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『サハラの薔薇』生き残るのか正義か―。下村敦史さんの王道冒険小説!

『サハラの薔薇』生き残るのか正義か―。下村敦史さんの王道冒険小説!

『サハラの薔薇』生き残るのか正義か―。下村敦史さんの王道冒険小説!

下村敦史さん著『サハラの薔薇』がKADOKAWAより刊行されました。

本作は、主人公である考古学者の峰がエジプトで発掘調査中に悲願だった王家の墓を見つけたところから始まります。

その石棺の中にあったのは、死後数ヶ月しか経ってないミイラ状の死体でした。失望にくれる峰は宿泊先へ帰ると何者かの襲撃を受けてしまいます。
危うく難を逃れた翌日、講演先のパリへ向かう峰を乗せた飛行機が砂漠に墜落。峰を含む生き残った者達は徒歩で砂漠を彷徨うことに。と、これまでが第一章のあらすじで、これ以上の絶体絶命のピンチが峰らを襲いかかります。生きるか死ぬかの瀬戸際で迫られる選択を峰らがどう乗り越えていくのか、読む手を止められない徹夜必至の小説が誕生しました。

著者の下村敦史さんは、デビューから3年めの新人ですが、これまでの著作は本作を含めて10作と、驚異的なスピードで刊行をし続けており、今最も期待を集める若手作家のお一人です。

 

『サハラの薔薇』あらすじ

エジプト発掘調査のハイライト、王家の墓に埋葬されていた石棺の中にあったのは、死後数ヶ月のミイラ状死体だった!
そして、考古学者の峰は何者かの襲撃を受ける。

危うく難を逃れたが講演先のパリへ向かう飛行機が砂漠に墜落し、徒歩でオアシスを目指すこととなった。同行者は美貌のベリーダンサー・シャリファ、粗暴で残酷なアフマド。何かを思い詰めている技術者の永井、飛行機オタクのエリック、不気味な呪術師。

誰もが謎を追え、次々と危険なカードを切ってくる――やがて一行は分裂し、巻き込まれた戦闘の中で峰は、永井の過去と真実の使命を知る。果たして「サハラの薔薇」とは何なのか。それが未来にもたらすものは!?

 

下村敦史さん プロフィール

撮影=ホンゴユウジ氏

撮影=ホンゴユウジ氏

著者の下村敦史(しもむら・あつし)さんは、1981年京都府生まれ在住。2006年より江戸川乱歩賞に毎年応募し、2014年に9回目の応募となる『闇に香る嘘』で第60回江戸川乱歩賞を受賞し、デビュー。デビュー作ながら「週刊文春ミステリーベスト10 2014」国内部門で2位、「このミステリーがすごい!2015年版」(宝島社)国内編で3位にランクインし高評価を受ける。

難民問題、海外での山岳遭難など今日的なトピックを真摯に扱いながらもエンタテインメントとして昇華させる筆力に定評があり、今、最も期待を集める若手作家である。近作は『真実の檻』『生還者』『緑の窓口 ~樹木トラブル解決します~』など。

 

サハラの薔薇
生き残るのか正義か――究極の葛藤。

エジプトで発掘調査を行う考古学者の峰の乗るフランス行きの飛行機が墜落。機内から脱出するとそこはサハラ砂漠だった。生き残った6名はオアシスを目指して沙漠を進み始めるが、食料や進路をめぐる争いが生じ……。

 


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