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『失敗だらけの人類史 英雄たちの残念な決断』人類が犯してきた失敗の数々をアダムとイブまでさかのぼって検証

『失敗だらけの人類史 英雄たちの残念な決断』人類が犯してきた失敗の数々をアダムとイブまでさかのぼって検証

『失敗だらけの人類史 英雄たちの残念な決断』人類が犯してきた失敗の数々をアダムとイブまでさかのぼって検証

日経ナショナル ジオグラフィック社より、ステファン・ウェイアさん著『失敗だらけの人類史 英雄たちの残念な決断』(訳:定木大介さん、吉田旬子さん)が刊行されました。

 

聡明で経験豊かなリーダーたちは、なぜ判断を間違えたのか

本書は、人類が犯してきた失敗の数々について、それぞれの出来事の背景、判断を誤った原因、失敗の影響などを分析したビジュアル書籍です。

人類の歴史は「失敗の歴史」ともいえます。しかも、その失敗の多くは、優秀で善意に満ちた人々が、肝心なときに大事な判断を誤り、引き起こされています。これらの判断の多くは、その時には最良に思えたものばかりですが、一方で、とてつもなく愚かな判断が下されたことがあるのも事実です。

たくさんの人命や人々の暮らしを損なったり、国や王朝を滅ぼすような高い代償を払う結果をもたらした、実に愚かな失敗もあり、後世に負の影響を及ぼした致命的な誤算も数多く存在します。

本書は、「クレオパトラ、アントニウスと手を結ぶ」「チャーチルの描いた国境線、今日まで中東戦争の火種に」など、人類が犯した愚の骨頂とも言うべき失敗を47話にまとめて収録。カラーの図版、イラスト、写真を豊富に使用し紹介しています。

アダムとイブの神話時代から現代まで続く、英雄たちがやらかしてきた残念な決断と泣きたくなるような舞台裏を歴史的な事実に基づいて綴っています。

 

本書の主な内容

・アダムとイブ、禁断の木の実を口にする

・クレオパトラ、アントニウスと手を結ぶ

・チャーチルの描いた国境線、今日まで中東紛争の火種に

・20世紀最悪の暴君スターリンと大粛清

・ソ連、チェルノブイリで軽率に試験を行う

・CIA、ムジャーヒディーンに武器を提供する

・津波観測センサ、インド洋に設置されず

・・・など計47話について、失敗を犯した原因を、人物、背景、失敗の内容別に分かりやすく紹介。詳しい解説も掲載しています。

 

失敗だらけの人類史 英雄たちの残念な決断
【著者紹介】ステファン・ウェイア(STEPHEN WEIR)
米国ニューヨーク在住のノンフィクション作家。出版人としての経歴が豊かで、オーストラリアのノーベル文学賞受賞者パトリック・ホワイトや、英国の軍事歴史家ジョン・キーガンらの出版をサポートしている。富豪のジョージ・ソロスとも親交がある。

 


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