『香港行ったらこれ食べよう!』美食の街・香港を食べつくせ!おいしく元気をチャージ!
誠文堂新光社より、清水真理子さん著『香港行ったらこれ食べよう! 地元っ子、旅のリピーターに聞きました。』が刊行されました。
世界に名を馳せる美食の街・香港。
香港がグルメの街として知られるのにはいくつかの理由があります。
ひとつは、香港の食のベースは中華八大料理に挙げられる広東料理だから。
もうひとつの理由は、世界に名だたる貿易港で、コスモポリタンな街だから。
「貿易港=世界中からおいしい食材が集まる」
「コスモポリタンな街=新たな発想の料理がどんどん生まれる」
香港の中華が他と違うのはきっとこんな土地柄もあるからでしょう。
しかも香港は元イギリス植民地だった影響もあり、西洋の食の要素がミックスされた香港独特の料理があるのが独特。
例えばチャーハン入りのドリアだったり、トマトソースの中に中華麺が入っていたり……。
西洋っぽいけど西洋にはないであろうユニークな香港グルメは驚きがいっぱいです。
この本では、伝統的な中華料理から独創的な香港料理まで、香港市民が愛してやまないグルメを紹介しています。
よく食べて、よくしゃべり、よく笑うパワフルな香港の人たち。その輪の中にあるのはいつでもおいしいごはん。
地元の人たちに倣って地元の食堂や屋台などさまざまなテーブルでおいしく元気をチャージしませんか?
初めて香港を旅したとき、香港について全く詳しくなかった著者は、「香港グルメ=中華料理」という漠然としたイメージしか持っていなかったそうです。なので、坦坦麺やエビチリがおいしい店を地元の人達に尋ねては「わざわざ香港まで来て、なんで香港の料理を食べないの?」と怪訝な顔をされたのを覚えているそうです。
香港に住むことになって知ったのは、香港の料理で最もメジャーなのは広東料理だということ。さらに広東料理には、客家・潮州・順徳・広州料理の4つがあること。そしてそれ以外にも、かつてイギリス植民地だった影響や、世界に名だたる貿易港としてさまざまな文化や食材が集まるコスモポリタンな街という背景もあり、微妙に洋食っぽいアレンジをした独特の「香港料理」があること。
この本では、そんな“香港だからこそ”のメニューがまとめられています。香港グルメといえばおなじみの飲茶やワンタン麺、チャーシュー飯をはじめ、麺・ごはん・お肉・海鮮・おやつ・スイーツのジャンルに分けて紹介。どれも、相席必至のローカルなお店のものばかりなので、これらの料理を食べに行くともれなくローカルの人たちと自然にコミュニケーションが取れてしまう、というオプションが付いてきます。
【目次】
香港点心パラダイス/麺もの/ごはんもの/肉/海鮮/小腹にドン/あまいもの/コラム:香港人の朝ごはん ほか
清水真理子さん プロフィール
著者の清水真理子(しみず・まりこ)さんは、フリーライター。新聞社勤務を経て2004年に北京へ渡り普通語(中国の標準語)を学ぶ。2006年より香港にて現地邦人向け情報誌の編集長を務める。2012年よりフリーランスに。
総合情報サイト『All About』の香港ガイドとして執筆するほか、多メディアにて香港の情報を発信。2015年には香港政府観光局より「香港スペシャリスト」に認定される。2017年4月に初著書『HONG KONG 24 hours 朝・昼・夜で香港が好きになる本』(ダイヤモンド社)を発行。
この本では、伝統的な中華料理から独創的な香港料理まで、
香港市民が愛してやまないグルメを紹介しています。
よく食べて、よくしゃべり、よく笑うパワフルな香港の人たち。
その輪の中にあるのはいつでもおいしいごはん。