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今井美術館×星野道夫事務所「旅をする本プロジェクト」一般参加者の登録がスタート お手持ちの星野さん著書『旅をする木』に読みつなぐ「旅」をさせよう!

「旅をする本」Webサイト イメージ

「旅をする本」Webサイト イメージ

今井美術館(島根県江津市)が2018年12月にスタートした星野道夫事務所とのコラボレート企画「旅をする本プロジェクト」について、2019年4月5日より、一般参加者の登録受付を開始しました。

このプロジェクトは、写真家である故・星野道夫さんの著作『旅をする木』を読みつなぎ、本に込められた旅や自然への想いを共有することで、読者同士の縁をつないでいくものです。
 

「旅をする本プロジェクト」一般参加者の登録受付けがスタート! お手持ちの「旅をする木」のWeb登録でどなたでも参加可能に

「旅をする本」では、星野道夫さんの著作『旅をする木』を様々な人々が読みつなぐ「旅」をさせ、その軌跡をネット上で追うことができる仕組みを持ったWebサイトを制作、公開しています。

開始当初は今井美術館もしくは星野道夫事務所にゆかりのある方のみの参加でしたが、この度、プロジェクトの輪をさらに広げるべく、お手持ちの「旅をする木」の本をWebサイトから登録することで誰でも参加できるようになりました。

 
なお、本プロジェクトは、アラスカの自然と動物をこよなく愛し壮大な世界を描写した写真家、故・星野道夫さんの著作『旅をする木』が、世界中を旅する人たちの間で読み継がれ、バックパッカーたちの愛読書となっていることに着想を得ています。
また、NHK BSプレミアムで2016年3月27日に放映された番組『星野道夫 没後20年“旅をする本”の物語』からもヒントをもらっています。

★旅をする本プロジェクト:https://tabiwosuruhon.com/

 

「旅をする本」参加方法

<プロジェクトWebサイトへの登録>
お手持ちの『旅をする木』を登録することで、「旅をする本プロジェクト」に参加できます。
★参加するには:https://tabiwosuruhon.com/about/2/

参加の流れ

参加の流れ

<「旅をする木」の読みつなぎ>
読み終わったら、読んだ場所の位置情報、好きな箇所、言葉の感想などを添えてWebサイトへ投稿したのち、次のどなたかに読みつないでもらいます。

<本が今どこにあるかを見る>
旅立った本が今どこで読まれているか、「本はどこ?マップ」で見ることができます。
★本はどこ?マップ:https://tabiwosuruhon.com/about/1/

 
<星野道夫データアーカイブコンテンツ>
星野道夫さんとその著作の紹介の他、著名人の方に『旅をする木』を中心に、星野道夫さんに関してのエピソードを語ってもらう“「旅をする木」と私”や“私の好きな星野さんのことば”を紹介しています。

 

「旅をする本」プロジェクト企画制作チーム

■企画・運営:今井美術館(https://www.imai-art.jp/

■協力:星野道夫事務所(http://www.michio-hoshino.com/)、荒木則行さん(荒木写真事務所:http://photoaraki.com/

■Webサイト企画・制作:株式会社アクト(http://www.actad.jp/

 
<今井美術館 概要>

■所在地:島根県江津市桜江町川戸472番地1
■開館:1995(平成7)年11月 ※今井久祥記念館と銘うち開館
■開館時間:10:00~16:00
■休日:第1・3土・日曜日 ※但し企画展会期中は無休
■所蔵品:宮廻正明、手塚雄二、西田俊英、北田克己、渡辺俊明、佐々木恵未、麻生征子ほか、絵画・陶磁器などを所蔵
★URL:https://www.imai-art.jp/

 

旅をする木 (文春文庫)
あの頃、ぼくの頭の中は確かにアラスカのことでいっぱいでした。まるで熱病に浮かされたかのようにアラスカへ行くことしか考えていませんでした――。広大な大地と海に囲まれ、正確に季節がめぐるアラスカ。1978年、26歳でアラスカに初めて降り立った時から、その美しくも厳しい自然と動物たちの生き様を写真に撮る日々が続いた。その中で出会ったアラスカ先住民族の人々や、開拓時代にやってきた白人たちの生と死が隣り合わせとなった生活。それらを静かでかつ味わい深い言葉で綴った。
「新しい旅」「春の知らせ」「オオカミ」「海流」「白夜」「トーテムポールを探して」「キスカ」「カリブーのスープ」「エスキモー・オリンピック」「夜間飛行」など、33編を収録。

 
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このプロジェクトについて

 


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