大沢在昌さん最新作『帰去来』生原稿を400名にプレゼント! 熱烈サポーター大募集!
大沢在昌さんの作家生活40周年記念第1弾作品として、2019年1月4日に『帰去来』が朝日新聞出版より刊行されます。
作家生活40周年を迎えるにあたり、読者の方に感謝の気持ちを込めて、『帰去来』の直筆生原稿や大沢さんからの手紙が、抽選で400名の方にプレゼントされます。
大沢在昌さん作家生活40周年記念!『帰去来』生原稿を400名にプレゼント!
大沢在昌さんは、作家生活40年になりますが、今も変わらずに続けている仕事の流儀とは、400字詰めの原稿用紙のマス目を、シャープペン1本で埋めていく作業です。
大沢在昌さんの99冊目の小説『帰去来』は、9年間におよぶ連載が完結した超大作です。本作品の発売にあたり、今まで40年間読み続けてくれた読者の方たちへ対して、感謝と「これからもよろしくお願いします」という気持ちを込めて<読者参加型>の企画が実施されます。
400名のファンの方に抽選で、『帰去来』がの生原稿(1枚)、著者からのメッセージ、『帰去来』のゲラ全ページがプレゼントされます。
この作品を読んで面白いと思った読者の方は、ぜひ、「SNSなどで、その魅力や興奮を発信して」ほしいとのことです。
なお、生原稿およびゲラの転売・複写・転載等は禁止となっていますので、ご留意ください。
『帰去来』生原稿プレゼント 概要
■プレゼント内容
◎『帰去来』生原稿1枚
◎著者からのメッセージ
◎『帰去来』ゲラ全ページ
■応募期間:2018年12月1日(土)~12月19日(水)
■詳細および応募:『帰去来』特設サイト(https://publications.asahi.com/kikyorai)
大沢在昌、作家生活40周年記念の第1弾は、パラレルワールド警察小説
警視庁捜査一課の女刑事が、
「光和26年のアジア連邦・日本共和国・東京市」にタイムトリップした――。
警視庁捜査一課の“お荷物”志麻由子(しま・ゆうこ)は、連続殺人犯の捜査中に、何者かに首を絞められ気を失う。
「殺されたのか……」。
目を開けると、そこは異次元の「光和26年のアジア連邦・日本共和国・東京市」、戦後の荒廃した世界だった。
由子は自分が、東京市警の<エリート警視>として存在していることを知る。
さらに、部下だと名乗る男性は、かつて付き合っていたボーイフレンド・里貴(さとき)にそっくりだった。
由子は犯罪組織から憎まれているだけでなく、警察内部でも強引な捜査方法が非難を浴び、孤立無援の状態だった。
そして里貴からは、もし警察官を辞めて一般人に戻ったりすれば、命を狙われる可能性があることを知らされ打ちのめされる。
混乱した状況のなかで、<エリート警視>になり代わらざるを得なくなった由子は、捜査を開始する。
そして新宿の闇市に君臨する「羽黒組」と「ツルギ会」を壊滅させようとするのだが……。
やがて明かされるタイムトリップが起きた、胸つぶれる理由。
志麻由子は、「元の世界」へ戻ることができるのか?
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