『ZONE シリコンバレー流 科学的に自分を変える方法』成功者は脳内物質を自在にコントロールしている!
スティーヴン・コトラーさんとジェイミー・ウィールさんが共同で執筆した書籍『ZONE シリコンバレー流 科学的に自分を変える方法』が、大和書房より刊行されました。
コツコツ努力する時代は終わった! 圧倒的な成果をあげる人は6つの脳内物質を自在にコントロールしている!
ニューヨークタイムズベストセラーの著者・スティーヴン・コトラーさんと、ピーク・パフォーマンスについての世界トップレベルの専門家であるジェイミー・ウィールさんが共同で執筆した『ZONE』が、日本に上陸しました。
本書のテーマは、「科学的にゾーンに入る方法」について。
古代ギリシャ哲学や天文学の誕生にかかわり、ビートルズをインドに向かわせ、ジョブズを瞑想に導いたのは、すべて「ゾーンに入る方法」を探すためでした。
ゾーンに入った時の脳は、
・創造力が200%
・学習する力が490%
・生産性は500%
アップします。
スティーブ・ジョブズ、イーロン・マスク、エリック・シュミット……圧倒的な結果を出す人達が追い求めてきたエクストリームな自己変革法、ついに解禁!
ゾーンとは、前頭前野がオフラインになった状態を指します。
その状態は、「セルフレスネス」「タイムレスネス」「エフォートレスネス」「リッチネス」という四つの特徴で表現されます。
すなわち、前頭前野がオフになることによって、
・批判的な自分の頭の中の声をシャットアウトし、自信に満ちた自分を得る(セルフレスネス)
・集中力と注意力の劇的なアップによって、一秒あたりのデータ処理速度があがる(タイムレスネス)
・6つの脳内物質の分泌によって究極の快感を得るために無限の意欲がわく(エフォートレスネス)
・共通点のまったくない考えと考えを結びつける水平思考によって、創造力が爆発的に高まる(リッチネス)
こうした体験は、かつては50年以上の修行をした僧侶にしか、あるいは、命をかけた危険なエクストリーム・スポーツをする人たちしか知りませんでした。
しかし、心理学、脳神経科学、薬学、テクノロジーの進化によって、誰もが簡単に、かつ安全に体験できる時代になったのです。
クレイジーな程ハイになる体験を通して、人は新しい自分と出会い、成長していくことができます。
そして、シリコンバレーの成功者たちはすでにみな試しており、新しい自分に出会って、パフォーマンスやアイデアが飛躍的に伸びたと絶賛しています。
近年話題の砂漠の奇祭「バーニング・マン」も、実はこの脳の状態を作り出すとして人気になり、Google創業者の二人(セルゲイ・ブリンさんとラリー・ペイジさん)は、初期から毎年参加していることはよく知られています。
エリック・シュミットさんをGoogleの社長に迎えた理由も、彼がバーニング・マンに参加したことがあったと知ったからだったというエピソードも本文に出ており、結果としてエリック・シュミットさんはGoogleの利益を400倍にまでアップさせて長者番付に登場しました。
突き抜けた発想をする成功者たちは、普段は得られない意識状態、すなわち、恍惚体験(エクスタシス)を得ることで、限界を突破し、「新しい自分」と出会っているのです。