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昭和最後の無頼派作家・色川武大(阿佐田哲也)さん生誕90年・没後30年記念「電子全集」配信開始

昭和最後の無頼派作家・色川武大(阿佐田哲也)さん生誕90年・没後30年記念「電子全集」配信開始

昭和最後の無頼派作家・色川武大(阿佐田哲也)さん生誕90年・没後30年記念「電子全集」配信開始

小学館は、“昭和最後の無頼派作家”として知られる色川武大さんの電子全集を、生誕90年&没後30年を記念して、全23巻で配信開始しました。

「純文学作家・色川武大」の名を日本文学史に深く刻んだ『狂人日記』から、「阿佐田哲也」として麻雀小説という新ジャンルのエンターテインメントを開拓した小説の世界、無類の優しさと絶対的な孤独が同居し、多くの人間を魅了してやまない独特な人生観が窺えるエッセイまで、全著作物を完全網羅。

色川夫人の全面協力のもと、担当編集者だった大槻慎二さんを企画監修者に迎え、平成~令和へと時代が移り変わる時期に、ますます輝きを増すその文学的業績を後世に残す全集が誕生しました。

 

『色川武大・阿佐田哲也電子全集』の4大特徴

◆本名で遺した純文学系の作品、「阿佐田哲也」の筆名を冠したエンターテインメント作品、「井上志摩夫」名義で著した時代小説に、埋もれた雑誌の連載等、あらゆる著作物を網羅。

◆色川武大作品、阿佐田哲也作品、エッセイについてはそれぞれ、佐伯一麦さん、北上次郎さん、荒川洋治さんの各氏が解説を担当。作品当時の状況や作品の奥義に迫る。

◆生原稿、構想メモ、プライベート写真等、作品を理解する上で役立つ貴重な付録も満載。

◆当時の著者を知る同時代人から、また本人とは面識がないが作品に魅了された次世代の表現者まで、多彩な作家等の書き下ろしエッセイも収録。

★色川武大・阿佐田哲也電子全集特設サイト:https://pdmagazine.jp/irokawa-zensyu/

 
□価格:1巻2,000円(税別)
□対象端末:電子書籍専用端末、スマートフォン、タブレット端末、PC
□販売サイト:主要電子書店
□配信日:2019年4月26日より毎月第4金曜日

 

『色川武大・阿佐田哲也電子全集』2019年内 各巻の配信予定

■第1回配信
色川武大の神髄—『狂人日記』『怪しい来客簿』
2019/4/26配信

■第2回配信
「麻雀放浪記」完全版—青春篇、風雲篇、激闘篇、番外篇
2019/5/24配信

■第3回配信
色川流人生論の極意 —『うらおもて人生録』
2019/6/28配信

■第4回配信
色川文学のエッセンス—『百』
2019/7/26配信

■第5回配信
十年後のドサ健と坊や哲-–『ドサ健ばくち地獄』
2019/8/23配信

■第6回配信
わが心の故郷-寄席と映画と音楽と—『なつかしい芸人たち』
2019/9/27配信

■第7回配信
初期作品から『生家へ』まで
2019/10/25配信

■第8回配信
博奕打ち不在の賭博小説 —『先天性極楽伝』
2019/11/22配信

■第9回配信
色川武大の交遊録-–『街はきまぐれヘソまがり』
2019/12/27配信

 

色川武大・阿佐田哲也 電子全集1 色川武大の神髄『狂人日記』『怪しい来客簿』
色川武大 (著), 阿佐田哲也 (著)

“純文学作家・色川武大”の代表作、『狂人日記』と『怪しい来客簿』を同時収録した豪華な組み合わせ。

色川武大、最後の長篇小説となった『狂人日記』は、文芸誌「海燕」編集長・寺田博氏の勧めにより見せられた、ある神経の病気を患っていた飾り職人の画集からインスパイアされ、自身が精魂込めて記された長篇。
狂人と健常者の狭間に身を置き、他者を求めながらも得られずに自ら死を選ぶ男の狂気を内側から描き、1988年、第40回読売文学賞を受賞した“純文学作家・色川武大”を代表する晩年の傑作。

『怪しい来客簿』は、雑誌「話の特集」に1975年から翌年にかけ連載された小篇17篇からなる連作小説。
社会の片隅へと押し込められる、この世からはみだした人たちとの触れ合いを描き、1977年、第5回泉鏡花文学賞に輝いた。
執筆当時、麻雀小説作家・阿佐田哲也で名声を得ていた氏が、“純文学作家・色川武大”として狼煙を上げた重要な作品である。

解説は、色川作品を敬愛してやまない作家・佐伯一麦氏。解題は、元担当編集者で当電子全集の監修を務める大槻慎二氏が担当。
付録として「狂人日記」第1回の生原稿のほか、吉行淳之介、津島佑子両氏からの追悼文等を収録する。

 
【関連】
生誕90年、没後30年記念企画「色川武大・阿佐田哲也電子全集」 | P+D MAGAZINE

 


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