『BLONOTE』「EPIK HIGH(エピック・ハイ)」タブロさんのまっすぐな言葉のかけらが切なく心に響き、感情を揺り動かす!
韓国ヒップホップグループ「EPIK HIGH(エピック・ハイ)」のリーダー・タブロさん著『BLONOTE(ブロノート)』(訳:清水知佐子さん)が世界文化社より刊行されました。
BTS天才ラッパーを生んだ言葉の源流!?
2016年10月1日、BTSの公式Twitterで一冊の本が紹介されました。リーダー・RMさんの胸にしっかりと抱きしめられたその書籍のタイトルは『BLONOTE』。
BTSメンバーのRMさん、SUGAさんの音楽の原点のひとつとして知られる「EPIK HIGH(エピック・ハイ)」タブロさんの言葉を集めたメッセージ集です。
この投稿をきっかけに日本でも大きな話題となり、邦訳版が待ち望まれてきた『BLONOTE』、ついに日本語版が発売されました。
BTSもリスペクトを公言する、韓国ヒップホップ界の雄!EPIK HIGHのリーダー・タブロさんとは?
2003年のデビューより、黎明期にあったヒップホップを牽引し、韓国の音楽シーンに数々のヒット作を残してきました。その影響力は計りしれず、BTSのRMさんやSUGAさんをはじめ、若者に人気のR&Bシンガー・DEANさんや韓国No.1ラッパーといわれるJUSTHISさんなど、多くのアーティストがリスペクトを公言しています。
彼らを惹きつけてやまないのは、人生や感情を嘘偽りなく表現するタブロさんの文学的な歌詞。スタンフォード大学で学んだというアカデミックな経歴や、波乱万丈の人生から繰り出される言葉こそが、聴く者の心を強く揺さぶるのです。
「さびしいと感じたときに読んでほしい」心に寄り添うメッセージ
本書は、タブロさんが自身のラジオ番組「TABLOと夢見るラジオ」の終わりに読み上げた短いメッセージをまとめた一冊です。
“経験を積むことが 砂の城を築くことになりそうで怖いのです”
“「会いたい」という言葉は ほんとに会おうって意味じゃないんだな”
1ページにつき1つの短いメッセージとして綴られた言葉の数々は、シンプルだからこそ、読む人の立場によって感じ方が異なります。ありとあらゆる情報が飛び交う現代社会において、あえてたったひとつの言葉と向き合うことで自分の心の在り方を探るのも楽しみのひとつ。
韓国では、大きく設けられた余白部分に思い思いの言葉やイラストを添え、自分だけの世界を表現する「BLONOTE活用法」がブームとなり、読書という枠を超えた楽しみが広がっています。
本書冒頭より著者タブロさんのコメント
深夜ラジオのパーソナリティーをしていたとき、
「おやすみ」のあいさつ代わりに読み上げていた
ことばのかけらを集めたものです。
ふとした思いや悩みの
始まりでも終わりでもない文章ですが
ふとした思いの始まりになり
ふとした悩みの終わりになることを願います。
さびしいと感じたとき
手を伸ばせばすぐ届くところに
置いておいてください。
日本語版特典! 韓国ヒップホップ・キュレーター 鳥居咲子さんによる解説も
トルコ、ベトナム、タイ、インドネシアなどで翻訳され、今なお多くの人々に愛されている『BLONOTE』。日本語版にはなんと、 我が国における韓国ヒップホップの第一人者であり、「BMSG」のクリエイティブ・ディレクターとしても活躍中の鳥居咲子さんによる読み応えたっぷりの解説が掲載されています。
タブロさんの言葉はなぜここまで私たちの心を揺さぶるのか。今や世界中でファンが熱狂する韓国音楽業界に与えた影響とともにその源流に迫ります。
著者プロフィール
著者のタブロさんは、1980年生まれ。インドネシア、スイス、香港などで幼少期を過ごす。高校時代に廃刊されていた構内文芸誌『望遠鏡』を復刊し、編集長を務めた。作家のドバイアス・ウルフの教えのもと、スタンフォード大学創作文芸・英文学科を首席で卒業した後、英文学科の修士課程を修了。
演劇、文芸誌、短編映画など大学内外でのさまざまな活動を経てニューヨークで独立映画の助監督として活動していた頃、ハーレムでの生活を機に音楽の世界に足を踏み入れた。現在は、2003年にデビューしたヒップホップグループ「EPIK HIGH」のリーダーを務め、音楽界において高い評価を受けるとともに大衆からも広く愛されている。MBC(文化放送)ラジオの音楽番組「タブロと夢見るラジオ」(2008~2009年、2014~2015年)のDJとしても人気を集めた。
著書に『BLONOTE』のほか、短編集『あなたのかけら』(月出版、2008、未邦訳)がある。
BLONOTE(ブロノート) タブロ (著), 清水 知佐子 (翻訳) 「TABLOが現在の韓国の音楽シーンで活躍するアーティストたちに与えてきた影響を計り知れない。 2016年の発売以降、韓国でベストセラー、大人気ヒップホップグループ「EPIK HIGH」のラッパー・タブロによるメッセージ集が遂に日本でも刊行! 深夜ラジオで読み上げられたフレーズは、いずれも心に突き刺さる珠玉のことばばかりです。 また、日本語版オリジナルコンテンツとして収録された、韓国ヒップホップ・キュレーター鳥居咲子氏による幅広い知見と深い考察に基づいた読み応えたっぷりの解説も必読! ! |
◆AERA6月6日号 フィギュアスケート・アイスダンスの村元哉中さん・髙橋大輔さんが表紙に登場! King Gnu井口理さん「なんでもソーダ割り」最後のゲストはスタジオジブリ・鈴木敏夫さん | 本のページ
◆『AERA』12月13日号 柳楽優弥さんが表紙に登場! | 本のページ
◆『AERA』10月25日号 コロナ禍版「人気102社が採用したい大学」を一挙掲載 | 本のページ
◆『週刊朝日』6月25日号 山崎育三郎さんが表紙に登場! | 本のページ