『もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら』 発売2ヵ月で4刷、10万部突破!
宝島社が2017年6月7日に発売した書籍『もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら』(神田桂一さん、菊池良さん・著 田中圭一さん・イラスト)が、発売2カ月で異例の4刷10万部を突破しました。
文豪や人気アーティストなど100人になりきり、100パターンの“カップ焼きそばの作り方”を掲載
本書は、「もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら」をテーマに、村上春樹さんや太宰治、三島由紀夫、川端康成といった文豪や、星野源さん、小沢健二さんといった人気アーティストなど100人になりきり、100パターンの“カップ焼きそばの作り方”を掲載しています。
カップ焼きそばの文体摸写は、昨年、著者の菊池良さんがツイッターに投稿した「もしも村上春樹がカップ焼きそばの容器にある『作り方』を書いたら。」が、3万件以上もリツイートされたことから火がつきました。
その投稿を見た多くのツイッターユーザーから「もしも○○がカップ焼きそばの作り方を書いたら」という文体摸写が次々と投稿され、糸井重里さん本人までもが「糸井重里が焼きそばの作り方を書いたら」を投稿。著名人も参加するほどまでに広がり、ネット上でブームとなったことから、今回の書籍化に至りました。
書籍化にあたっては、文豪以外にも新たに『週刊文春』や「迷惑メール」などの文体を加え、すべて新規書き下ろし、表紙や本文イラストは『うつヌケ』(KADOKAWA)の著者でパロディマンガの第一人者・田中圭一さんが担当しました。
タイトルの一部を紹介〔敬称略〕
■村上春樹「1973年のカップ焼きそば」
■田山花袋「カップ焼きそばを蒲団にこぼした」
■村上龍「限りなく透明に近いお湯」
■相田みつを「カップやきそばだもの」
■星野源「焼きそば恥だがカップ立つ」
■『週刊文春』「カップ焼きそば 真昼間の“怪しい湯切り”撮った」
・・・など。
編集担当者・九内俊彦さん コメント
「企画が通った当初は、こんなドサブカルな本を初版2万部も刷って大丈夫かなと思っていましたが、田中圭一先生のイラストが決まり、原稿がある程度定まってきた時点で、不安は期待に変わっていきました。
実際、大変多くの方々に受け入れていただき、あっという間の10万部突破。著者ともども大変驚いています。ありがとうございます!」
『もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら』の一部を紹介
もしも村上春樹がカップ焼きそばの容器にある「作り方」を書いたら――
ツイッターで発信され、ネット上で大拡散されたあのネタが、太宰治、三島由紀夫、夏目漱石といった文豪から、星野源、小沢健二らミュージシャンまで、100パターンの文体にパワーアップして書籍化されました。読めば爆笑必至の文体模倣100連発。
さらにイラストは、手塚治虫をはじめとした有名漫画家の模倣を得意とするマンガ家・田中圭一氏の描き下ろしです!