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「第65回江戸川乱歩賞」最終候補作が決定!

日本推理作家協会が主催する江戸川乱歩賞の最終候補作が決定しました。

 

最終候補作5編が決定

第65回江戸川乱歩賞には、354編の応募があり、1次選考・2次選考を通過した21篇から次の5編が最終候補作に決定しました。

 
【第65回江戸川乱歩賞 最終候補作品】

◎小林しゅんすけ(こばやし・しゅんすけ)さん「日陰蝶」

◎小林宗矢(こばやし・そうや)さん「消尽屋」

◎佐野広実(さの・ひろみ)さん「シャドウワーク」

◎神護かずみ(じんご・かずみ)さん「NOIRを纏う彼女」

◎箕輪尊文(みのわ・たかふみ)さん「歌舞伎町ON THE RUN 」

 
最終選考委員会は6月6日に開催。選考委員は、新井素子さん、京極夏彦さん(日本推理作家協会・代表理事)、月村了衛さん、貫井徳郎さん、湊かなえさんが務めます。

なお、2次予選を通過した作品のうち、最終候補から惜しくももれた作品については、http://shousetsu-gendai.kodansha.co.jp/special/43.html に講評が掲載されています。

 

江戸川乱歩賞について

江戸川乱歩賞は、1954年に江戸川乱歩の寄付を基金として、日本推理作家協会(旧・日本探偵作家クラブ)により、探偵小説を奨励するために制定された公募の文学賞です。長編ミステリー小説(原稿用紙350~550枚)を募集。

 
受賞者には、正賞として江戸川乱歩像が、副賞として賞金1,000万円が贈られます。
また、講談社とフジテレビが後援しており、受賞作は講談社より刊行され、フジテレビによって映像化されます。

 
なお、江戸川乱歩賞は「ミステリー作家の登竜門」とも呼ばれ、過去に仁木悦子さん、西村京太郎さん、東野圭吾さん、桐野夏生さん、池井戸潤さん、福井晴敏さんらも受賞しています。

昨年は斎藤詠月さんが受賞。最終候補には、同年12月に第17回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞する倉井眉介さんの作品が残っています。

 
【関連】
第六十五回(令和元年度)江戸川乱歩賞のお知らせ〔PDF〕
第65回江戸川乱歩賞2次予選通過作品の講評と最終候補作 | 小説現代

 


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