『病気にならずに100歳まで歩こう』17年以上5000人超の追跡研究でわかった「一生歩ける歩き方の黄金ルール」とは
扶桑社より、青栁幸利さん監修『病気にならずに100歳まで歩こう』が刊行されました。
生活の中で取り組めるややきつい(中強度)活動が、生涯の健康と歩ける体をつくる!
「寝たきりにならず死ぬまで自分の足で歩く」を叶えるには、どうしたらよいか?
最近そうしたテーマの健康本が大変話題となっています。
特に世間の注目を集めているのが「スクワット健康法」です。死ぬまで歩くには「スクワットだけをすればよい」「筋トレで足腰を鍛えなさい」、そんな健康法が叫ばれています。
ところが、じつは無理にスクワットするのは、逆効果!
免疫力が落ち、病気を誘因してしまうことがわかったのです。もちろん「1日1万歩」の健康神話も信じてはいけません。
そんな「歩き方の黄金ルール」を紹介するのが、長年にわたり「歩行と長寿」の関わりを研究してきた東京都健康長寿医療センター研究所・青栁幸利さんです。
具体的には、1日8000歩(うち20分を速歩き)の中強度ウォーキングこそが「病気にならずに100歳まで歩く」鍵であることをわかりやすく教えてくれます。
また病気別・推奨歩数と時間、健康長寿の10ヵ条、一生歩くための「食事・栄養」「睡眠」の考え方、さらに年代別筋トレの必要性まで、詳しく解説されています。
青栁幸利さん プロフィール
監修者の青栁幸利(あおやぎ・ゆきとし)さんは、1962年、群馬県中之条町生まれ。東京都健康長寿医療センター研究所・老化制御研究チーム副部長/運動科学研究室長。
トロント大学大学院医学系研究科博士課程修了。医学博士。カナダ国立環境医学研究所、奈良女子大学、大阪大学などを経て現職。
無理にスクワットはしなくていい!
一日10000歩の健康神話も信じてはいけません!
17年以上にわたる5000人超の追跡研究でわかった、高血圧症・糖尿病・がん・認知症・脳卒中・寝たきりを防ぐ「歩き方の黄金ルール」をご紹介します。
第1章 一生歩ける歩き方の黄金ルールが明らかに
第2章 実践! 一生歩くための「中強度ウォーキング」
第3章 一生歩くための「食事」「睡眠」の考え方
100歳まで歩くために知っておきたいQ&A