メディアアーティスト・落合陽一さんが初の写真集を発売　写真展開催を記念し、ソルトプリント技法で限定200部

2019年1月22日 10:07 AM イベント

メディアアーティスト・落合陽一さんが初の写真集を発売

さまざまなビジュアルコミュニケーション事業を展開する株式会社アマナは、1月24日より、メディアアーティスト・落合陽一さんの写真展「質量への憧憬～前計算機自然のパースペクティブ～」の開催にあたり、落合陽一さん初の写真集『質量への憧憬』が発売されます。

写真展「質量への憧憬～前計算機自然のパースペクティブ～」開催記念！落合陽一さんが初の写真集を発売

今回発売される写真集『質量への憧憬』は、デジタルから見た非デジタル性への郷愁をテーマにした作品を約200点を収録しています。

写真集には、“ソルトプリント”と呼ばれる特殊な技法により、1枚1枚手作業でプリントした写真作品が、落合陽一さんのサイン入りで一冊につき一枚付属されています。

また各ページは、落合さん本人が選んだ印刷手法と紙を使用しており、すべての作品に対して精緻なディレクションが施されています。完全受注生産で、EDITIONは200部限定となっています。

【写真集『質量への憧憬』について】

■価格：99,800円（税・送料別）

■体裁：A3変型、ハードカバー、専用ボックス入り、120ページ、ソルトプリント写真1点
◎ソルトプリント写真については、4点の中から1点を選ぶことができます。

■EDITION：200部限定

★詳細・予約サイト：http://shitsuryou2019.jp

【ソルトプリントとは】

19世紀中頃に、英国人ウイリアム・H・F・タルボットによって発明された世界で最初の印画紙。今回発明当時と同じ手法で再現されたプリントは写真誕生当時の息吹を今に伝えてくれます。

プリント制作は薬品を紙に塗布して印画紙を作るところからすべて手作業のため、手作り感や、物質感が感じられるのが特徴です。その名の通り、塩と銀の融合による感光性を利用するため他の印画法とはひと味違った独特の表現になっています。

「メディアアーティスト・落合陽一の世界　『質量への憧憬～前計算機自然のパースペクティブ～』」開催概要

「デジタルの感性から見るアナログ世界への憧憬を表現したい」
本展では、言葉での表現やビジュアル表現、メディアアート表現の間にある、質感や物質性そのものに注目した作品を通して、落合陽一さんの美的感覚の根底を探ります。

■会期：2019年1月24日（木）～2月6日（水）

■時間：11：00～21：00（会期中無休）
※展覧会初日の1月24日（木）はレセプション開催の為、16:30終了となります。

■会場：amana square（session hall／IMA gallery／IMA cafe）
◎住所：品川区東品川2-2-43 T33ビル1F
◎URL：https://imaonline.jp/imaproject/ima-gallery/
※来客用の駐車場はありませんので、公共交通機関をご利用ください。

■作品数：平面作品21作品（内ソルトプリント4作品）、立体作品2作品　ほか

■入場料：無料

■主催：株式会社アマナ、落合陽一さん

★展覧会専用Twitter：https://twitter.com/shitsuryou_2019
★展覧会専用Instagram：https://www.instagram.com/shitsuryou_2019/

落合陽一さんプロフィール

落合陽一さんは、1987年生まれ。メディアアーティスト。東京大学大学院学際情報学府博士課程修了（学際情報学府初の早期修了）、博士（学際情報学）。

Prix Ars ElectronicaやEU STARTS Prizeなど国内外で多数の芸術賞を受賞。過去にSEKAI NO OWARIやONE OK ROCK、紫舟をはじめ、さまざまなアーティストとコラボレーション作品制作や演出を手掛ける。筑波大学准教授・学長補佐。Pixie Dust Technologies.incを起業しCEOとして勤務。