第3回「本のサナギ賞」優秀賞『ロンリー・プラネット』中高年独身者専用集合住宅で多発する殺人事件の哀しき真実と現実とは?
全国の書店員が選ぶ第3回「本のサナギ賞」優秀賞を受賞した『ロンリー・プラネット』(雄太郎さん・著)が、ディスカヴァー・トゥエンティワンより刊行されました。
これは、心を揺さぶる「つながり」の物語
社会に息苦しさを感じつづけてきたエンジニア・桑田は、中高年独身者専用の集合住宅「ロンリー・プラネット」に駆り立てられるように入居する。ほしいものは全て手に入り、静かに、ささやかに一人暮らしを謳歌できる――。過去に殺人事件が起こった施設ではあるが、桑田にとって、ロンリー・プラネットの生活はまさに楽園に思えた。
そんな中、ロンリー・プラネットで新たな事件が発生する。やがて、桑田はゆるやかに事件に巻き込まれ、施設の真実を目の当たりにすることとなる。
第3回「本のサナギ賞」優秀賞受賞作が、ついに文庫で発売です。
「本のサナギ賞」とは
「本のサナギ賞」は、絶対に期待を裏切る「どんでん返しエンタメ小説」新人賞です。
現役書店員<本の虫>が、「世に出したい」と期待を込める作品<本のサナギ>を見出し、書店、著者、出版社が一丸となり、ベストセラー<本のチョウ>を目指すエンタメ小説新人賞です。
本が大好きな<本の虫>が予想する結末を、いちばん裏切ったどんでん返し作品が大賞となります。
★「本のサナギ賞」サイト:http://fictions.d21.co.jp/sanagi/
雄太郎さん プロフィール
著者の雄太郎(ゆうたろう)さんは、福岡市在住。1997年、創作活動を開始。本作にて第3回本のサナギ賞優秀賞を受賞。