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『人間チャーチルからのメッセージ 不安な豊かさの時代に生きる私たちへ』人生をいかに歩んでいけばよいかを示唆

『人間チャーチルからのメッセージ 不安な豊かさの時代に生きる私たちへ』人生をいかに歩んでいけばよいかを示唆

『人間チャーチルからのメッセージ 不安な豊かさの時代に生きる私たちへ』人生をいかに歩んでいけばよいかを示唆

小学館スクウェアより、松本正さん著『人間チャーチルからのメッセージ 不安な豊かさの時代に生きる私たちへ』が12月4日に刊行されます。

 

『人間チャーチルからのメッセージ』の内容

本書は、英国の大宰相・ウィンストン・チャーチルから読者に贈る、人生をいかに歩んでいけばよいかについての示唆に富んだメッセージです。

将来に不安を感じている若者や、仕事に行き詰まっている働き盛りの人々に人生をどう乗り切っていけばよいか、退職した老人に残りの人生を有意義に過ごすには何をすればよいか、チャーチルが残した言葉から、そのヒントを見つけることができます。

本書で、チャーチルはただ一度の人生を生き抜くことの大事さや、長続きする趣味を見つけることの大切さを説き、人生での羅針盤は何か、を話します。また民主主義とは何か、リーダーシップとは何か、政治家の心構えや政治信念を読者に語ります。

口笛の嫌いだったチャーチルが口笛を吹く少年とすれ違った際に何を言ったか、ニューヨークで交通事故に遭ったとき、加害者に対しどう行動したか、など小話やエピソードを交え、チャーチルの生活信条や生活習慣、人柄や性格もえぐり出しています。

本書は名言録や解説書ではありません。ましてや評伝でもありません。チャーチルその人を読者に伝える内容になっています。英国の帝国戦争博物館やドイツ連邦公文書館、民間機関が所蔵するチャーチルの貴重な写真など47枚も掲載。

 

『人間チャーチルからのメッセージ』の目次

序章  たとえ劣等生でも、優等生に生まれ変われます

第1章 リスクを恐れぬ勇気を抱いて人生を歩いていきなさい

第2章 自らの羅針盤を信じ行動を起こしなさい

第3章 良心の盾を持たずに人生を歩むことほど、軽率なことはない

第4章 批判や逆境・失敗を恐れてはなりません

第5章 理想を抱く現実主義者たれ!

第6章 自由を尊重する民主主義者であれ

第7章 高い理想と細心の配慮をもってリーダーシップを発揮せよ

第8章 長続きする趣味を見つけなさい

 

松本正さん プロフィール

著者の松本正(まつもと・ただし)さんは、元共同通信社記者。1974年、中央大学法学部卒業。1976~1977年までロンドン大学経済政治学院(LSE)大学院に留学。1979年、ロンドン・スクール・オブ・ジャーナリズムのジャーナリズム・コースを修了。1981年、ウェールズ大学ユニバーシティー・カレッジ・オブ・ウェールズ・アバリストウィス(現在のアバリストウィス大学)大学院ディプロマ課程(PD)修了。1982年9月、共同通信社に入社し、名古屋支社編集部、海外部、放送部、メディア局編集部、国際局紙面サービス室を経て2008年7月に定年退職。

著書に『過去のない国』『歴史の視力』『現実主義者の選択』(いずれもホルス出版)がある。

 

人間チャーチルからのメッセージ 不安な豊かさの時代に生きる私たちへ
自国の利益最優先、「多民族が国民の職を奪う」という排外主義
ヒトラーが登場した第二次世界大戦前夜は、悪夢の時代の幕開けだった。現代世界に芽ばえる兆候は、当時の様相に限りなく近づきつつある。
いまこそ、早くからヒトラーの本質を見抜き“もろくて壊れやすい民主主義”を護るために、決然と立った歴史的な名宰相チャーチルの言動に学ぶ時ではないか。 元ジャーナリストの著者が厳選した、人間的な魅力にあふれたチャーチルのメッセージを受け取ってください。

 


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