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『マンガ&あらすじでつかむ! 60分でわかる カミュの「ペスト」』感染症に対し人間はどう行動すべきか

大竹稽さん著『マンガ&あらすじでつかむ! 60分でわかる カミュの「ペスト」』

大竹稽さん著『マンガ&あらすじでつかむ! 60分でわかる カミュの「ペスト」』

大竹稽さん著『マンガ&あらすじでつかむ! 60分でわかる カミュの「ペスト」』が、あさ出版より刊行されました。

 

“超長編”“超難解”カミュの『ペスト』が簡単にわかる!

感染症との闘いと不条理を描いたフランスのノーベル文学賞作家・アルベール・カミュの代表作『ぺスト』。

日本語訳文庫本にして450ページ以上にもなる超長編かつ超難解といわれるこの作品を60分で理解できるよう解説したのが本書です。

マンガ、あらすじ、著者の考察の組み合わせで、ストーリー全体、代表的なシーンを短い時間で理解することができます。

 
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、書店からの注文が殺到する事態に発展している『ペスト』ですが、興味はあるけど時間が無くてなかなか長編小説を読む時間がない人にもおススメです。

 

マンガ、人物相関図、解説で分かりやすく伝授!

本書では、『ペスト』のストーリーをより効率的に追えるように、マンガ、登場人物たちの相関図を掲載しています。

また、医学、フランス文学、共に精通している著者が、あらすじに加え、登場人物のセリフから読み取れる心の動きや行動も解説していることから、ペストの世界を分かりやすく伝える一冊となっています。

 

本書の構成

1.マンガでつかむ『ペスト』

2.あらすじでつかむ『ペスト』

解説. 優しさの自覚と、自由な選択

 

著者プロフィール

著者の大竹稽(おおたけ・けい)さんは、1970年愛知県生まれ。教育者、哲学者。思考塾(横浜市)塾長。

1989年名古屋大学医学部入学・退学。1990年慶應義塾大学医学部入学・退学。1991年東京大学理科三類入学・退学。2007年学習院大学フランス語圏文化学科入学・首席卒業。2011年東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻修士課程入学・修士課程修了(学術修士)、フランス思想を研究。その後、博士後期課程入学、カミュ、サルトル、バタイユら実存の思想家、バルトやデリダらの構造主義者、そしてモンテーニュやパスカルらのモラリストを研究(その後、中退)。博士課程退学後は建長寺・妙心寺などの禅僧と共に「お寺での哲学教室」や「お寺での作文教室」を開いている。専門分野は哲学、教育、禅(哲学と仏教(東西の思想)の融合 共悦・共楽・共生の思想家)。

編著書に『超訳モンテーニュ 中庸の教え』『賢者の智慧の書』(どちらもディスカヴァー・トゥエンティワン)など多数。

 

マンガ&あらすじでつかむ! 60分でわかる カミュの「ペスト」
大竹 稽 (著), 羽鳥まめ (イラスト)

超難解「ペスト」が、これ1冊で簡単にわかる!押さえておくべき代表的なシーンを、マンガ&あらすじで紹介。新型コロナ時代、何を考え、行動すべきか――。

フランスのノーベル文学賞作家アルベール・カミュの代表作「ペスト」を読めた気になれる解説本。マンガ、あらすじ、著者の考察の組み合わせで、ストーリー全体、代表的なシーンを知ることができる。

【出版社からのコメント】
withコロナ時代、私たちはどう考え、どう動くべきかがわかる本
人間としての自由、行動、選択とは何か。
オランという市(まち)で鼠が次々に死に始め、続いて、原因不明の熱病患者が発生、人々を恐怖に陥れた。市は閉鎖、解決策はなかなか見つからない中立ち上がった人々の物語。
感染症との闘いが他人事でない今、70年前のこの長編小説があらためて読まれている理由がわかります。

 


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