【第10回創元SF短編賞】トキオ・アマサワさん「サンギータ」が受賞 優秀賞に斧田小夜さん「飲鴆止渇」
東京創元社は4月23日、短編SFの新人文学賞「第10回創元SF短編賞」の受賞作を発表しました。
第10回創元SF短編賞が決定!
第10回創元SF短編賞の最終選考会が4月22日に開催され、正賞受賞作および優秀賞が次の通り決定しました。
■創元SF短編賞
トキオ・アマサワさん「サンギータ」
■優秀賞
斧田小夜(おのだ・さよ)さん「飲鴆止渇(いんちんしかつ)」
選考委員は大森望さん、日下三蔵さん、宮内悠介さん(ゲスト選考委員)。
受賞作「サンギータ」は『年刊日本SF傑作選』2019年版に収録された後、単体の電子書籍として刊行され、また朗読音源化として配信されます。
なお、最終候補作のうち下記の2作品に、選考委員特別賞が贈られました。
◎日下三蔵賞:谷林守(たにばやし・まもる)さん「『サハリン社会主義共和国近代宗教史料』(二〇九九)抜粋、およびその他雑記」
◎宮内悠介賞:千葉集(ちば・しゅう)さん「回転する動物の静止点」
トキオ・アマサワさんと斧田小夜さんの「受賞のことば」「プロフィール」など詳細は、http://www.tsogen.co.jp/award/sfss/10th/ をご覧ください。
選評は、6月上旬発売の『ミステリーズ!』および『年刊日本SF傑作選』2019年版に掲載されます。
創元SF短編賞について
創元SF短編賞は、東京創元社が主催する公募の文学賞です。
対象となるのは、未発表の“広義”のSF短編(40字×40行換算で10枚以上25枚以下)で、受賞作は6月刊行予定の『年刊日本SF傑作選』に掲載された後、短編単体で電子書籍化され、規定印税をもって賞金となります。
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