『90秒で好かれる技術 改訂版』ビジネスでもプライベートでもたった一瞬で相手を動かす！
ニコラス・ブースマンさん著『90秒で好かれる技術 改訂版』
ニコラス・ブースマンさん著『90秒で好かれる技術 改訂版』が、ディスカヴァー・トゥエンティワンより刊行されました。
本書は、たった90秒で、クライアントや職場の上司、同僚、あるいは初対面の相手からも好印象をもたれ、彼らと心を通じ合わせる技術を習得するための本です。
出会って最初の90で何が起こっているのか？
私たちは、人と会った瞬間に生存本能がはたらかせて、無意識のうちに“一瞬の判断”を下しています。
逃げるか、闘うか、仲間になるか？
この人はチャンスをくれるのか、危害を加えてくるのか？
好きか、嫌いか？
敵か、味方か？
この最初のハードルを突破し、信頼を生み出すことができれば、相手とのつながりを築けます。
実際のところ、私たちは初対面の相手と出会ったとき、たいてい最初の2秒で相手への対応を決めてしまい、残りの88秒で今後の付き合い方を決めているそうです。
そのため、肉体、心、声、そしてイマジネーションを駆使して、最初の90秒を最大限に活用する必要があるのです。
社交の天才が教える3つのテクニック
著者は仕事で、ある社交の天才と出会います。彼は英国最大の雑誌社で広告部長を務める、業界トップの営業マンでした。
・第一印象は何にもまして成功の決め手となる。
・相手が気に入ってくれたら、一番の長所を見てくれる。嫌われたら、一番の短所に目を向けられる。
上記のように語る彼が、天賦の社交の才能と多くの経験から生み出した3つのテクニックを紹介します。
１．人と会ったら相手の目を見てほほえむ
アイコンタクトはもっとも大切な非言語コミュニケーションのひとつであり、笑顔は相手の相手に好印象を与えるのに一番手っ取り早い手段である。
２．相手と同じことをする
人間は動作や態度、表情が相手と同じだと居心地がよく感じる。
３．イマジネーションにはたらきかける
自分が望んでいることを人にやってもらうには、相手の感情を動かし、自分を助けたいと思わせること。
この3つのテクニックはどれも当たり前といえば当たり前のことです。人に目を見つめられると認められたと感じるし、自分とよく似た人といると居心地がよく、いずれにしても相手とのつながりを生み出します。また、イマジネーションを刺激されると感情が揺り動かされるのはいうまでもありません。
本書ではこれ以外にもあまたのテクニックや戦術、新たな人脈やすでにある人脈をあなたの味方にするための方法を、実際のエピソードとともに紹介しています。
＜こんな人にオススメ！＞
・面接でどうも真価を発揮できない
・営業や接客の仕事をしていて、なかなか相手と心が通じない
・初対面が苦手。パーティーで一人きりになりがち
・人前で話すとき、緊張してしまう……
本書の目次
90秒で勝負は決まる！
第1章 「第一印象」が成功の決め手だ
第2章 相手の心のガードを解除しよう
第3章 非言語のコミュニケーションの「ABC」を意識しよう
第4章 好感をもたれる“脳の言葉”を使おう
第5章 相手の感覚に合わせよう
第6章 自分と相手のパーソナリティタイプを知ろう
第7章 自分の本質を一言で伝えよう
第8章 自分にふさわしいファッションを身につけよう
第9章 コミュニケーションの回線をひらこう
第10章 質問と会話の技術を身につけよう
第11章 相手の関心を惹くアプローチを身につけよう
第12章 イマジネーションに訴えるプレゼンテーションをしよう
第13章 人前で話す恐怖に打ち勝とう
ニコラス・ブースマンさん プロフィール
著者のニコラス・ブースマン（Nicholas Boothman）さんは、対人関係コンサルタント。NLP（神経言語プラグラミング）認定マスタープラクティショナー。
AT＆T、コカ・コーラ、レブロンなどの広告やファッション誌のフォトグラファーとして活躍するなかで、初対面の相手と瞬時に友好関係を築く技術を習得。現在は企業やグループ、個人のビジネスパーソン向けに、コミュニケーションの研修やコンサルティングを行っている。
著書に、全米でベストセラーとなった『90秒で“相手の心をつかむ！”技術』（三笠書房）などがある。
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