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『No.1エコノミストが書いた世界一わかりやすい為替の本』為替ってそもそもなんだろう?世界の通貨の実力がまるわかり!

『No.1エコノミストが書いた世界一わかりやすい為替の本』為替ってそもそもなんだろう?世界の通貨の実力がまるわかり!

『No.1エコノミストが書いた世界一わかりやすい為替の本』為替ってそもそもなんだろう?世界の通貨の実力がまるわかり!

かんき出版より、上野泰也さん著『No.1エコノミストが書いた世界一わかりやすい為替の本』が刊行されました。

 

「円高だと海外旅行が安くなる」のはわかる。その先の経済学を学ぼう

為替が変動すると、店頭に並ぶ輸入品の値段が上がったり下がったりします。海外旅行に安く行けるか、行っておトクな買い物ができるかどうかにも関わってきます。

私たちがお店で買っている生活用品や加工食品の多くは、海外から原材料あるいは製品そのものを輸入しています。それらの価格を左右する為替が動けば、日本の物価全体にも大きく影響してきます。

最近では、有利な運用を求めて外貨投資やFX取引を始める人も増えています。こうした人たちの損益も、為替の変動によって大きく左右されます。

また、多くの企業にとり、為替の動きはきわめて大きな問題です。現代のビジネス活動は国境を越えてグローバル化しており、さまざまな国の製品・サービスが世界中を飛び交っていますが、それにともなうお金の支払い・受け取りには為替が関係してくるのです。このように、為替は経済と非常に密接に結びついているのです。

ところが、「円高で日本の自動車メーカーに大きな損失」「円安でガソリン大幅値上げ」、こうしたニュースを新聞・雑誌やインターネット上で目にしても、為替と経済の関係が今一つピンとこないという人は、意外に多いようです。

本書は、専門用語はかみ砕いて説明し、さらに身近な具体例を織り交ぜながら、「為替」という代表的なマーケットの世界を知る「入口」となることができるように纏められています。為替の世界を形づくるさまざまな項目について、たやすく理解できる構成になっています。

為替とは、現金を使わずに安全・便利にお金を決済する方法で、 内国為替と外国為替の2つに分けられる。

為替とは、現金を使わずに安全・便利にお金を決済する方法で、 内国為替と外国為替の2つに分けられる。

 

2018年度対応にバージョンアップ!

本書は2009年に刊行され11刷となったロングセラー『No.1エコノミストが書いた世界一わかりやすい為替の本』に、最新の情報を盛り込んで改訂したものです。

2009年発行時のあとには、米国の2016年の大統領選挙でトランプ候補が逆転勝利したり、英国がEU(欧州連合)からの離脱を国民投票で決定したりするといった、多くの人にとって予想外の動きがいくつもありました。

ですが、経済のグローバル化が進んでおり、為替が経済動向を読み解く重要なカギだという大きな枠組みは、全く変わっていません。

テレビの経済ニュースや新聞などをみていると、「円高」「円安」 という言葉が必ず出てきます。あなたはその意味を理解できていますか?

テレビの経済ニュースや新聞などをみていると、「円高」「円安」 という言葉が必ず出てきます。あなたはその意味を理解できていますか?

最新の情報を取り込んでアップデートした本書(改訂版)を読んで為替の世界を知れば、日本と世界の経済の動きが手にとるようにわかるようになります。

これまで聞き流すだけだった世界の政治・経済ニュースは、興味深い貴重な情報源となるでしょう。あなたの世界はこれまでよりも大きく広がり、より広い視野で日々の仕事や資産運用に臨めるようになるはずです。

 

現役トップエコノミストが為替の世界を丁寧に解説

著者は国家公務員を2年で退職して、みずほ証券の為替ディーラーに転身しました。為替ディーラーというのは、円やドルなどの通貨を日々売り買いして利益を生み出そうとする仕事です。

為替の世界で、相場を完璧に予想する能力を身につけた人はいません。2008年9月の「リーマン・ショック」のように、マーケットの世界では事前に誰も予想できなかった出来事が起こります。為替市場は、グローバルな舞台の、終わりのないストーリーです。だからこそ、著者は為替の世界を知ってほしいと説きます。実務家から学生やビジネスパーソン、投資家のほか、外貨預金、FXを考える人にも必須の一冊です。

 
【本書のオススメポイント】
・為替ってそもそも何だろう?
・外国為替取引の中心はなぜドルなの?
・中国経済と人民元が抱える問題とは?
・為替相場に巨大な影響力をもつ機関投資家
・ユーロの実力はドルに迫っている
・ポンドの強さと将来性は?
・政治・経済情勢リスクに強いスイスフラン
・仮想通貨の影響力はどこまで広がるか
・米国大統領選の年はドル高になる?
・ドル暴落説は信用できる?
・為替取引はうわさで買って、事実で売る
・庶民感覚が相場のプロの予想に勝ることもある

 

本書の目次

Part1為替は私たちの生活にとても身近な存在

Part2外国為替取引の基本を理解しよう

Part3経済が為替相場を動かす基本的なしくみを理解しよう

Part4為替相場の動きと経済のつながりを詳しくみてみよう

Part5外国為替相場を動かすプレーヤーたち

Part6ドル以外の通貨の実力は?

