『おとなの健康』vol.6 健康寿命を大きく左右するのは、姿勢だった!? 姿勢の整え方を大特集
株式会社オレンジページが発行する、おとな世代の健康情報誌『おとなの健康』vol.6が1月16日に発売されました。
今号では、加齢とともに前かがみになる人が多く、猫背も増えてくる50代以上の人に向けて、見た目も体も若返る姿勢の整え方を特集しています。
「猫背が寿命を縮める」という驚くべき調査結果が判明!
姿勢が悪くなると老けて見える……でも、実はそれだけではありません。肩や首の筋肉に負担がかかってこりや痛みが慢性化したり、肺や胃、腸などの臓器が常に圧迫されて、様々な不調を招いたりします。放っておくと、年齢とともに姿勢は少しずつ悪くなっていくもの。
なお、米国の臨床施設で67~93歳の女性610人を対象にした調査では、後弯(猫背)の女性の早期死亡率が、後弯でない女性より1.15倍高かったそうです。
本号では、健康寿命をのばすことにつながる、よい姿勢の保ち方を紹介しています。
姿勢が悪くなると、こんな思わぬトラブルが!
前のめりの姿勢が体に与えるダメージは深刻です。嚥下障害につながる可能性や、食べ物をうまく消化できない、肺活量の低下など、様々な悪影響をもたらします。
・胃腸のトラブルが起きやすくなる
・呼吸が浅くなり、疲れやすくなる
・食べ物が飲み込みにくくなる
・肩こり・首こりの慢性化
・老けて見える&気持ちもふさぎがちに
姿勢の悪化は、筋肉と骨の両方の衰えが原因。そうなる前に今すぐ対策を!
おとな世代の姿勢をよくするキーワードは、 “筋肉”と“骨”。
“筋肉”が正しい姿勢を支え、“骨”が姿勢の土台を作ります。
本号では、
(1)正しい姿勢で「立つ」・「座る」・「歩く」コツ、
(2)よい姿勢をキープする筋肉と骨を鍛える「体操」、
(3)よい姿勢をつくるための筋肉や骨を強くする「食事」、
の3方向から、ふだんの生活を見直して、よい姿勢を身につけるセルフケアを掲載しています。
Pick up! 骨を強くする体操・誰でも簡単! ハーフスクワット
骨は常につくり変えられていて、ほどよい負荷をかければ、骨の強度アップが可能に。「ハーフスクワット」は、手軽にできて骨を強くする効果が高く、通常のスクワットよりも続けやすくておすすめ。毎日行うことが大切です。
(1)足は肩幅より少し広めに開き、つま先は30度外側に開く
(2)お尻を後ろに引き、ゆっくりと腰を落とす。ひざはつま先より前に出さず、つま先と同じ方向に向ける
ほかにも「健康は、楽しい。健康は、幸せ。」をテーマとした、おとな世代の健康情報が満載! 睡眠負債の返し方、肌をいたわるスキンケア、冬のヒートショック予防、体に効くもち麦レシピ、読むだけで元気が出る平野レミさんのインタビューなどを収録しています。
見た目も体も若返る「姿勢」の整え方
猫背は老けて見えるだけでなく、腰痛や肩こりを悪化させたり、
呼吸が浅くなったりと不調を招き、寿命が短くなるという研究結果が。
よい姿勢を保つには「筋肉」と「骨」を鍛えることが必要。
体操や生活習慣の見直しなどで、これらを自分で鍛える方法を紹介。
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■おとな世代が会いたい人
平野レミさん
■猫背は寿命を縮める!?
見た目も体も若返る「姿勢」の整え方
・姿勢は健康寿命を大きく左右する
・今すぐあなたの姿勢をチェック
・おとな世代の姿勢をよくするキーワードは「筋肉」と「骨」!
●姿勢の整え方PART1●
正しい姿勢で「立つ」・「座る」・「歩く」コツ
●姿勢の整え方PART2●
よい姿勢をキープする筋肉と骨を鍛える体操
●姿勢の整え方PART3●
よい姿勢をつくるための筋肉や骨を強くする食事
■【おとな世代の】
睡眠負債の返し方
■【若いころと同じではダメ! 】
50代からは肌をいたわるスキンケア
■入浴中の突然死を招く!
冬のヒートショックを防ぐ
■腸内環境を整え、生活習慣病を予防する!
体に効く もち麦レシピ
■30年間で患者数が3倍に
大人のぜんそくが増えています!
■65歳以上の4人に1人が認知症の時代に突入!?
認知症は予防できる
■60歳以降は後遺症の痛みが残りやすいので要注意
今、急増中! 帯状疱疹
■入院費用は乳がんで25万円、脳梗塞で78万円!?
病気になったときかかるお金
【連載】
・足の元気は体の元気/外反母趾
・おとな世代が読みたい本 池内 紀さん著『すごいトシヨリBOOK』
・認知症予防に効果あり! /指先体操