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『「食」の未来で何が起きているのか?』「フード」×「テクノロジー」で日本の食事はどう変わる?

石川伸一さん監修『「食」の未来で何が起きているのか? 「フードテック」のすごい世界』

石川伸一さん監修『「食」の未来で何が起きているのか? 「フードテック」のすごい世界』

石川伸一さん監修『「食」の未来で何が起きているのか? 「フードテック」のすごい世界』が、青春出版社より刊行されました。

 

「フード」×「テクノロジー」=「フードテック」

「食」の世界が劇的に変わりつつある現代。今後、地球規模の人口爆発が起こり、肉をはじめとする食料は間違いなく供給不足に陥るといわれています。加えて一次産業や外食業界では人手不足が深刻化し、さらに新型コロナウイルスの流行もあって、以前の常識がますます通用しない時代になっていくでしょう。

 
こうした深刻な問題を解決すべく、日本を含む世界各国は食のあらゆる面に最先端のテクノロジーを活用する大変革「フードテック」に臨んでいます。

筋細胞を増殖させる培養肉、植物性たんぱく質による「代替肉」「代替魚」、料理の技術を必要としない「スマート調理機器」など、これらのイノベーションはすでに実現しているものも多くあります。

 
本書では、いま国内外の「食」の最前線ではどんな研究・開発が行われているのか、すでに実用化されはじめたもの、実用化されようとしているものなどについて具体的な事例とともに解説します。

 
<本書の内容>

◆フードテックで、身の回りの”普通”が変わりつつある
◆日清食品が挑む、世界にまだない「培養ステーキ肉」
◆米国の若者「Z世代」にとって、代替肉は「クール」
◆昆虫食が注目されたきっかけは国連関連機関の推奨
◆スマート調理機器があれば、料理初者でも心配なし

…など

 

監修者プロフィール

監修者の石川伸一(いしかわ・しんいち)さんは、東北大学大学院農学研究科修了。宮城大学食産業学群教授。

北里大学助手・講師、カナダ・ゲルフ大学客員研究員(日本学術振興会海外特別研究員)などを経て、現職。専門は、分子調理。関心は、食の「アート×サイエンス×デザイン×テクノロジー」。

著書に『「食べること」の進化史』『分子調理の日本食』、監修書に『食の科学』『フードペアリング大全』などがある。

 

「食」の未来で何が起きているのか? 「フードテック」のすごい世界 (青春新書INTELLIGENCE 635)
石川 伸一 (監修)

「フード」と「テクノロジー」をかけ合わせた「フードテック」が注目されている。
大豆などの植物成分から作られた「代替肉」や、肉の細胞を増殖させて作る「培養肉」などがその代表。
本書は、いま国内外の「食」の最前線ではどんな研究・開発が行われているのか、すでに実用化されはじめたもの、実用化されようとしているもので、だれもが無関心ではいられない事例を紹介。知的好奇心を刺激し、知れば誰かに話したくなる一冊である。

 


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