「ビジネス書大賞2019」授賞式記念イベントを開催 授賞作品の著者および関係者のトークセッションなど
「ビジネス書大賞」は、1年間を代表するビジネス書を選出し表彰する、日本初のビジネス書アワードです。10回目をむかえた本年は、新井紀子さん著『AIvs.教科書が読めない子どもたち』(東洋経済新報社が大賞を受賞しました。
高さが表れる結果となりました。
授賞記念イベントでは、授賞作品の著者および関係者を迎え、トークセッションを開催し、今読むべきビジネス書のエッセンスを参加者に届けます。
「ビジネス書大賞2019」授賞式 開催概要
■日時:2019年7月4日(木)19:00~20:45(開場18:30)
■場所:アカデミーヒルズ六本木ライブラリー オーディトリアム
◎住所:東京都港区六本木6丁目10番1号 六本木ヒルズ森タワー49F
◎URL:http://forum.academyhills.com/roppongi/access/index.html
■アクセス
◎東京メトロ 日比谷線「六本木」駅1C出口より徒歩3分(コンコースにて直結)
◎都営地下鉄 大江戸線「六本木」駅3出口より徒歩6分
◎東京メトロ 南北線「麻布十番」駅4出口より徒歩12分
◎都営地下鉄 大江戸線「麻布十番」駅7出口より徒歩9分
◎東京メトロ 千代田線「乃木坂」駅5出口より徒歩10分
■参加費:無料
■定員:100名
★参加申し込み:https://biztai2019.peatix.com/
■ビジネス書大賞2019授賞作
◎大賞:『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』(新井紀子さん/東洋経済新報社)
◎経営者賞:『ティール組織』(著:フレデリック・ラルーさん、訳:鈴木立哉さん、解説:嘉村賢州さん/英治出版)
◎読者賞:『the four GAFA 四騎士が創り変えた世界』(著:スコット・ギャロウェイさん、訳:渡会圭子さん/東洋経済新報社)
「ビジネス書大賞2019」授賞式記念イベント タイムテーブル
■19:00 ビジネス書大賞2019授賞式
■19:25 受賞記念トークセッション
◎セッション1:経営者賞『ティール組織 マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現』
登壇者: 嘉村賢州さん(『ティール組織』解説者)、入山章栄さん(早稲田大学大学院 早稲田大学ビジネススクール教授)
◎セッション2:大賞『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』
登壇者: 新井紀子さん(『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』著者/国立情報学研究所教授)、浜田敬子さん(BUSINESS INSIDER JAPAN 統括編集長/AERA前編集長)
■20:45 終了予定
登壇者プロフィール
■『ティール組織』解説者 嘉村賢州さん
東京工業大学リーダーシップ教育院 特任准教授。特定非営利活動法人場とつながりラボhome’s vi 代表理事。
集団から大規模組織にいたるまで、人が集うときに生まれる対立・しがらみを化学反応に変えるための知恵を研究・実践。研究領域は紛争解決の技術、心理学、脳科学、先住民の教えなど多岐にわたり、国内外問わず研究を続けている。実践現場は、まちづくりや教育などの非営利分野や、営利組織における組織開発やイノベーション支援など、分野を問わず展開し、ファシリテーターとして年に100回以上のワークショップを行っている。
2015年に一年間、仕事を休み世界を旅する。その中で新し組織論の概念ティール組織(tealorganization)と出会い、日本で組織や社会の進化をテーマに実践型の学びのコミュニティ「オグラボ」を設立、現在に至る。
■早稲田大学大学院 早稲田大学ビジネススクール 教授 入山章栄さん
慶應義塾大学経済学部卒業、同大学院経済学研究科修士課程修了。
三菱総合研究所で、主に自動車メーカー・国内外政府機関への調査・コンサルティング業務に従事した後、2008年に米ピッツバーグ大学経営大学院よりPh.D.を取得。同年より米ニューヨーク州立大学バッファロー校ビジネススクール助教授。 2013年より早稲田大学大学院 早稲田大学ビジネススクール准教授。 2019年より現職。