Part7為替相場の動きの法則と読み方・考え方

 

上野泰也さん プロフィール

著者の上野泰也さんは、1963年青森県生まれ、育ちは東京都国立市。みずほ証券チーフマーケットエコノミスト。

1985年上智大学文学部史学科卒業。法学部法律学科に学士入学後、国家公務員Ⅰ種試験に行政職トップで合格し、1986年会計検査院入庁。

1988年富士銀行(現みずほ銀行)入行。為替ディーラーを経て為替、資金、債券の各セクションでマーケットエコノミストを歴任。2000年みずほ証券設立にともない現職に就任。

質・量・スピードを兼ね備えた機関投資家向けのレポート配信、的確な経済・市場予測で高い評価を得ており、「日経公社債情報」エコノミストランキングで2002年から6年連続で第1位、その後身の「日経ヴェリタス」エコノミストランキングで2011、2016、2017、2018年に第1位(通算10回は最多記録)。共同通信「経済予測ダービー」で2011、2012年に第1位。

著書に『No.1エコノミストが書いた世界一わかりやすい為替の本』のほか、同じシリーズで『経済の本』『株式の本』、『トップエコノミストが教える金融の授業』(かんき出版)、『トップエコノミストの経済サキ読み術』(日本経済新聞出版社)、『国家破局カウントダウン 日本を救う三つの処方箋』『「為替」の誤解』(朝日新聞出版)、『日本経済「常識」の非常識』(PHP研究所)、『デフレは終わらない』『虚構のインフレ』(東洋経済新報社)、『「依存症」の日本経済』(講談社)、『チーズの値段から未来が見える』(祥伝社)など。経済雑誌への寄稿も多数。

 

No.1エコノミストが書いた世界一わかりやすい為替の本
人気ランキング通算10回1位!
実力派エコノミストが図解でやさしく解説した為替入門の決定版!

11刷のロングセラー為替本を、最新の情報を盛り込んで改訂しました。
円高・円安の意味から外為市場と取引のしくみ、為替レート変動の理由、代表的な通貨、相場の読み方と予測まで網羅。
これを読めば、円、ドル、ユーロから仮想通貨まで、世界の通貨の実力がまるっとわかります!
実務家から学生やビジネスパーソン、投資家のほか、外貨預金、FXを考える人にも必須の1冊です。

 
■同時発売
No.1エコノミストが書いた世界一わかりやすい金利の本
人気ランキング通算10回1位!
金利予測の第一人者として知られるトップエコノミストが書いた金利入門の決定版!

9刷のロングセラー金利本を、最新の情報を盛り込んで改訂しました。
本書は、経済の初心者でもスラスラ読めて理解できるよう平易に解説。
金利と利回り計算の基本から、金利が決まる金融市場のしくみと最新事情、参加者の顔ぶれと動向、金利を決める経済のさまざまな要素と影響度、世界各国の金融政策と金利水準、トップエコノミストの金利動向の読み方と予測のテクニックまでを網羅した、充実の内容。
改訂にあたって、近年ニュースをにぎわせる「マイナス金利」といった新たな項目も追加しました。

景気の良し悪し、モノやサービスの値段、国の予算である財政の状況、企業の業績、個人の投資やローン――。
金利は、経済のすべてを反映し、経済のすべてを動かします。私たちの現在と将来の生活は、金利の動きに左右されるのです。
金利の知識を身につけることは、経済の必須知識を身につけることとも言えます。
金利を知って、個人の損得から日本・世界経済の現状と将来まで読み解きましょう!

【目次】
●Part1金利は私たちにとって最も身近な経済ルール
●Part2金利を決める金融市場の基本的なしくみを理解しよう
●Part3金融市場と市場金利の動向を詳しくみてみよう
●Part4経済が金利を動かすしくみを理解しよう
●Part5金利を動かすプレーヤーたち
●Part6世界の中央銀行と政策金利をみてみよう
●Part7金利動向を読み解く考え方とテクニック
●Part8投資の金利・利回りに強くなろう
●Part9借りる金利・利回りに強くなろう

 


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