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「怪談えほん原画展」が福島県喜多方市にて開催 怖い絵本ブームを牽引した4作品の原画が集結!

「怪談えほん原画展」が福島県喜多方市にて開催

「怪談えほん原画展」が福島県喜多方市にて開催

岩崎書店より刊行されている「怪談えほん」シリーズ4作品の原画が喜多方市立図書館に集結し、同図書館で「怪談えほん原画展」が6月1日から6月16日まで開催されます。迫力の原画を通して、恐怖の世界をご堪能ください。

 
<「怪談えほん原画展」 開催概要>

■会期・時間:2019年6月1日(土)~6月16日(日)10:00~17:30

■会場:喜多方市立図書館 2階 第二閲覧室
◎住所:福島県喜多方市字柳原7503-1
◎TEL:0241-22-1855
◎URL:https://bit.ly/2VVFNfB

■入場料:無料

■休館日:毎週月曜日(休館日が祝日に当たる場合、翌日休館)

■問合せ:喜多方市立図書館(TEL:0241-22-1855)

■展示内容(敬称略)
◎『悪い本』宮部みゆき・作/吉田尚令・絵
◎『マイマイとナイナイ』皆川博子・作/宇野亜喜良・絵
◎『ゆうれいのまち』恒川光太郎・作/大畑いくの・絵
◎『ちょうつがいきいきい』加門七海・作/軽部武宏・絵
上記の作品の中から、それぞれ4枚の原画が展示されます。
※怪談絵本シリーズ『いるの いないの』(京極夏彦・作/町田尚子・絵)は、尾道市立美術館にて7/6~9/1に開催される「絵本原画ニャ―!展 猫が歩く絵本の世界」への出展準備のため、本展では展示されません。

 

<怪談えほんシリーズ>
子供たちは、おばけが大好きです。
不思議な話、怪しい話、怖い話が出ると、いきいきと目を輝かせて聴き入ります。幼いころから怪談に親しむことによって、子供たちは豊かな想像力を養い、想定外の事態に直面しても平静さを保てる強い心を育み、さらには命の尊さや他者を傷つけることの怖ろしさといった、人として大切なことのイロハを自然に身につけてゆくのです。
私たちが人生で初めて出逢う書物である「絵本」を通じて、良質な本物の怪談の世界に触れてほしい――そんな願いから「怪談えほん」シリーズは生まれました。
執筆陣に迎えたのは、日本を代表する怪談文芸や怪奇幻想文学のプロフェッショナルたち。それぞれの作家陣、画家陣が、この企画に賛同して集結しました。研ぎ澄まされた文章が、実力派画家によりビジュアルで表現され、今までにない美しくて深みのある怖い絵本ができました。子どもはもちろん、大人にも読み応えのある作品です。「怪談えほん」の世界を、じっくり味わってください。

怪談えほん (1) 悪い本
宮部 みゆき (著), 東 雅夫 (監修), 吉田 尚令 (イラスト)

宮部みゆきと吉田尚令が子どもたちに贈る、この世でいちばん悪い本。
この世のなかのどこかに存在している悪い本は、あなたにいちばん悪いことをおしえてくれるでしょう。そんな本いらない? でもあなたは悪い本がほしくなります。きっとほしくなります。

怪談えほん (2) マイマイとナイナイ
皆川 博子 (著), 東 雅夫 (監修), 宇野 亜喜良 (イラスト)

皆川博子と宇野亜喜良コンビによる、美しく、怖い物語。
マイマイは、小さい小さい弟、ナイナイをみつけた。マイマイは、ナイナイをこわれた自分の右目にいれて、そっと右目をあけてみる。すると、そこには不思議な世界がひろがっていた。

怪談えほん (4) ゆうれいのまち
恒川 光太郎 (著), 東 雅夫 (監修), 大畑 いくの (イラスト)

ホラー小説界と絵本界の新鋭が贈る怪奇絵本。
真夜中に、友だちからあそびに行こうと誘われた。家を出ると、丘の向こうに「ゆうれいのまち」がひろがっていた。のぞいていたら、ゆうれいたちが追ってきて…。たすけて!

怪談えほん (5) ちょうつがい きいきい
加門 七海 (著), 東 雅夫 (監修), 軽部 武宏 (イラスト)

加門七海と軽部武宏が描くトラウマ怪談絵本。
部屋の扉を開けると、きいきいと音がする。見ると、なんとそこにはおばけがはさまっていて、痛い痛いとさけんでいた。あっちからもこっちからも、きいきいきい…

 
【関連】
6/1~16 「怪談えほん」原画展、喜多方にて開催 – 株式会社岩崎書店

 


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