「Strategic Management Journal」「Journal of International Business Studies」など国際的な主要経営学術誌に論文を多数発表。著書『世界の経営学者はいま何を考えているのか』(英治出版)、『ビジネススクールでは学べない 世界最先端の経営学』(日経BP社) 他。
■『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』著者/国立情報学研究所教授 新井紀子さん
東京都出身。一橋大学法学部およびイリノイ大学数学科卒業、イリノイ大学5年一貫制大学院を経て、東京工業大学より博士号(理学)を取得。専門は数理論理学。
2011年より人工知能プロジェクト「ロボットは東大に入れるか」プロジェクトディレクタを務める。2016年より読解力を診断する「リーディングスキルテスト」の研究開発を主導。科学技術分野の文部科学大臣表彰、日本エッセイストクラブ賞、石橋湛山賞、山本七平賞、大川出版賞、エイボン女性教育賞などを受賞。
2017年にTEDで行った講演は、21カ国語に翻訳され140万人以上が視聴した。2018年にはマクロン大統領の招待により世界のトップAI研究者とともにフランスのAI政策について進言。また、同年、国連において持続可能な開発目標(SDGs)と科学技術との関係を討議する第3回STIフォーラムで基調講演を行った。
主著に『生き抜くための数学入門』(イーストプレス)、『数学は言葉』(東京図書)、『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』(東洋経済新報社)など。
■Business Insider Japan統括編集長/AERA 前編集長 浜田敬子さん
1989年に朝日新聞社に入社。前橋支局、仙台支局、週刊朝日編集部を経て、99年からAERA編集部。記者として女性の生き方や働く職場の問題、また国際ニュースなどを中心に取材。米同時多発テロやイラク戦争などは現地にて取材をする。2004年からはAERA副編集長。その後、編集長代理を経て、AERA初の女性編集長に就任。
編集長時代は、オンラインメディアとのコラボや、外部のプロデューサーによる「特別編集長号」など新機軸に次々挑戦した。2016年5月より朝日新聞社総合プロデュース室プロデューサーとして、「働く×子育てのこれからを考える」プロジェクト「WORKO!」や「働き方を考える」シンポジウムなどをプロデュースする。2017年3月末で朝日新聞社退社。
2017年4月より世界14カ国に展開するオンライン経済メディアの日本版統括編集長に就任。『羽鳥慎一モーニングショー』や『サンデーモーニング』などのコメンテーターや、ダイバーシティーや働き方改革についての講演なども行う。
【2019年ビジネス書大賞 大賞】AI vs. 教科書が読めない子どもたち 新井 紀子 (著) 東ロボくんは東大には入れなかった。AIの限界ーー。しかし、”彼”はMARCHクラスには楽勝で合格していた!これが意味することとはなにか? AIは何を得意とし、何を苦手とするのか? AI楽観論者は、人間とAIが補完し合い共存するシナリオを描く。しかし、東ロボくんの実験と同時に行なわれた全国2万5000人を対象にした読解力調査では恐るべき実態が判明する。AIの限界が示される一方で、これからの危機はむしろ人間側の教育にあることが示され、その行く着く先は最悪の恐慌だという。では、最悪のシナリオを避けるのはどうしたらいいのか? 最終章では教育に関する専門家でもある新井先生の提言が語られる。 |
ティール組織――マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現 フレデリック・ラルー (著), 嘉村賢州 (解説), 鈴木立哉 (翻訳) 次の組織モデルは、これだ。 上下関係も、売上目標も、予算もない! ? 原書発売後またたくまに世界中に広がり、15カ国語・40万部を超えるベストセラーに。新しい時代の経営論として大注目の一冊。 |
the four GAFA 四騎士が創り変えた世界 スコット・ギャロウェイ (著) GAFAが創り変えた世界の姿とは。 |
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