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『このミステリーがすごい!』大賞の”隠し玉”、志駕晃さんの『スマホを落としただけなのに』が発売2ヶ月で10万部を突破!

『このミステリーがすごい!』大賞の”隠し玉”、志駕晃さんの『スマホを落としただけなのに』が発売2ヶ月で10万部を突破!

『このミステリーがすごい!』大賞の”隠し玉”、志駕晃さんの『スマホを落としただけなのに』が発売2ヶ月で10万部を突破!

宝島社が4月6日に「このミステリーがすごい!」大賞シリーズから発売した宝島社文庫『スマホを落としただけなのに』(志駕晃さん・著)が10万部を突破しました。新人作家のデビュー作品が発売から2ヶ月で10万部を突破するのは異例の売れ行き。

 

「このミステリーがすごい!」大賞の”隠し玉”

本書は、宝島社が主催するミステリー&エンターテインメントの新人賞、第15回「このミステリーがすごい!」大賞への応募作品の中から「隠し玉」シリーズとして刊行しました。

 
「隠し玉」シリーズとは、受賞には及ばなかったものの、大きく改稿することでベストセラーになる可能性を秘めているものを発掘し、刊行しているシリーズです。第1回応募作品からは『そのケータイはXXで』(上甲宣之さん)が刊行され、30万部を突破し、映画化もされました。その後も『死亡フラグがたちました』『もののけ本所深川事件帖 オサキ江戸へ』などのヒット作品を刊行、第10回応募作品からは『珈琲店タレーランの事件簿』(岡崎琢磨さん)が、シリーズ累計227万部を突破しベストセラーとなるなど、人気作を世に送り出してきました。

 
本作は主人公・麻美の彼氏が落としたスマートフォンを“連続殺人犯で狡猾なハッカー”である男に拾われたことをきっかけに犯人に気に入られてしまった麻美が、身近なSNSやインターネットで監視され、追い詰められていくミステリー作品です。
「このミス」大賞の選評では「スマホを落とすという誰にでもありそうな日常の災難を、とんでもない災厄につなげていく過程が面白い。」(茶木則雄さん)などの評価を得ており、これまでに森永卓郎さんや書店員さんによる書評などで好評だったほか、日本国内に向けて情報セキュリティに対する取り組みや注意喚起等の情報を発信している内閣サイバーセキュリティセンターのSNSでも紹介されました。

 
なお、「このミステリーがすごい!」大賞は、これまでに第153回直木賞受賞の東山彰良さんや、第69回日本推理作家協会賞受賞の柚月裕子さん、累計1000万部突破の『チーム・バチスタの栄光』シリーズの海堂尊さんなどの作家を輩出しています。

 

志駕晃さん プロフィール

著者の志駕晃(しが・あきら)さんは、1963年生まれ。神奈川県横浜市在住。明治大学商学部卒業。ニッポン放送入社後、様々なラジオ番組制作に関わります。担当番組は「ウッチャンナンチャンのオールナイトニッポン」「ドリアン助川の正義のラジオ ジャンベルジャン」「中居正広のSome girl’SMAP」など多数。

第15回「このミステリーがすごい!」大賞の「隠し玉」として、『スマホを落としただけなのに』でデビュー。

 

『スマホを落としただけなのに』あらすじ

麻美の彼氏の富田が、タクシーの中でスマホを落とした。拾い主の男はスマホを返却するが、男の正体は狡猾なハッカーだった…。麻美を気に入った男は、麻美の人間関係を監視し始める。
セキュリティを丸裸にされた富田のスマホは、身近なSNSを介して麻美を陥れる凶器へと変わっていく。

 

スマホを落としただけなのに (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
第15回『このミステリーがすごい! 』大賞・隠し玉作品は、二転三転する恐怖のサイバーサスペンスです!

麻美の彼氏の富田がスマホを落としたことが、すべての始まりだった。
拾い主の男はスマホを返却するが、男の正体は狡猾なハッカー。
麻美を気に入った男は、麻美の人間関係を監視し始める。
セキュリティを丸裸にされた富田のスマホが、身近なSNSを介して麻美を陥れる狂気へと変わっていく。
いっぽう、神奈川の山中では身元不明の女性の死体が次々と発見され……。

 


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