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『足の専門医が教える100歳までスタスタ歩ける足のつくり方』足の筋力を弱らせない1日5分の「スタスタ体操」とは

菊地守さん著『足の専門医が教える100歳までスタスタ歩ける足のつくり方』

菊地守さん著『足の専門医が教える100歳までスタスタ歩ける足のつくり方』

日本初の足の総合病院「下北沢病院」院長の菊地守さん著『足の専門医が教える100歳までスタスタ歩ける足のつくり方』が、アスコムより発売中です。

 

60歳以上の4割弱が寝たきり!?

日本整形外科学会が設立した「ロコモ チャレンジ!推進協議会」が、3月18日に発表した全国の男女5000人を対象にした調査の結果によると、コロナウイルスの流行が始まった2月上旬以降、60歳以上の女性の62.6%、男性の54.2%が外出の機会が減ったと回答しました。

さらに、自宅で動かないでいる状態(寝たきりや座りっぱなし)の人は、60歳以上の女性で39.6%、男性で36.4%にものぼります。

 
コロナウイルスに感染した場合、重症化しやすいのが高齢者と基礎疾患を持つ人なので、自宅にこもりがちになるのはやむを得ないことでしょう。

しかし、運動をしないと当然のように筋力は低下します。寝たきりの状態だと、筋力は1週間で10~15%も衰えると言われています。

 

足の筋肉をおとろえさせない「スタスタ体操」を紹介!

全身の筋力のなかでも、特に気になるのが足の筋力だと指摘するのは、日本初の足の総合病院「下北沢病院」の菊池守院長。

「高齢者は、ただでさえ、歩くだけで疲れたり、関節に痛みを感じたり、歩く際にふらついたり、転びやすくなっています。外出の機会が減り、足を使わなくなると筋力が低下し、さらに歩行が困難になる悪循環へと陥る危険性があります」(菊池院長)

 
そうした危険を防ぐのに効果的なのが、菊池院長が考案した「スタスタ体操」です。

名前のとおり、「いつまでもスタスタ歩ける足を作る」ための体操で1日約5分、朝に実践すると効果的です。歩くのに必要な筋力や柔軟性を最小限の動きで保てるように工夫されています。

歩くことは、高齢者の健康に重要な影響を与えます。
ある研究によると、1日8000歩ほど歩けば認知症、ガン、骨粗しょう症、糖尿病などの予防に効果があるとのことです。

自宅に引きこもってコロナウイルスの感染を防げたとしても、歩行困難が原因で別の病気にかかっては意味がありません。
ぜひ、誰でも簡単にできる「スタスタ体操」でコロナに負けない、筋力と体力をキープしてみてはいかがでしょうか。

 

著者プロフィール

著者の菊池守(きくち・まもる)さんは、2000年、大阪大学医学部卒業。国内の医療機関に勤務した後、米国ジョージタウン大学創傷治癒センターに留学し、足病学に出会う。

帰国後、佐賀大学医学部附属病院形成外科診療准教授を経て、日本初の足の総合病院「下北沢病院」院長に就任。
日本形成外科学会認定・形成外科専門医。高齢化社会が進み、足の疾患が増えるなか、日本ではまだなじみの薄い足病学の普及に尽力する。

これまでにトータル3万足を診察してきた経験に基づき、年齢に関係なくいつまでも自分の足で歩くための「足の若返りメソッド」を考案。「一般社団法人 足の番人」理事長。ウェブサイト「教えて、足病先生! 」の校長も務める。

 

足の専門医が教える 100歳までスタスタ歩ける足のつくり方 (健康プレミアムシリーズ)
菊池守 (著)

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