞を受賞し作家デビュー。

1991年『新宿鮫』で吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞を受賞し、1994年には『無間人形 新宿鮫IV』で直木賞を受賞する。その後、2004年『パンドラ・アイランド』で柴田錬三郎賞を受賞。2010年には、文学界への多大な貢献に対して日本ミステリー文学大賞が授与される。また、2012年の『絆回廊 新宿鮫Ⅹ』では4度目の日本冒険小説協会大賞を受賞する。2013年にはロイヤルアングラー賞受賞し、2014年、『海と月の迷路』で吉川英治文学賞を受賞する。

 

暗約領域 新宿鮫XI
大沢在昌 (著)

新宿署の刑事・鮫島は、捜査中に北新宿のヤミ民泊で男の銃殺死体を発見した。一方、国際的犯罪者・陸永昌は、友人の死を知り来日する。それはヤミ民泊で殺された男だった──。全ページを貫く圧倒的面白さ! 八年待望した最新作は、至上の傑作だ!!

 
【関連】
大沢在昌|新宿鮫シリーズ最新作『暗約領域 新宿鮫XI(新宿鮫11) 』 特設サイト
イベント情報 |新宿鮫シリーズ最新作『暗約領域 新宿鮫XI(新宿鮫11) 』

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です