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『お客を捨てる勇気』コロナ禍でも儲かる店だけがやっていることとは?

中谷嘉孝さん著『お客を捨てる勇気』

中谷嘉孝さん著『お客を捨てる勇気』

リピート率90%のヘアサロンを経営する中谷嘉孝さん著『お客を捨てる勇気』がクロスメディア・パブリッシングより刊行されました。売上減、集客サイトへの依存、ライバル店の出現などの危機的状況を抜け出すための奇跡の経営術を伝授します。

 

飲食店や美容室を危機的状況から救うのは「お客を捨てる勇気」

今、コロナ禍でたくさんの飲食店や美容室などが危機的状況に陥っています。しかし著者の経営するお店はコロナの影響を微塵も受けていません。なぜなら「お客を捨てる勇気」を持っているからです。

 
顧客ニーズに無理して応えるよりも、自店のウリや強み、ミッションや想いをもとにした「旗」をしっかりと掲げる。その旗に集まってくれるお客だけを大切にする。

つまり、資本力の乏しい小さなお店や会社が、コロナのような外的要因に翻弄されない安定経営を築き上げるためには、何を差し置いてもお客選びだけは間違えてはいけないのです。

 
本書では約30年にわたり小さなお店(美容室、飲食店など)を次々に成功させてきた著者が、売上の激減やリピート率が上がらないなどの危機的状況を抜け出す奇跡の経営術を、往年のヒットソングになぞらえながらストーリー形式でわかりやすく展開していきます。

 
【あらすじ】
一人オーナーのヘアサロンを経営する倉本ソウタは、売上が思うように伸びず悩んでいた。ある日、行きつけの喫茶店で謎の紳士、秋山と出会う。「お客のニーズは無視しろ。自分ニーズに向き合え」と言う秋山の正体はいったい――?
売上減、集客サイトへの依存、ライバル店の出現など、危機的状況を抜け出すための奇跡の経営術とは?

 
<編集者からのコメント>

コロナ禍で地獄を見たお店がある一方で、コロナ禍にもかかわらず業績を上げているお店もあります。「悩んでいる店舗オーナーさんを助けたい」その一心で著者と編集が一丸となって仕上げました。美容室・飲食店に限らずどんな業界の小さなお店にも役立つメソッドになっています。

 

「もう景気や社会情勢に振り回されない」ためのメソッドや考え方を紹介

 
◆生涯顧客の獲得

スモールビジネス経営者が何よりも獲得しなければならないのは「わかり合えるお客」です。自店のウリや強み、想いやポリシーに共感して追いかけてきてくれるお客を大切にすること。そしてそのお客がゆくゆくは一生涯のお付き合いができる生涯顧客となるのです。

 
◆顧客ニーズは無視する

明確なニーズを持ったお客などいません。あれこれこだわりの多いお客は「自分の言いなり」になってくれる店ならどこでもいいのです。顧客ニーズを満たすためにリソースを注ぐより、自分ニーズに向き合い、それを追いかけてくれるような店にすることが大切です。

 
◆旗を立てる

「旗」とは自店のウリや強み、ミッションや想いなどのことです。旗がないお店はお客が定着せず、リピート率が上がりません。また、「安心安全」「アットホームな店」という曖昧でありきたりな旗ではお客を引き寄せられません。お客に何を提供したいのか、何ができるのかを把握して自分のお店「らしさ」を大切にしなければならないのです。

 

本書の構成

第1章 経営者の決断
価値のつくり方―─『まちぶせ』に学ぶ
思い立ったが吉日! ―─『HERO(ヒーローになる時、それは今)』に学ぶ
[第1章]秋さんのユートピアビジネス実践ポイント

第2章 成功を掴む覚悟
新陳代謝―─『木綿のハンカチーフ』に学ぶ
影響力―─『赤いスイートピー』に学ぶ
[第2章]秋さんのユートピアビジネス実践ポイント

第3章 お客を捨てる勇気
理想の客だけ集める方法―─『関白宣言』に学ぶ
選り好みの徹底―─『待つわ』に学ぶ
価格設定の魔力―─『勝手にしやがれ』に学ぶ
[第3章]秋さんのユートピアビジネス実践ポイント

第4章 豊かさの法則
ブルーオーシャン戦略―─『世界に一つだけの花』に学ぶ
キャッシュフローの重要性―─『翼の折れたエンジェル』に学ぶ
[第4章]秋さんのユートピアビジネス実践ポイント

第5章 本物
熱血サポーターのつくり方―─『年下の男の子』に学ぶ
愛がすべて―─『ff(フォルティシモ)』に学ぶ
[第5章]秋さんのユートピアビジネス実践ポイント

第6章 壁の向こうの景色
生涯顧客―─『未来予想図II』に学ぶ
[第6章]秋さんのユートピアビジネス実践ポイント

 

著者プロフィール

著者の中谷嘉孝(なかたに・よしたか)さんは、1967年生まれ。香川県小豆島出身。ユニークな経営手法で若くから脚光を浴び、Jリーガーやプロ野球選手をはじめとする有名スポーツ選手、元サッカー日本代表監督イビチャ・オシムさん御用達のヘアサロンとして注目を集める。

ヘアコンテストの全国大会や環境省が主催するイベントにて快挙を達成。ミラノコレクション2011-2012秋冬にヘアメイクアーティストとして参加。飲食業界にも進出し、自身がプロデュースした「本気の焼豚 プルプル食堂」は食べログの浦安ラーメンランキングで一位を記録する。2016年、女性専用アパートメント「麗賓館」事業を立ち上げる。2017年、俳優の大場久美子さんとのコラボサロン「リフレクソロジー和萌憂つぼ」浦安店をプロデュース。

現在は完全会員制サロン「Le.Patch INTERNATIONAL」を経営する傍ら、サロンブランディングの第一人者としてセミナー、テレビ出演など多数活躍中。

著書に『リピート率90%超!あの小さなお店が儲かり続ける理由』『リピート率90%超!小さなお店ひとり勝ちの秘密』(ともにクロスメディア・パブリッシング)がある。

 

お客を捨てる勇気
中谷嘉孝 (著)

そのお客、本当に必要ですか! ?
コロナ禍を勝ち抜いてきたお店がやってきた、奇跡の経営とは?

今、コロナ禍でたくさんの飲食店や美容室が危機的状況に陥っています。しかし「お客を捨てる勇気」を持ったお店は、コロナの影響を微塵も受けていません。顧客ニーズに無理して応えるよりも、自店のウリや強み、ミッションや想いをもとにした「旗」をしっかりと掲げる。その旗に集まってくれるお客だけを大切にする。つまり、資本力の乏しい小さなお店や会社が、コロナのような外的要因に翻弄されない安定経営を築き上げるためには、お客選びだけは間違えてはいけないのです。
本書では約30年にわたり小さなお店(美容室、飲食店)を次々に成功させてきた著者が、売上の激減やリピート率が上がらないなどの危機的状況を抜け出す奇跡の経営術を、往年のヒットソング(木綿のハンカチーフ、勝手にしやがれ、赤いスイートピーなど)になぞらえながらストーリー形式で展開していきます。

 


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