「安西水丸展【1本の水平線】」がノエビア銀座ギャラリーで開催
ノエビアは、故・安西水丸さんの作品展「1本の水平線」を6月3日~8月23日の期間、ノエビア銀座ギャラリーで開催します。
安西水丸さんがホリゾンにこだわった作品を展示
安西水丸さんはイラストレーターとして、村上春樹さんなどの本の表紙や挿絵、絵本、漫画、広告など多方面で活躍しました。
画面を横切る1本の線を「ホリゾン(水平線)」と呼び、ホリゾンを引くことで、コーヒーカップや花瓶がちゃんとテーブルや出窓に置かれているイメージが出せると語っています。
本展では、ポスターや挿絵などの中から、安西さんがホリゾンにこだわった作品を集めています。「一直線にイラストレーターになった」という安西さんの作品世界をご堪能ください。
【安西水丸展「1本の水平線」】開催概要
■会期:2019年6月3日(月)~8月23日(金)
■開催時間:午前10時~午後6時 (土・日・祝日は午後5時まで)
■会場:ノエビア銀座ギャラリー
◎住所:東京都中央区銀座7-6-15 ノエビア銀座ビル 1F
◎URL:https://gallery.noevir.jp/
■入場料:無料
■主催:株式会社ノエビア
★詳細URL:https://gallery.noevir.jp/anzai/
安西水丸さん プロフィール
安西水丸さん(1942~2014)は、東京生まれ。日本大学芸術学部美術学科造形コース卒業。
電通、ADAC(ニューヨークのデザインスタジオ)、平凡社でアートディレクターを務めた後、フリーのイラストレーターになる。本や雑誌の表紙、挿絵、新聞やポスターなどの企業広告ほか、膨大な数のイラストレーションを手掛け、漫画や小説、エッセイ、絵本など、イラストレーターの枠を越え、多方面で活躍。
1985年準朝日広告賞、毎日広告賞、1987年日本グラフィック展年間作家優秀賞、1988年キネマ旬報読者賞など受賞多数。
小説『アマリリス』『荒れた海辺』、エッセイ『青山の青空』『スケッチブックの一人旅』、絵本『がたんごとんがたんごとん』『ピッキーとポッキー』など著書多数。
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